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ポッドキャスト番組『生きる、を耕すラジオ』配信開始、「WORK for GOOD」がリリースから1周年! グリーンズの活動レポート|2025年4月〜6月

みなさん、こんにちは。greenz.jp編集長の増村江利子です。2025年4月から6月までの3ヶ月分の活動をまとめて、「季刊グリーンズ」としてグリーンズの”いま”をお届けします。

現在のgreenz people数は、576名。日本各地に「一人ひとりの暮らしから社会を変える仲間」が少しずつ増えていて、とても嬉しく思っています。いつもあたたかいサポートを、本当にありがとうございます!

私たちが日々、greenz.jpというメディアを通じた活動ができているのは、みなさんのおかげです。心からお礼の言葉をお伝えしつつ、グリーンズの活動内容や様子をご報告します。

greenz.jp編集長 江利子からのメッセージ

4月に組織をあらたに、新メンバーでスタートしたグリーンズ。副編集長に村崎恭子さんを迎え、5月には合宿と称してみんなで兵庫運河へ行きました。兵庫運河で地域のみなさんと環境再生に取り組む神戸の漁師・糸谷謙一さんにお会いして、環境再生のこと、糸谷さんが手がける「兵庫運河の自然を再生するプロジェクト」の成果や、取り組んでもまだなお残る海の課題など、さまざまなお話を聞きました。

みんなで学びを深めて、次はこの人に取材に行きたいねと話したり、グリーンズの役割ってなんだろうと語り合ったり。グリーンズメンバーは日本各地にいて、基本はリモートワークなので、貴重な対話の時間でした。こうやって学びながら、自分たちもアップデートしていけたらと考えています。

さて、グリーンズのポッドキャスト番組『生きる、を耕すラジオ』は、もう聴いていただけましたでしょうか?

共同代表の正太郎くんと私で、どんな場所に取材に行って、そこでどんな学びを得たのか、そうした記事には載らない一次情報を共有するポッドキャストとして、毎週水曜更新でお届けし始めました。

毎週!はやってみると大変ではあるのですが、行く先々で「聴いてます」と言ってくださる人に会って、とても励みになります。

こんなテーマで話してほしいという要望はもちろん、質問や感想など、ぜひお寄せくださいね。

お便りはポッドキャスト番組トップページのフォーム欄より。採用された方には、二人が独断と偏見で選書した書籍をプレゼントしています◎今後も、どうぞお楽しみに!

グリーンズ共同代表 正太郎からのメッセージ

「働く」で社会を変える求人サイト「WORK for GOOD」がリリースから1周年を迎えました!人間性・社会性・経済性を両立する「やりがいのある仕事」だけを紹介するサービスとして1年間歩んできましたが、60社を超える社会的企業の求人を紹介しながら、実際にそのような会社で働く人も生まれています。

試行錯誤を続ける中で分かったのは「パーパスフィット」の大切さです。企業の存在意義と、個人の働く意義が重なることで、いい社会をつくることに繋がる。1周年を機に「パーパス転職」というコンセプトも新たに掲げました。

まだまだ道半ばですが、2年目もGOODな働き方を広めるべく頑張ります!

数字で見るグリーンズ

greenz.jpの記事数:24本
(内、greenz peopleのみなさんの支えによって掲載した記事:15本)

PV数:391,849

イベント数:8件

イベント参加者総数:464人

4〜6月公開で最も読まれた3つの記事はこちら

【1キロからわずかスプーン1杯。江戸の旅人も疲れを癒した「梅肉エキス」のつくり方】

梅雨の前、丸々とした実をつける梅の木。人手不足などの要因により、手付かずの梅の木を見掛けることも少なくありません。疲労回復、消化促進、免疫力向上など、健康効果の高さで知られる梅が活かされないのは、実にもったいない。古来から伝わる「梅肉エキス」をつくり、自分や身近な人たちをケアするレシピをご紹介します。

【“違いを認める” から “同じを見つめる”へ。先住民族の声を託され続けるジャーナリスト・下郷さとみさんの「アマゾンは “里山”だ」という視点】

「彼らが生きる社会は私と大きく違う。けれど、深く関われば関わるほど、その当たり前の違いの中に『ああ、同じだな』という共通点が、立ちのぼってくる気がするんです」
30年以上にわたりブラジルの都市の貧困地区・ファベーラや先住民族保護区をフィールドに取材を続けるジャーナリスト、下郷さとみさんにお話を聞きました。

都会か田舎かの二元論じゃない。自分なりの距離感で佐渡市と関わる3人に聞いた、地域との関わり方【「トキと酒 in 東京」トークレポート】

東京・蔵前で開催された、佐渡島の風景・雰囲気・文化・食を楽しむイベント「トキと酒 in 東京」のなかで、「都市と地方を交差させることで新しいカルチャーを生み出す」というテーマでトークイベントが開催されました。移住や二拠点生活に悩める方々へのヒントにもなった、当日のトーク内容をお届けします。

greenz.jpに掲載した記事一覧

2025年04月
山と共に、生きる。秋田県阿仁地域のマタギ・鈴木英雄さんに聞く、命をいただき、つなぐということ
紛争や分断が加速する世界で、沖縄、そして日本が果たすべき役割とは。うむさんラボ・比屋根隆さんが仲間とつくる、未来へのミチシルベ
アマゾンの森を守ることは、すべての人が他者の人生を尊重することからはじまる。ヴァンダ・ウィトトさんと考える、先住民族のいま
都市型農業で、街の景色をひっくり返そう。自分たちの手で未来を耕す「アーバンファーマーズクラブ」の冒険 #求人
家族は、ちいさな私たちの平和活動。中村暁野さんが、8年間欠かさず「家族の日記」を書きつづける理由
全て自分で決めるから主体的になれる。子どもの知的好奇心を呼び覚ます、高砂キッズ・スペースの「こどものまち」
なぜ自作したくなるのか。乳酸発酵飲料から考える、つくる喜び
からだのことは自分軸で決めていい。産婦人科医とともに考える、しんどさを我慢しなくて いい生き方
日本を芸術文化大国にする。「豊かさ」を再定義してコミュニティに伴走する、オシロの挑戦 #求人

2025年05月
人が昆虫のためにつくる「インセクトホテル」! 生物多様性を守り、自然も人も健やかでありつづける社会のためにできること
200年をかけて、森を育てるということ。青森ヒバの実験林で柴田円治さんが見つめたもの
DEFENDERは日本の災害支援や環境活動の“足”になる車だ。“不可能を可能にする”挑戦者を支えていく「DEFENDER AWARDS」初開催にかける意志
食べ方を変えれば、人の価値観、そして社会が変わる。ドキュメンタリー映画『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』と、その制作者たちが贈るメッセージ
“違いを認める” から “同じを見つめる”へ。先住民族の声を託され続けるジャーナリスト・下郷さとみさんの「アマゾンは “里山”だ」という視点
「リジェネラティブ・バイイング」で化粧品業界から変革を起こす。自然環境も地域社会も再生へと導く、LUSHの実践
10年間続いてきたのは“暮らしの延長”に場を開いたから。神戸市長田区「したまちのえきロッケン」が新たに始めた、仲間とともにまちの文化を支える仕組み
残された楽園で、違法な森林伐採に抗う人たちが命がけで問いかけるものは。ドキュメンタリー映画『デリカド』が突きつける人間の未来

2025年06月
「人間は地球にとって”悪者”なのか?」映画 『Re-member』監督・古波津陽さんの問いを解したパーマカルチャーの考え方とは【前編】
「パワフルなストーリーを共有できれば、世界は変わるかもしれない」映画『Re-member』監督・古波津陽さんが、共生革命家・ソーヤー海との対話から得たヒント【後編】
1キロからわずかスプーン1杯。江戸の旅人も疲れを癒した「梅肉エキス」のつくり方
都会か田舎かの二元論じゃない。自分なりの距離感で佐渡市と関わる3人に聞いた、地域との関わり方【「トキと酒 in 東京」トークレポート】
あなたが“自分の生き方を表現する”ならどんなお店?全国の仲間とつながり、自分らしい商いを考える「ローカル開業カレッジ」第二期がスタート
企業の社会貢献部門から始まった国際協力団体「アクセス」はなぜ自立できたのか。“顔の見える関係”が生み出す、若者の共感と行動の輪
世界を歩く9歳の難民少女が見た、悲しみと希望。映画『ザ・ウォーク~少女アマル、8000キロの旅~』を通して知る、難民の過酷な道のり

開催イベント一覧

2025年04月
・2025.04.05 リジェネラティブデザインカレッジ 2025 〜自然環境を再生して、社会と私たち自身もすこやかさを取り戻す〜(参加人数:97人)

2025年05月
・2025.05.10 連載「暮らしの変人」取材ツアー参加者募集! 平日は都内でサラリーマン、週末は森で縄文人!?「週末縄文人」と一緒に縄文の暮らしを体感しませんか? (参加人数:7人)
・2025.05.17 【リジェカレFW】環境再生ツアー~先人に学び、自然のつながりを学ぶ~in安房大神宮の森(参加人数:35人)
・2025.05.31 パーパス転職DAY 〜やりがいのある仕事を考える一日〜 presented by WORK for GOOD(参加人数:103人)

2025年06月
・2025.06.07 【リジェカレFW】リジェネラティブデザイン・ワークショップ in クルックフィールズ(参加人数:15人)
・2025.06.25 めぐる社会のつくりかた〜 循環をデザインする仕事とは? presented by WORK for GOOD(参加人数:120人)
・2025.06.25 【無料説明会】ローカル開業カレッジ 第2期(参加人数:35人)
・2025.06.28 【リジェカレFW】不耕起栽培農場ツアー in SHO Farm(受講生限定プログラム)(参加人数:26人)

「一人ひとりの暮らしから社会を変える仲間」を募集中!

あらためて、いつもgreenz.jpをご覧いただきありがとうございます!

非営利メディア「greenz.jp」は、2006年7月の創刊から、寄付会員「greenz people」のみなさんの支えによって、7,500本以上の記事を制作し、無料で公開してきました。

グリーンズの記事やイベントを通じて価値観や暮らし、仕事が変わったという声を伺えることも増えてきて、greenz peopleのみなさんからのご支援が、「一人ひとりの暮らしから社会を変える」ことにつながっているように思います。

「生きる、を耕す。」を合言葉に、一人ひとりの暮らしを通じた行動が社会を変えていくことを目指して、新しい時代に必要な価値観やメソッドをお届けし続けるために、新たな仲間も募集中です!

グリーンズの探求本「生きる、を耕す本」や、限定メールマガジン、参加型編集部など、greenz peopleのみなさんだけにお届けする企画もご用意しています。

この機会にgreenz peopleへの参加を検討いただける方は、ぜひ以下より詳細をご覧ください!

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