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DEFENDERは日本の災害支援や環境活動の“足”になる車だ。“不可能を可能にする”挑戦者を支えていく「DEFENDER AWARDS」初開催にかける意志

[sponsored by DEFENDER]

世界には人びとの健康や地球環境を支えるため、厳しい環境で活動している団体が数多く存在します。

食料不安や紛争などの危機に瀕した地で医療を提供するNGO、災害救助の最前線で活動するボランティア、絶滅の危機に瀕した野生動物を守る保護団体……。ひび割れた荒地や傾斜の激しい山道など、時には道なき道を走らなければならない彼らの活動には、困難な道を切り開くための「足」が必要です。

そんな現場で長年活躍してきたのが、イギリスの自動車メーカー・ランドローバーの「DEFENDER(ディフェンダー)」。急勾配の坂や泥道のような悪路でも走り抜けるパワーと高い耐久性を誇るこのSUVは、世界中の困難な環境で人道支援や環境保護を続けるさまざまな団体のパートナーとなり、活動を支えてきました。

そして2025年、DEFENDERは、各地で社会貢献活動を行うより小規模な団体やプロジェクトを継続的に支援するグローバルなアワード「DEFENDER AWARDS」を初開催します。

本アワードは、日本各地の小規模な非政府または非営利団体からのエントリーを受け付けます。国内の地域で日々活動している小さな団体に、そのチャンスの扉は開かれています。

なぜ、ラグジュアリーなイメージのあるDEFENDERが、このようなアワードを主催するのでしょうか?「DEFENDER AWARDS」の取り組みと、DEFENDERの想い、日本の団体と取り組む可能性などを伺いました。記事の末尾では、アワードの募集要項も紹介します。

不可能なことに挑戦し続けるヒーローを支援したい

DEFENDERにとっても初めての試みとなる「DEFENDER AWARDS」。

DEFENDER AWARDSの担当者は、その起こりを次のように話します。

担当者 これまでDEFENDERでは、優れた走破性を活かし、人道支援や環境保護活動を行う団体を長年サポートしてきました。例えば、赤十字社とは約70年間、自然保護慈善団体の「Tusk」とは約20年間パートナーシップを組んでいます。

DEFENDERのブランドコンセプトは、「不可能を可能にする」。「冒険」と「社会貢献」をその中核とし、「事業展開する地域社会にとってのライフライン」であり続け、日々不可能なことに挑戦するヒーローたちを支援しています。

DEFENDERを通じて、日々果敢に挑戦し続ける団体やプロジェクトを支援したい……。これまでの歴史をもとに、世界中のより多くの、そしてより小さな団体にも支援の手を伸ばす方法を模索した結果、今回の「DEFENDER AWARDS」が企画されたのです。

「DEFENDER AWARDS」は、日本を含め、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、イタリア、南アフリカの7カ国で展開されます。

Defenders of Humanity(社会的弱者の支援)」、「Defenders of the Sea(海洋種・沿岸環境の保全・回復)」、「Defenders of the Land(環境保護・保全・再生)」、「Defenders of the Wild(絶滅危惧種の保護・保全)」の4つのカテゴリを設け、全カテゴリを通じて、合計7団体が選ばれます。

各国からそれぞれ受賞団体が選ばれるため、日本からも必ず1団体が選ばれる予定です。

受賞団体には、活動のためのDEFENDER車両が1台贈られるほか、支援金や専門家によるメンタリングプログラム(希望制)など、総額100万ポンド(約1億円)以上の支援が提供されます。受賞団体がより効果的に活動できる環境を整えられる点が特徴です。

70年以上の歴史が生んだ、道なき道をも行けるSUV

そもそもDEFENDERとは、どのような車なのでしょうか?

そのルーツは1948年に発売された、初代「LAND ROVER SERIESⅠ」まで遡ります。悪路走破性に優れたモデルとして開発され、その耐久性と堅牢性の高さが評価を受け、世界中に普及。その後モデルチェンジを重ねながら「SERIES II」「SERIES III」へと進化し、1990年に「DEFENDER」という名称が正式に採用されました。

1948年に発売の初代「LAND ROVER SERIESⅠ」

発売以来「GO ANYWHERE. DO ANYTHING. (どこへでも行ける、何でもできる)」というフィロソフィーを持ち、過酷な環境を走破できるSUVとして、その想いは現在のモデルに至るまで受け継がれています。

担当者 DEFENDERは冒険心を原動力にしており、他の車では踏み入ることのできない場所にも行ける車です。川の中も山道も、岩場でも泥道でもぐんぐん走ることができる、まさに「不可能を可能にする」車なんです。

現在の最新モデルでは、「90」「110」「130」の3種類がラインナップ。水深90cmまでの川を渡ることができたり、45度の急傾斜でも自動で走行することができたり。牽引力も最大3.5トンと優れており、山中や災害現場などで重量物を輸送しなくてはならない場面でも活躍します。

またDEFENDERが世界中で信頼されている理由の一つが、その耐久性の高さ。

担当者 サウジアラビアの砂漠を走る、ダカール・ラリーという世界一過酷なラリーレースがあるのですが、2026年からDEFENDERもワークスチームとして参戦することが決まっています。車は人びとの活動を支えるパートナーであり、その妨げになってはいけないと思います。DEFENDERは決して足手纏いにはならないという自負があります。

堅牢なアルミニウム製モノコックボディは、マイナス40℃の極寒地から50℃を超える灼熱の砂漠まで耐えられるよう設計されています。オールアルミニウムのボディにすることで車体の重量が軽減し、燃費も向上。また、100万kmを超える悪路を走破する耐久テストもクリアしており、その堅牢性は世界トップレベルです。

強力なパートナーとして、人道支援や自然保護を推進してきた

DEFENDERを通じた社会貢献活動の起源は、今から約70年前。1954年、英国赤十字社の看護師たちとともにドバイとケニアの辺境地域に送られた2台のDEFENDERが、現地で必要とされていた医療・福祉サービスを提供したことから始まりました。

1968年、ナイジェリアにて。ビアフラ戦争の内戦の影響で、危機に瀕している地域に到達するためにDEFENDERが提供された

今日まで50カ国を超える国々で200万人以上の人々を助けてきた、70年以上に渡って続くこの協力関係は、世界で最も息の長いパートナーシップのひとつです。

ケイマン諸島にて。2008年に襲来し大災害をもたらした「グスタフ」「パロマ」のハリケーン。島周辺での緊急事態に対し、支援者の移送のためにDEFENDERが活躍した

イギリスでは2020年、新型コロナウイルスによるロックダウンで孤立してしまった家庭に食料を届け、僻地に個人防護具やワクチンを輸送する際にDEFENDERが利用され、多くの人びとの命を救う一助となりました。

また、20年以上にわたりアフリカの自然保護団体「Tusk」と協働し、絶滅危惧種の保護活動を支援。5,000万ヘクタール以上の生息地を保護し、40種以上の絶滅危惧種の保護を推進してきました。

アフリカや南米では、野生動物の密猟が深刻な問題となっていますが、彼らが活動する地域は、通常の車両ではアクセスが難しい場所ばかり。DEFENDERは、ジャングルや砂漠などの厳しい環境でも走行できるため、レンジャーや保護団体にとって欠かせない存在となっています。アフリカのサバンナでは、DEFENDERを使って野生動物の監視活動が行われており、象やサイなどの保護に貢献しているのです。

その他にも、災害支援やレスキュー活動など、DEFENDERは世界各国の現場で活躍しています。​不可能を可能にする。DEFENDERの堅牢な車体と卓越した走破性は、人道支援や自然保護を推進するための強力なパートナーとして、歴史を切り開いてきたのです。

自然災害が多い日本だからこそ、高い走破性を持つ「足」になれる

自然保護や人道支援の分野において、世界的な動きには注目が集まりやすい一方、地域での小さな取り組みは注目を集めにくく、十分な支援を受けにくい現状があります。しかし、そんな小さな取り組みこそ、地域を支えていることも事実です。

地震や台風などの自然災害が多い日本では、被災地へ迅速に駆けつけ、救助活動を行う団体が多くの命を救い、生活を再建してきました。被災地の奥地まで物資を運んだり、負傷者を搬送したりする団体には、高い走破性を持つ「足」が必要です。

実際に2024年末、能登半島地震で被害を受けた地域の警察署に、悪路や雪道にも対応できるようSUV車が配備されたそうです。また国内の山間部や離島など、医療アクセスが限られた地域で活動する医療支援団体では、医療物資の輸送や移動診療にSUV車が活用されています。

災害が多い上に森林が国土の3分の2以上を占め、山中の道が多い日本こそ、DEFENDERとの親和性は高いはず。そうした状況を受け、グローバルプロジェクトである「DEFENDER AWARDS」に日本も立候補で参加し、展開されることになりました。

担当者 日本ではアウトドア好きやアクティブな方を中心に、DEFENDERをご愛用いただいています。日々の生活のなかで、DEFENDERの悪路走破能力をご体感いただく機会は少ないかもしれませんが、DEFENDERは「不可能を可能にする」ブランドであることをあらためて伝えていきたいと思っています。

その世界観をきちんと訴求するためには、ただ楽しくて走破性が良いということだけではなく、やはり「誰かや何かの役に立つ車なんだ」というメッセージを伝えることも大事だと思っています。現在のDEFENDERのオーナーのみなさんにも、これからこの車を買おうと思っていらっしゃる方にも、ブランドのことを胸を張って好きでいていただきたいですから。

もちろん災害支援に限らず、日本においても今回募集する4つのカテゴリに関わる現場で活躍する団体は数多くあります。荒れた森に手を入れたり、奥山の水源を再生させたり、野生動物を保護し生物多様性を守ったりと、グリーンズでも多くの団体を紹介してきました。そうした団体にとっても、DEFENDERは活動時の「足」となり得るのではないでしょうか。

DEFENDERと共に、不可能を可能にする

DEFENDERは単なるSUVではなく、世界中の人々の挑戦を支える車です。その歴史は、冒険者だけでなく、人道支援や環境保護に取り組む団体とともに歩んできました。

「DEFENDER AWARDS」を通じて、新たな支援の形を生み出し、世界の小規模団体とともに未来を創造していく。アワードへのエントリーは、2025年4月15日に募集が始まり、6月17日午前8時59分が締め切り。その後、1〜3次審査と、グローバル審査を経て、10月末頃に受賞団体が発表されます。その後日本国内もしくは海外で授賞式を開催予定とのこと。詳細なエントリー方法や応募条件については、公式サイトにて公開されています。

担当者 私たちも、日本国内の現場でDEFENDERがどのように使われていくかに興味がありますし、その可能性を知りたいです。車を贈呈して終わりではなく、受賞団体や応募団体のみなさまとは、今後も関係性を持っていきたいなと思っています。

筆者の私は、新潟県の農村で生まれ育ちました。小学生の頃、水害や震災の被害を受けたとき、たった1kmほどの通学路が、徒歩では険しく遥かな道のりに感じたことをよく覚えています。人口減少と高齢化が進み、電車とバスだけではアクセスできない地元で暮らし続ける両親のことを考えると、また万が一のことがあったらと心配になります。

だからこそ日本では、大きな組織の力だけではなく、素早くコンパクトに動くことができる地域団体の力が必要なのだと感じています。そしてそんな団体にこそ、ぜひ本アワードに挑戦してほしいと切に願います。DEFENDERはあらゆる困難を切り開くための頼れる「足」になり、不可能を可能へと変えていってくれるはずです。

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(画像提供:DEFENDER)
(編集:村崎恭子)

– INFORMATION –

現在「DEFENDER AWARDS」の応募受付中!
日本各地で“不可能を可能にする”挑戦をする団体からの応募をお待ちしています。

<日本での応募対象>
日本国内で人道支援または環境保全活動のプロジェクトに重点的に取り組んでいる小規模な非政府または非営利団体。

<応募期間>
2025年4月15日午前11:00〜2025年6月17日午前8:59

<応募方法>
専用サイトの「応募する」ボタンより、ご応募ください。

<説明会の開催>
オンラインでの応募説明会を5月21日(水)11:00~12:00に開催予定。
参加希望の方は、da_japan@hitoshizuku.co.jpまでメールでご連絡ください。