greenz.jpの連載「暮らしの変人」は、固定観念にしばられず、新しい何かをつくりだそうと探究している人たちを愛を込めて「変人」と呼び、彼ら彼女らとの出会いから、自分の価値観を揺さぶり、新しい暮らしのヒントを持ち帰る連載です。
その第4回目の取材ツアーが決定しました!神奈川県茅ヶ崎市でおそうじ劇場を運営されている河辺たけひろさんです。
※暮らしの変人連載についての詳細は、このページの後半をご覧ください。
好むと好まざるとに関わらず、誰もが日常で少しはしているであろう掃除。
例えばお風呂掃除。どんな風にしていますか。
洗剤をシュッとスプレーして、スポンジでゴシゴシ擦り、シャワーでサーっと流す。
そんな感じが一般的だと思います。
そこで「実は、洗剤を使わない方が綺麗になる。そして、家の掃除の大半は水だけでできる。」と聞いたらどう思いますか。
「本当に洗剤を使わないで綺麗になるの?」と思いますよね。
そして本当に綺麗になってしまった暁には「今まで買った洗剤代返せ」と思います(笑)
それから「では、なぜ洗剤を使うことが当たり前だったのだろう」と思い、家を見渡すとトイレ用、お風呂用、食器用、洗濯用とたくさんの洗剤があることに気がつきます。
私は以前、お掃除ワークショップに参加したことがあるのですが、便器を素手で洗っているのに驚いたところ、「考え方によっては、うんちより合成洗剤の方がよっぽど汚い」と言っていたのが印象的でした。
そうやって掃除から「ライフスタイルの提案」をしているのが河辺さんです。
河辺さんは合成洗剤、化学薬品を使用しないナチュラルなハウスクリーニング専門店「お掃除劇場」を運営しながら、自らの暮らしでも化学物質を摂取しないケミカル・ゼロを実践されています。石鹸や台所用洗剤はもちろん、食品添加物も一切取らず、ご自宅ではほぼ100%自炊。さらに洗濯機も炊飯器も冷蔵庫もないそうです。
そう聞くとすごくストイックに思えますが、一方で、おそうじの現場までは車で移動し、スマートフォンやパソコンも使われています。掃除の道具を入れるコンテナボックスはプラスチックです。
だから自分は「ゼロ・エミッション(人間の経済活動によって生じる、環境に負荷を与えるような物質を全く排出しないこと)ではない」と言い切ります。
現代社会に生きる私たちは大なり小なり、地球環境に負荷を与えながら仕事や暮らしを営んでいます。エコな暮らしを実践しようとすればするほど、そのジレンマの中で悩むことも。
では一体私たちはどこで折り合いをつけるのか。今回の取材がみなさんそれぞれにとってのいい塩梅を見つけるきっかけになったらと思っています。
「汚い」とはなんなのか。「ケミカル(化学物質)」とはなんなのか。
私たちの暮らしと地球環境のいい塩梅とは。
そんな暮らしを取り巻く、そもそもの話をしてみませんか。
自分たちに優しいものは、地球にも優しい。
きっと私も含めみなさんの価値観がぐらぐらと揺さぶられることでしょう。
今回は次の日から自分の暮らしで実践できるよう、実際にみんなで掃除をしてみるナチュラルクリーニングのワークショップも行います。
この機会にぜひ一緒に体感しましょう!
今回の取材&お掃除ワークショップは、グリーンズスタッフ小倉の自宅にて開催します。
茅ヶ崎の海まで徒歩10分ですので、終了後は海への散歩もおすすめです♪
こんな体験ができます
・取材に同行。時代の最先端をゆく、暮らしのつくり手と出会い、直接話を聞ける!
・ライターさんのインタビューを身近で学べる。
・ナチュラルクリーニングを体験できる。
・編集会議に参加して、一緒に特集をつくれる(greenz people限定)
・関心の近い人やグリーンズのメンバーとつながれる。
旅のメンバー
取材を受けてくれる方
お掃除劇場代表。1967年1月22日生まれ。
1991年より作曲家、ミュージシャン、音楽プロデューサーとして活動。
1998年より、音楽制作会社を経営。
2008年、事業の失敗、会社の倒産、8ケタの借金を抱えたことをきっかけに、鬱病で3年間、寝込む。
2011年3月11日、東日本大震災をきっかけに目が覚める。社会活動を再開。
2016年より包丁研ぎの出店業務を開始。同時期に、ハウスクリーニングを個人事業でスタート。
2021年1月、おそうじ劇場を株式会社化。
2023年1月、個人事業に組織変更
ライター&カメラマン
フォトグラファーの廣川慶明と縄文ライター草刈朋子からなる縄文探求ユニット。ともにNPO法人jomonismにて縄文イベントの企画と運営に関わるほか、全国の縄文遺跡や博物館を旅しながら各地の縄文のカタチ、環境をフィールドワークしている。縄文好きが高じて、この夏より、縄文遺跡を多数内包する武蔵野台地上に引っ越し、都会暮らしと縄文のハイブリット化を目指している。
https://www.facebook.com/nawatoyajiri/
グリーンズメンバー
過去の取材ツアーの様子
ツアー概要
【日時】
2023年10月22日(日)10:30-15:30
【スケジュール】
10:30 参加者集合&参加者自己紹介
10:45-12:15 お掃除ワークショップ
12:15-13:00 ランチ(スタッフ小倉の自家製ランチを食べながらお掃除談義)
13:00-13:30 自由時間(河辺さんシエスタ)
13:30-15:00 greenz.jpライターによるインタビュー
15:00-15:30 参加者からのお礼を込めた感想共有
15:30 解散
※雨天決行
※スケジュールは天候や現地状況に応じて一部変更になる可能性があります。
10/3(火)12:00-13:00で取材前の編集会議(オンライン)を行います。
ご都合のつく方はそちらもご参加ください。
※会議に参加できるのはgreenz peopleのみとなります。
【参加費】
大人(greenz people)7,000円
大人(一般):9,000円
子ども(12才まで)2,000円
含まれるもの:プログラム参加費、ランチ代
以下自己負担です。
現地までの交通費
greenz peopleはグリーンズの寄付会員制度(月額1,000円)です。
greenz peopleになると会員価格でご参加いただけます。
詳細・ご入会はこちらから!
【持ち物】
雑巾
掃除しやすい服装でお越しください。
【会場】
グリーンズスタッフ小倉の自宅
神奈川県茅ヶ崎市東海岸北(ご住所はお申込み後にお伝えいたします。)
茅ヶ崎駅徒歩18分(駅からバスもあります。南口2番乗り場からバスに乗り「駐在所前」下車徒歩1分)
駐車場はありません。駐輪場はございます。
【定員】
10名
【申込締切】
10/18(水)
【キャンセル規定】
時期に応じて下記の割合でキャンセル料がかかります。
開催開始日の前日から起算して30日〜3日前:参加費の20%
開催開始日の前々日及び前日:参加費の50%
開催開始日当日(旅行開始前):参加費の50%
開催開始後の取消または無連絡参加:参加費の100%
新連載「暮らしの変人」とは。
これからのあたり前は、いまの変。
グリーンズが愛を込めて「変人」と呼ぶ人たちは、これまでの固定観念にしばられず、真剣にまじめに、そして楽しく、新しい何かをつくりだそうと探究している人たちです。
「ぱっと見は変だけど、よく話を聞いてみると、どうやら本質的なことを言っている気もする」。
「もしかして、変だと思っている自分が実は変だったのかもしれない」。
愛すべき変人たちとの出会いから、自分の価値観を揺さぶり、新しい暮らしのヒントを持ち帰る連載です。
これまでわたしたちが「あたり前」だと思っていた価値観や暮らしをガラッと変えるために、「変人」に出会う旅をしませんか?
一緒に探究してくれる「ピープル編集部」のメンバー募集!
「暮らしの変人」は、greenz people(NPOグリーンズの寄付会員)のみなさんと一緒につくっていく連載です。
連載の中で、一緒に取材に行ったり、一緒に記事をつくったりしながら、連載が終わった時には気づけば、自分の”暮らし”に対する意識や、暮らしそのものが変わっていた、そんな体験になるはずです。今、グリーンズが本気で探究したい”暮らしから社会をつくる”特集、グリーンズメンバーもとってもわくわくしています。ご参加お待ちしています!
活動内容
・Slackコミュニティ「ピープル編集部」への参加(ピープル編集部のコミュニケーションはSlackで行います。)
・取材同行(参加したい回だけでOK)
・編集会議参加(〜事前顔合わせ〜取材〜事後の報告&感想共有+次回の取材先について〜)
※1〜2カ月に1回の頻度で取材&編集会議を行います。
※自分の興味のある取材先の回だけの参加や、「取材同行はできないけれど編集会議だけ参加したい!」もOKです。お気軽にご参加ください。みなさんと一緒に連載をつくるのをとっても楽しみにしています。
こんな体験ができます
・取材に同行。時代の最先端をゆく、暮らしのつくり手と出会い、直接話を聞ける!
・ライターさんのインタビューを身近で学べる。
・編集会議に参加して、一緒に特集をつくれる。
・全国のピープルやグリーンズのメンバーとつながれる。
参加方法
すでにgreenz peopleの方
greenz peopleのオンラインコミュニティ(Slack)内の「ピープル編集部チャンネル」にご参加ください。
Slackの検索窓で「ピープル編集部」と検索してください。
※Slackへ未参加の方は4月3日付「ピープル編集部へのお誘い」のメールマガジンまたはご入会時のご案内メールからご参加ください。
これからgreenz peopleになる方
1. 専用ページからgreenz peopleになる
2. ご入会完了のご案内メールに記載されているリンクからgreenz peopleのオンラインコミュニティ(Slack)に参加。
3. Slack内の「ピープル編集部チャンネル」に参加してください。
※うまくできない場合はpeople@greenz.jpまでお気軽にご連絡ください。