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都心に住みながら地元に貢献するには?”Living in TOKYO, Loving JIMOTO”な人々を紹介する「リビラビ!」

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日本の首都と呼ばれる東京都の人口は約1,300万人(2012年1月 東京都総務局調べ)と言われていますが、住む人の出身地も東京都とは限りません。それぞれの故郷を離れて東京で働く人々が盆正月に故郷へ戻る帰省ラッシュは季節の風物詩にもなりつつあります。

そんな東京圏(東京、千葉、神奈川、埼玉)の人口の約3割が、地方から出て来て生活を営む人々だそうです。かたや地方都市は若者離れが問題となっていて、地方出身者が都会で卒業後に地元に戻る、Uターン就職などの言葉が生まれて来ました。

しかし、地元に貢献する方法は地元に戻る事だけなのでしょうか?

東京に在住して働きながら、地元を活性化する方法を模索する。そんな都市部に住みながら地方に活動の場を広げる人々にスポットを当て、その活動を発見・蓄積・啓蒙する「リビラビ!」という団体があります。

Living in TOKYO, Loving JIMOTO = リビラビ

リビラビ!とは、Living in TOKYO, Loving JIMOTOな人物、都市部に住みながら地方へ活動の場を広げる人々を意味していて、新しい都市と地方の関係と鍵になる人物を紹介しています。

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その人選は幅広く、四国のネットワーク「Home Island Project」代表の岡田さんに始まり、greenz.jpでもご紹介させて頂いた秋田の若手米農家「トラ男」プロデューサーの武田さんなど、さまざまなジャンルのリビラビ!な人々が登場しています。

離れたからこそ魅力がわかる

彼らに共通しているのは、東京に住んでいる彼らが情報発信の鍵となっている事です。

トラ男」の武田さんが実践するあきたこまちのインターネット販売システムは、東京でお米を買ってもらってお金が秋田に入ってくるという仕組み作り。一見すると普通の流通のように見えますが、若手農家の顔が見える直販の仕組み作りは、秋田出身で東京にいるからこそ可能な“生産者と消費者をつなぐ”活動です。

四国を愛するネットワーク「Home Island Project」代表の岡田さんは、東京にいる四国出身の方々をつなぐことで、四国ブランドを内外から世界へ発信しています。同じ郷里の人どうしが不思議と仲良くなれる同郷のよしみは、様々な出身地の人が集まる都会だからこそなおさら大切に感じるのかもしれません。

そして、登場しているリビラビ!な人の多くが「都会に出て来るまでは、地元は何もなくてつまらない場所だと思っていた」と言っています。華やかで何もかも揃う都会への憧れと、のんびりとした地元への不満。しかし、都会に来た事で地元愛が芽生え始めて、地元と都会を繋ぐ活動へと向かい始めようと思ったそうです。

離れたからこそわかる魅力。地元と都会を繋ぐ事で、どっちも良くなる仕組みを作る。さらに、地元出身者だけでなく、東京出身者が地元へと飛び出していき、ノウハウやスキルの伝道師として活躍する事も増えているとか。

リビラビ!の紹介でそんな人達がたくさん発掘されていけば、地方と都市との対立した関係も少し柔らかくなるかもしれません。みなさんも地元愛を見つめ直してリビラビ!な人になったり、あなたの周りのリビラビ!な人を探してみませんか?