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4 years ago - 2012.11.05

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街のゴミをアート作品に!パッケージデザインの力を信じるアーティストのプロジェクト「NYC Garbage」

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みなさんは、自分の信じていることを卑下されて、いやな思いをしたことはありませんか?中にはその分「見返してやろう!」という気持ちになった方もいるかもしれません。上の写真のニューヨーク在住のアーティストJustin Gignac(ジャスティン・ジニャック)さんも、否定された思いをアートとして昇華させたひとりです。

彼が始めたのは、「ニューヨークの街に落ちているゴミをパッケージとして売る」ということ。どうして彼はそんなことをはじめたのでしょうか?

すべてのはじまりは、ジャスティンがかつて一緒に働いていた仲間にパッケージデザインの重要性を見くびられたこと。彼は1人のアーティストとしてそれを受け入れることはできず、仲間の言い分が間違っていることを証明するため思索にふけました。そして彼はパッケージデザインの力を信じ、普通の人が決して買いそうにないものをデザインの力で売れるものにしようと心に決めたのです。


ニューヨークのまちのゴミのキューブ:50ドル

考え抜いた末に彼が立ち上げたのが、シンプルなキューブにゴミをいれて販売する「NYC Garbage」というプロジェクトでした。2001年からスタートし、今まで1,300個ものキューブを売り上げたのだとか!


同性婚合法化記念キューブ:100ドル

面白いのは、イベントにちなんだ限定品。オバマ大統領就任、タイムズスクエアでの大晦日、最近ではニューヨーク州での同性婚が認められたことを記念した限定キューブなどがラインナップとして並んでいます。


オバマ大統領就任記念キューブ:100ドル

パッケージの力で新たな価値を与えただけでなく、これを目にする人たちにまちのゴミ問題への関心も引き出すまさに一石二鳥のデザイン。中身が透明だからこそ、京都編、海士町編、石巻編など、いろんなバリエーションが生まれると楽しそうですね。ぜひ「NYC Garbage」のウェブサイトをのぞいてみて、お気に入りのキューブを探してみてください!

[NYC Garbage via psfk]

(Text: 佐藤慶一)

writer ライターリスト

佐藤慶一

佐藤慶一

1990年生まれ、佐渡出身。 NPOメディア「テントセンMagazine」や途上国メディア「トジョウエンジン」の編集など、NPOの情報発信に関して色々と取り組んでいます。

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