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信念の野糞、発達障害と家族、限界集落のパティシエ。ヒットした新着記事、今も読まれ続けている記事から、greenz.jpの2023年を振り返ります!

まれに見る暖かさの中、2024年が幕を開けましたね。新型コロナ感染症の5類移行後、初めて迎えたお正月。元日夕方、日本中で一斉に緊急アラートが鳴り、能登半島地震発生の一報が入りました。まだまだ不安な日々が続いていますが、一日も早い復旧を祈念しております。

さて、2023年を振り返ると、長引くロシア・ウクライナ紛争に加え、パレスチナ紛争が勃発。1ドルが140円を超える円安、猛暑に暖冬と、社会情勢も経済も、あらゆる面で安定に欠けた1年だったように思います。

WEBマガジン「greenz.jp」では、編集長が鈴木菜央から増村江利子にバトンタッチし、新たな合言葉に「生きる、を耕す。」を掲げ、新連載「暮らしの変人」が始まるなど、変化に富んだ年になりました。

そんな2023年にヒットした新作記事、今も読まれ続けている記事をまとめて紹介していきます!

2023年、greenz.jpでヒットした新作記事TOP10


「食は権利、うんこは責任、野糞は命の返しかた」糞土師・伊沢正名さんが50年続ける信念の野糞 (by 草刈朋子 / 暮らしの変人)

「私はね、野糞をし始めて今年で50年目。半世紀です。回数でいえば、1万6千何百回野糞をしてきました。私がなぜ野糞を始めたかというと、人間が自然と共生して命を循環させるために一番必要なことが『うんこを自然に還すこと』だと思ったからです」。今の地球を救うには、野糞しか方法はないと言い切る、糞土師・伊沢正名さんのお話を伺いました。


発達障害を、障害化させない家族。崩壊の危機に陥った夫婦が見出した「家族の開かれた対話」とは (by 山中散歩 / ほしい家族をつくる)

「発達障害」。頭ではその特性について知っていても、自分や大切な人が発達障害だとわかったとき、家族として、障害をどう受け止めていくことができるんだろう? そんな問いを携えて話を聞いたのが、遠藤光太さんだ。光太さんは、発達障害(ADHD、ASD)の当事者。現光太さんが家族と築いてきた関係性とは、どのようなものだったのだろう。


空き家を再生し、人々が行き交うまちへ。裏通りから長野・上田市を楽しくするために「26ビル」が仕掛けていることとは (by 古瀬絵里 / うえだのひかり)

長野県上田市で空き家問題に取り組む「石井工務店」の宮嶋絵美子さん。いまや空き家はどの地域でも課題となっていますが、上田市でも全住宅のうち約17%が空き家だとされています。全国平均は13.6%なので、全国的に見ても高い割合のようです。そんな空き家を改修し、上田市ではここ数年で新たな店舗が次々とオープンしています。宮嶋さんはどのように空き家に明かりを灯しているのでしょうか。


広島県・大崎下島の限界集落に、遠くても食べに行きたいケーキ屋をつくる。スイーツ業界を離れたパティシエがもう一度挑戦する理由 (by れい / まめなひと)

広島の大崎下島にある久比は、“日本の未来の姿”と呼ばれるような限界集落ですが、「一般社団法人まめな」が拠点を構えてから、年間約500人以上の人たちが訪れる不思議な場所となっています。今回は、2020年より「まめな食堂」のマネジメントを担当する他、久比のある大崎下島で唯一のパティシエとして活動する佐々木正旭さんにお話を伺いました。


精神疾患がある方の“自分らしい生活”は、私たちが支える。精神医療の課題に挑む「地域精神ケアセンター」というチーム #求人 (by れい / グリーンズジョブ)

日本では精神疾患がある方の多くが長期入院しており、家族や地域、社会の中での生活が困難になっている可能性が高い状況にあります。そんな精神医療の課題を改善すべく立ち上がったのが、「平成医療福祉グループ」。同グループは、精神疾患がある方が地域の中で自分らしい生活を送れるよう全面的なサポートを行うプロジェクトチーム「地域精神ケアセンター」を立ち上げ、メンバーの募集を始めました。


働き方も給与も、得意も苦手も宣言し、自分の幸福に自覚的に生きる。山形県鶴岡市、すべての命を祝福する保育園「やまのこ」でウェルビーイングの体現者になりませんか? (by 池田美砂子 / グリーンズジョブ)

山形県鶴岡市にある保育園「やまのこ」。保育目標に「いまを幸福に生きる人」を掲げ、保育者自身の幸福にも自覚的であり、ウェルビーイングの体現者であろうと探究を続けている。そのあり方から、答えのないいまの社会をしなやかに、そして健やかに生きていくためのかけがえのないヒントを受け取りました。


ほしい家族をつくるために、まず自分を愛する。英国で同性婚したKanさんが抱え続ける葛藤と、セルフラブ (by 山中散歩 / ほしい家族をつくる)

人気リアリティ番組『クィア・アイ in Japan!』に出演したKanさん。性的マイノリティの当事者として、2021年6月にパートナーのTomさんとイギリスでの同性婚を発表。同年9月に結婚し、現在はふたりでロンドンで暮らしている。移住を決意したKanさんだが、その背景には、もしかしたら「ほしい家族をつくる」ことをめぐる、決して小さくない葛藤があったんじゃないだろうか。そう思って、取材をお願いした。


戦争における正義とは何か? 第二次世界大戦における両陣営からの視点を描くドキュメンタリーから、正義の危うさを考える (by 村山 幸 / グリーンズの本棚)

毎年のように、太平洋戦争をテーマにしたアニメ映画やドラマ、ドキュメンタリー番組など、さまざまな作品がテレビで放映される日本の夏。敗戦から78年目の今年は、「セルゲイ・ロズニツァ《戦争と正義》ドキュメンタリー2選」と題して、2本の映画が公開されます。死者を悼み、平和を祈るだけでなく、もう一歩踏み込んで、戦争における正義について思考を巡らせてみませんか。


やりがいある仕事も田舎暮らしも、地域の持続可能性も諦めない。相模原市緑区中山間地域で実現できる「都市と田舎の融合型キャリア」とは? #求人 (by 永見薫 / グリーンズジョブ)

神奈川県相模原市緑区中山間地域で、やりがいある仕事も田舎暮らしも、さらには持続可能な地域づくりも諦めない、ユニークな求人が始まりました。2021年7月に藤野エリアに誕生した「森のイノベーションラボFUJINO(通称森ラボ)」を拠点に、「地域事業者の支援などのビジネス領域」と、「医療や福祉、移動問題の支援などのライフスタイル領域」というふたつの領域で、地域の課題解決に取り組む地域おこし協力隊を募集しています。


新卒で移住し、失敗、挫折、仕事がゼロに。「おたがいさま」の関係性がある楢葉町で堺亮裕さんが塾を開業するまで (by 奥村サヤ / ふくしま12 ローカル起業物語)

2023年8月、福島県楢葉町に震災後はじめて学習塾がオープンしました。個別志導塾「燈 -tomoshibi- 」を立ち上げた堺さんは大阪府出身。大学院卒業とともに楢葉町に移住。フリーランスで、地域コーディネーターやBBQのインストラクター、カメラマンなど幅広い活動を行っています。この町へ来た当時は「何もできなかった」という堺さんですが、学習塾まで開くことに。いったいどんな経緯があったのでしょう。

キーワードは「暮らしをつくる」。
今も読まれ続けている、過去記事3選!


20秒でゴミ袋に。脱プラスチックの新しい生活様式は「読んだら折る」。新聞ゴミ袋のつくり方 (by やなぎさわまどか / いかしあうくらしのレシピ)

暮らしの中でさまざまな「個」や「自然」のいいつながりを手を動かしてつくる連載「いかしあうつながりのレシピ」。持続可能な社会や暮らしを目指すための小さな実践がたくさん紹介されています。この記事で取り上げるのは、新聞紙でつくるゴミ袋。レジ袋を買わない、プラスチックの消費を減らす一歩を、はじめてみませんか?


草刈りしちゃうその前に。ドクダミを活かす「虫除けスプレー」のつくり方 (by やなぎさわまどか / いかしあうつながりのレシピ)

5月に入る頃、ハートの形をした葉っぱに白いお花がついたドクダミが各地で顔を出します。かわいらしさの反面、独特の強い香りと繁殖力の強さから、どちらかというと嫌われる傾向にあり、出始めた早々に刈られてしまうこともしばしば。そんなドクダミを、草刈りする前に、虫除けスプレーとして活かしてみませんか?


92歳で亡くなるまで70年間、自立と自然を大事に生きたターシャ・テューダー。彼女がその暮らしを貫いた理由は「好きだから」 (by 石村研二 / supported by greenz people)

ターシャ・テューダーは、絵本作家として活躍し、56歳のときに長年の夢だったバーモント州の山中に18世紀風の農家を建て移り住み、92歳で亡くなるまで自然に寄り添った生活を送りました。そんな彼女の生き方が今の社会にどのような意味を持つのか、映画『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』制作プロデューサーの鈴木ゆかりさんにお話を聞きます。

まだの人はぜひ読んでみてほしい!
編集部オススメ記事3選


お金とは、ラーメンである。日本各地でエコビレッジづくりに奔走している工藤シンクさんが、無一文で生きる理由 (by 草刈朋子 / 暮らしの変人)

これからの「あたり前」は、いまの「変」にあるのではないか。そんな問いのもとスタートした連載「暮らしの変人」。もしあなたが無一文になってしまったら、その暮らしはどうなるでしょう。さらにその暮らしからルールがなくなってしまったら? 食べ物は? 住む場所は? 連載第一弾となる今回は、自らを無一文と称して日本中を飛び回る工藤シンクさんにお話を伺いました。


“経済”ではなく“いのち”を真ん中に、まちを100年先へとつないでいく。藤沢市辻堂の地主・石井光さんが「ちっちゃい辻堂」で入居者と育みたい、小さな安心を積み重ねる賃貸暮らしとは (by たけいしちえ / supported by greenz people)

100年先のまちの景観とそこに住む微生物から蛙や蝉、空を飛ぶ鳥、すべてのいのちを次世代に継いでいく暮らし。もちろん人も調和し、豊かだと感じる場をつくろうと、神奈川県藤沢市辻堂ではじまった「ちっちゃい辻堂」という名の村づくりを紹介します。村といっても、わずか9世帯の賃貸住宅による、本当に“ちっちゃい”暮らしづくり。一体どんな賃貸住宅なのでしょうか。


グリーンズはこれからも“灯台”であり続けたい。導くのは、新旧編集長・鈴木菜央と増村江利子が共に探究して見つけた「暮らしを自分でつくると楽しい」という生き方 (by 村崎 恭子)

「これまで、僕の知らないグリーンズってなかった。“新しいグリーンズ”を見たいなっていう気持ち」「メディアをつくる以上に組織もつくり直そうと思っているし、その覚悟もある」。そう言葉を交わす前編集長・鈴木菜央と新編集長・増村江利子。今回は、そんなふたりの対談を実施。この「編集長交代」という大きな変化は突然起きたことではなく、実はずっと前から始まっていたと菜央さんは言います。

2024年も「生きる、を耕す。」ヒントをお届けしていきます!

いかがでしたか? 今年からはじまった新連載「暮らしの変人」から糞土師・伊沢正名さんの記事が1位に、greenz.jpの人気連載「ほしい家族をつくる」より、発達障害の当事者と家族の関係性について取材した記事が2位にランクイン。また、紛争が続くなかで、戦争や平和を問い直すきっかけとなるような記事も、多くの方々に読まれた1年でした。

まだ読んでいないものがあったら、ぜひ読んでみてください。2024年はさらに、みなさんにとって気づきの多い記事をお届けします! これからのgreenz.jpを、どうぞお楽しみに。

– INFORMATION –

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