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新しい1年はどこで誰と生きていこう? これからの暮らしを考える、移住・Uターン・Iターンの記事をまとめました。

年末年始、故郷への帰省や旅行などでいつもと違う場所で過ごされている方も多くいるのではないでしょうか。家族との触れ合い、友人との再会、新しい場所との出会いを通して、この先暮らす場所に思いを馳せることもあるかもしれませんね。

そこで今日は、これからの暮らし方について考えるヒントになる、移住やUターン・Iターンのストーリーをまとめて5本、お届けします。

「京都移住計画」田村篤史さんと「京都市ソーシャルイノベーション研究所」山中はるなさんが語る、“大きな田舎”京都市での仕事と暮らしの顔を分けない生き方のススメ

一度他のまちに住んでみたから、改めて故郷の魅力がわかるということもあるかもしれません。京都にUターンしたお二人の対談からは、観光地としてではない、「暮らすまちとしての京都」の魅力が浮かび上がってくるようです。

「京都市ソーシャルイノベーション研究所」の山中はるなさんと、「京都移住計画」の田村篤史さんは、京都に住んでいる人の営みを「大きな田舎」と表現します。だからこそ、いわゆる都会とは違う働き方、生き方が実現できる、と。

京都なら、どんな働き方が実現できるのでしょう?
 
移住・転職に悩んでいる人は、ひょっとしたら、一歩を踏み出すためのきっかけが見つかるかもしれません。(続きはこちら

「暮らし」を中心に、誇りをもてる仕事をつくる。山奥で営む「石徹白洋品店」が描く、きちんと腑に落ちる幸せな暮らしかた

どうやって移住先を選ぼう、そしてそこで仕事をしよう。地域にあるものや人を大切にする仕事や暮らしのあり方を知りたいときはこちら。

「生きていくうえで大切なこと」を聞かれたら、どんなことが思い浮かびますか?

岐阜県の山奥にある集落・石徹白(いとしろ)に移り住み「石徹白洋品店」を始めた平野馨生里(かおり)さん。この場所を選んだのは、地域の人たちと「大切にしたい価値観が同じ」だと感じたからでした。

馨生里さんは、かつて石徹白ではみんなが着ていたという仕事着の仕立て方を教わり、地域の人たちや手仕事の仲間たちに支えられながら復活させました。

地域のおじいちゃん、おばあちゃんも移住者の若い人も、みんなが洋品店に集まって、手仕事をする……。馨生里さんが描くそんな「幸せな光景」の原点についてうかがいました。
続きはこちら

私の故郷は本当に「何もない」まちなのか? 東京に出て約10年間フリーライターをしていた私が、愛知県瀬戸市にUターンした理由

「私の故郷には何もない」。そう感じている方にぴったりなのが、こちらの記事。greenz.jpのライターでもある上浦未来さんの、リアルなUターンストーリーをどうぞ。

生まれ育ったまちに帰って、空気を吸うと、ほっとする。
まちに、何があるというわけでもなく。
いつか地元へ帰ろうかな? と思いつつ、でも、帰ったって何にもないし。仕事がないし。そう思って、あきらめる人は多いのではないでしょうか。

東京へ飛び出してから、10年以上。
今年の5月、33歳で昔は「何もない」と思っていた地元へと帰りました。それは私が知らない間に若い“ツクリテ”が集まっていて、ものづくりをする人にとって、生きやすそうな空気を感じたからです。帰ろう、と決断するまでのリアルなお話をお伝えしたいと思います。(続きはこちら

人に頼ることも“愛”なのだと、教えられました。シンガーソングライター兼二児の母・永山マキさんの福岡移住奮闘記

まったく知らないまちへIターンをして暮らすことは、ときに苦難も伴います。そんな苦難はどう乗り越えたらいいのでしょう。

作詞・作曲・歌唱を自ら行うシンガーソングライターの永山マキさん。2011年、生まれ育った東京から福岡へIターンし、現在は夫・イシイタカユキさんと音楽ユニット「iima(イーマ)」を結成。夫婦二人三脚で福岡を拠点に活躍しています。

歌手として、二児の母として活動の場を広げる永山さん。地方でも東京と同じように生き生きと働けることを実証している彼女ですが、移住したばかりの頃は孤独と闘う毎日だったそうです。

「人は人の中でしか生きられない」。見知らぬ土地に飛び込んだことで知った、人と助け合っていくことの大切さ。6年間の福岡生活の中で永山さんが学んできたこと、そして移住を楽しくする秘訣を存分に語っていただきました。(続きはこちら

大事なことは、大人の在り方でしか伝わらないから。福岡県糸島市にこども園を開園する「くらすこと」藤田ゆみさんに聞く、子どもとともにありのままに生きるということ

ときに移住は、子どもが育つ環境を見直すことがきっかけになることも。移住を決意する母の等身大の想いと向き合ってみましょう。

お母さんたちが得意なことで社会とつながる活動プラットフォーム「くらすこと」。これまでは東京にアトリエを構え、ワークショップやカフェなど、お母さんのための場づくりを展開していましたが、糸島にこども園を開園することに。

移住、仕事、子どもとの暮らし、そして再会。こども園立ち上げの背景には、代表・藤田ゆみさんの、何かに導かれるような人生のストーリーがありました。

4人の子どもの母であり、園の共同代表となった藤田さんの今の想い、そして人としての在り方。ゆっくりと味わってみてください。(続きはこちら

いかがでしたか? 故郷を見つめ直すUターン、知らない土地へチャレンジするIターン。移住のきっかけや暮らし方は様々ですが、その誰もが、自分のニーズと向き合うことで新しい世界への一歩を踏み出しているようです。

新しい年を迎えた今、これからどんな場所でどんな人と暮らしていきたいか。ゆっくり考えてみませんか?