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情熱と真面目さだけで突っ走ってない? 社会づくりには、みんなの心をほぐすユーモアも大事だよ。そう教えてくれるプロジェクトをまとめました!

昨日はエイプリルフールでしたね。家族や恋人や友だちに、どんなジョークを言いましたか?

これまでgreenz.jpでは数多くの国内外の事例を紹介してきましたが、中に「フェイク」や「ユーモア」を用いて、人びとを驚かせ、笑わせ、社会に大きな変化をもたらしたプロジェクトがありました。そこで今回は、副編集長の僕が厳選したユーモア満天の人びとやイベントをまとめてご紹介します!

“とにかく楽しい”が大きな成果に!お相撲さんやゴリラのコスチュームで走るチャリティラン
by 山岸早瀬さん

 

「The Great Gorilla Run (グレイト・ゴリラ・ラン)」は、野生ゴリラの保護活動のためのチャリティランで、毎年9月に開催されています。その名の通りですが、ゴリラのコスチュームを着てロンドン市内7kmを走るイベントです。

2013年9月21日(土)早朝、スタート地点の会場は、ゴリラのコスチュームに着替える人だかりで徐々にフサフサしていきました。参加者の受付は先着800人限定。というのも、「野生のマウンテンゴリラは世界に800頭しか生存していないから」という、主催者のこだわりだとか。(⇒続きは、こちら

 

「一週間後、高級車を埋葬します」。セレブの問題発言を通した社会への問題提起「BENTLEY BURIAL」
by 丸原孝紀さん

 

「愛車のベントレーを庭に埋葬します」

Facebookで突然そんな発表をしたのは、ブラジルでもっとも有名な富豪であるChiquinho Scarpa(以下、シキーニョさん)。

なんでも古代エジプトのファラオたちが自分たちの宝物を遺体とともに埋葬していたことにならって、自分が死んだあとも愛車に乗り続けられるように埋葬することに決めた、とのこと。

発表から一週間後、注目を集めるその埋葬の日に、シキーニョさんは報道陣を庭に招きました。そしてブルドーザーで掘られた大きな穴にいよいよベントレーが埋葬されるというそのとき、「その前に」と、報道陣をお屋敷に招き入れます。(⇒続きは、こちら

 

暴走する車が、突然現れる障害物を見てブレーキを踏む! 交通事故がGDPに影響をあたえるほど深刻なインドで生まれた、仰天のアイデアって?
by 米津琢磨さん

 

急速に経済発展を遂げているインドでは交通事故が極めて大きな社会問題に。事故の主な原因は飲酒運転。人口の急増や経済的発展に対して、必要な法とインフラの整備、そして運転や交通ルールの教育が不十分であることが背景にあると指摘する声が多いそうです。

そんななか、親子で活動するアーティストのShakuntala Pandya(以下、シャクンタラさん)とSaumya Pandya Thakkar(以下、サウミャさん)がドライバーの安全運転を促すべく、注意喚起として取り組んでいるアート作品が、インド国内外で話題になっています。(⇒続きは、こちら

 

笑う門には福来たる!?ロンドンの美大生が考えた、笑顔じゃないと映らないテレビ「Smile TV」
by 吉岡遥菜さん

 

ロンドンの美大生である、David Hedberg(以下、デイビッドさん)は、とってもユニークな(普段使いは難しい?)テレビをつくりました。その名も「Smile TV」。

白いレトロなブラウン管のテレビに映るのは、今はあまり見られなくなった、テレビの「ザァーザァー」という電波障害の砂嵐。実はこのテレビ、観ているひとが笑顔になった瞬間はきれいに映りますが、真顔に戻るとすぐに砂嵐の画面になってしまうのです。(⇒続きは、こちら

 

コスプレしたら、おばあちゃんがヒーローみたいに元気になっちゃった!”スーパーヒーローセラピー”
by 的野裕子さん

 

おばあちゃん、カッコイイ!!!
思わずそう叫んじゃいそうなくらい、イカしたこのおばあちゃんは、御年91歳のハンガリー人のFrederikaおばあちゃんです。すっかりスーパーマンになりきった、しれっとしたクールな表情がたまりません。(⇒続きは、こちら

おまけに、少しふざけたグリーンズメンバーの写真をおすそ分け!

今年1月に撮影した僕らのポートレイト。青背景にすると、どこか”あのバンド”っぽい?(笑)
(写真: 廣川慶明)

このように女子にご満悦な編集長は、現在ピースボートで渡航中! ちなみにこの写真の掲載許可は、本人に頂いておりません! 別に、大丈夫ですよね(笑)
(写真: Kyohei Nozaki)

 
いかがでしたか?
僕は仕事柄、海外メディアからの情報ソースをかなり頻繁に参考にしているのですが、セクシー女優のおっぱいをもんで社会貢献をするという「24時間テレビエロは地球を救う」は、「さすがサブカル・ポップカルチャー先進国のニッポン!」と非常にバズってましたね。

僕らもそうですが、より良い社会をつくろうと考えていると、つい自分の情熱や真面目さだけで突っ走ってしまい、それが原因で挫折してしまうことがあります。情熱や真面目に取り組む姿勢も大事ですが、同時に少し人びとの心をクスッとさせるユーモアがあると、よりみなさんのビジョン遂行やパートナー探しがスムーズに進むかもしれません!

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