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知られざる昭和レトロな街を一緒に歩いてみませんか?『熱海の新しい使い方』を考えるツアー&ワークショップ。地元の方向けの1DAY編集学校も同時開催 [greenz Tour]

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こんにちは、ライターの甲斐です。以前greenz.jpで、熱海のまちづくりを進める「atamista」をご紹介しましたが、皆さんと一緒に熱海を歩く、ツアー&ワークショップを行うことになりました。

熱海と聞くと寂れた温泉街のイメージがありますが、一歩奥へ入れば昭和レトロなお店が並ぶ風情のある街。まずは街をゆっくり歩いた後、atamista代表の市来さんとともに今ある資源で何ができるか、どんな過ごし方が考えられるかを模索します。あなたも一緒に、知らない熱海を歩いてみませんか?

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熱海の魅力を知って考える、『熱海の使いかた』

こちらの記事でご紹介したように、市来さんの案内で歩いた熱海は、ひと昔前の温泉街というだけでなく、日本の古い文化や、昭和初期当時のレトロモダンなバーやカフェなど、面白い資産がたくさん残る町でした。

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atamistaは5年以上にわたって、地元の人にフォーカスし、熱海のまちづくりを行ってきたNPO。これまでにも、熱海以外に住む人々を巻き込んで、空き店舗を使ったアートフェスなどを行ってきましたが、もっと長期的に熱海を多くの人に活用してもらえたらと考えています。

目の前に海が広がり、背景には山や畑も広がる自然も豊富な場所。クリエイティブな遊び場、仕事場として、自分たちが通いたくなる、住みたくなるコンテンツを考えます。

開催概要

知られざる熱海の魅力を発見!熱海の散策ツアー +
Aコース:atamista市来さんと考える『熱海の新しい使い方』まちづくりワークショップ
Bコース:地元の魅力を発信しよう!1日だけの「greenz.jp “1DAY” 編集学校」

※熱海の散策ツアーとワークショップの2部構成です。
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日程:2012年11月18日(日)
時間:13時30分~17時30分頃終了予定
集合場所:CAFÉ RoCA(熱海駅より徒歩15分程)
内容:
Ⅰ部(A/Bコース共通)13:30~15:00
13:30~14:00 受付&チェックイン@CAFÉ RoCA
14:00~15:00 1時間ほど熱海の町を散策。熱海の魅力を探る
Ⅱ部(15:30~17:30)
Aコース:『熱海の新しい使い方』まちづくりワークショップ
Bコース:地元の魅力を発信しよう!1日だけの「greenz.jp “1DAY” 編集学校」
(主に地元の方向け。簡単な宿題があります。詳細は以下本文中)
参加費:¥3,000(1ドリンク付き、交流会費は別途)
人数:各コース20名
※交流会は同じ場所で、18時~20時(¥2,500ほど)を考えています。

お申し込みはこちら

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コース紹介 Ⅰ部(A/Bコース共通)

まず、参加者は、数人のグループに分かれて、町を散策します。のんびり楽しんで歩くもよし、町の魅力や、資源になりそうなもの、問題点などを各自の目で確かめるもよし。

歩くのは、レトロなカフェや、歴史を感じさせる宿、かつての赤線地帯や空き店舗など、これだけでも十分興味深い町歩きです。

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そこから、プログラムは大きく二つに分かれます。ひとつは、市来さんがファシリテートする、熱海をどう活用できるかを考えるワークショップ。もうひとつは、熱海に住む人々向けの、greenz.jpによる地元の魅力を発信するための「1 DAY 編集学校」です。

コース紹介 Ⅱ部
Aコース:『熱海の新しい使い方』まちづくりワークショップ

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熱海を舞台に、あなたがやってみたいプロジェクトを企画してみませんか?

熱海は都心からも近く、海もあり山もあり。かつては日本で一二を争うリゾート地で、多くの文化人が集まった場所。今も夏は多くの観光客でにぎわいます。そんなポテンシャルを秘めた土地で、使える素材をフルに活かして、市来さんに相談しながらまちづくりのプロジェクトを企画する、貴重な体験ができます。
熱海の町を何とかしようというよりも、皆さんがやりたいことを熱海で実現してみよう!という主旨に近いのです。

なかでも最近の熱海に必要で重要なキーワードは、「空き店舗」「空き家」。
仲間との遊び場としてや、創作活動の拠点として、マリンスポーツや農業・漁業体験など自然を生かしたビジネスも考えられるかもしれません。

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【テーマ】:『熱海の新しい使い方』まちづくりワークショップ
Central Atami 再生のコンテンツを考える

【内容】
まずは、昭和レトロな路地裏散歩。熱海の中心街の空き店舗、空き家もめぐります。そこで見つけた物件を使って、自分たちが通いたくなる、住みたくなるコンテンツを考えていきます。東京から新幹線で40分と近い熱海だからこそ、できることがあるはず。いいプランが出れば、実際に実現することもできるかも。ワークショップの参加者同士で実現に向けて動き出せる可能性もあります。

【ファシリテーター】
市来広一郎
1979年、熱海生まれ熱海育ち。IBMビジネスコンサルティングサービスに勤務後2007年に熱海にUターンし、ゼロから地域づくりに取り組み始める。2009年より、地域資源を活用した体験交流ツアー、「熱海温泉玉手箱(オンたま)」を熱海市観光協会、熱海市などと協働で開始、プロデュース。2008年、atamistaを設立し、2010年にNPO法人化。2011年、熱海の中心市街地再生のための民間まちづくり会社、株式会社machimoriを設立し、代表取締役に就任。
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熱海が気に入れば、継続してatamistaと企画を練るのも大歓迎。自分の土地で町づくりを実践する前のトライアルとしても、5年以上町づくりに関わってきた市来さんに相談できるのはいいチャンスになるかもしれません。

一番左が市来さん。atamistaスタッフと。

一番左が市来さん。atamistaスタッフと。

Bコース:地元の魅力を発信しよう!1日だけの「greenz.jp “1DAY” 編集学校」

(c)テキスタ

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また、今回地元の方向けにも、合わせてプログラムを用意しています。こちらは、greenzが長野や鹿児島などで行った実績のあるライティングワークショップです。

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【テーマ】熱海の「ソーシャルデザイン」を発信しよう!
1日だけの「greenz.jp “1DAY” 編集学校」開催概要

【内容】
「greenz.jp」(月間読者15万人)は、あなたの暮らしと世界を変えるグッドアイデアを厳選して紹介するウェブマガジンです。
今回の「greenz.jp “1DAY” 編集学校」は、2006年から続けてきた「greenz.jp」の運営ノウハウを広く共有し、知る人ぞ知る地元の事例を自分たちの手で編集し、いろんな人たちに知ってもらうための発信力の基礎を学べる学校です。

ライターを志している方はもちろん、既にライターとして活躍されている方まで、発信力をもっと磨いてみたい、ソーシャルデザインの発信に興味がある、ウェブマガジン運営の現場にふれたい…そこに熱い気持ちがあれば、どなたでもウェルカム!(当日までに少しだけ宿題あり)

ピンときた方はこの機会に是非、 ご参加ください!
みなさまとお会いできるのを心待ちにしています。

【講師】
兼松 佳宏(greenz.jp編集長)
1979年秋田生まれ。あなたの暮らしと世界を変えるグッドアイデア厳選マガジン『greenz.jp』編集長/コンテンツディレクター。もうひとつの肩書きは〝勉強家〟。プロポノでのNPO向けウェブサイト構築に取り組み、06年に『greenz.jp』を立ち上げる。2011年12月に『ソーシャル・デザイン』をテーマとした初の編著書を出版。

★持ち物 できればノートPC、筆記用具
★宿題
(1) greenz.jp の伝説入り記事の中から、好きな記事をひとつピックアップしてください。
(2)”greenz.jp”っぽい地元のアイデアを収集してきてください
※条件
・オドロキがあって人に話したくなる
・共感できるストーリーがある
・2つ以上の問題を一気に解決する
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こちらは、atamistaが発行するフリーペーパー「あたみのつかいかた」の編集に関わることができる可能性もあるとのこと!

地元を外側と内側の両方から見て、“熱海をどう使っていこうか”を考える「熱海の使い方」ワークショップ。11月18日(日)、私も最後の交流会まで参加予定です。ぜひ、興味を持たれた方、熱海でお会いしましょう!

11月18日(日)の「熱海の使い方」ワークショップに申し込む