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新たな公共交通の形。地域とつながる自転車シェアリングシステム「COGOO」

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バイクシェアリングサービスなど自転車の新しい活用の仕方がヨーロッパを中心に普及が進んでいます。greenz.jpでも、ロンドンの「Cycle Hire」や、カナダのバイクシェアリングサービス「BIXI」などをご紹介してきました。

各地では電車やバスに次ぐ新しい公共交通の形として、自転車を利用することに注目が集まってきています。今回ご紹介する自転車シェアリングシステム「COGOO」も、その可能性に挑戦する取り組みのひとつです。

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COGOOの仕組み

COGOOの使い方については、まずこちらの映像をご覧ください。くまのキャラクターが登場するかわいいムービーです。

まず、あらかじめ決められた駐輪スペースに行きます。その場でアプリを立ち上げ、サーバーにアクセス。そして、自分のいるステーションを選択すると、その場所で借りることのできる自転車の一覧が表示されます。

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アプリ上で自転車を選択し、認証解除のための情報を受け取ります。
この仕組みによって誰が、どこで、どの自転車を借りていったのかがわかるようになっています。

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受け取った情報を使い、鍵を解除。そのまま自転車に乗って自由に移動し、また決められた駐輪スペースへと自転車を返却します。駐輪スペースはいくつかあり、借りた場所でなくても返却が可能。返却の際は、借りた時と同じように、再度アプリを使用して返却処理を行います。

横浜国立大学で実証実験中

COGOOはまだ実証実験中。横浜国立大学と提携しており、利用できるのは今のところキャンパス内のみとなっています。現在はキャンパス内にステーションが3箇所、10台の自転車を使用することができ、モニターユーザーも10人。

これからCOGOOは横浜国立大学に導入する自転車の台数と、キャンパス内での設置エリアを増やしていく予定。クローズドなエリアでいろいろ実験を行いつつ、適切な利用料金はいくらなのか、といったことを考えていく計画だそうです。

シェアサイクルで問題解決

COGOOを運営するリレーションズ株式会社代表の長谷川さんは、環境問題への貢献をしたいという意識からこの事業をスタートさせた、ご自身の想いを語ってくださいました。

シェアサイクルの仕組みが確立されれば、マンション単位でのシェアサイクルも可能になりますし、自転車で行くことが難しい遠く離れた観光地などでも自転車を利用することが可能に。

シェアサイクルという概念自体が地域密着型なんです。シェアサイクルの視点から都市交通、まちづくりにアプローチしていけたらいいなと思っています。

そう活き活きとした顔で話してくださった長谷川さん。COGOOが私たちの移動ライフと、地域コミュニティに変化をもたらしてくれることに期待が高まります。

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COGOOについて調べてみよう。