11月なのにぽかぽか陽気が続き、自転車に乗るのも気持ちいい季節ですね。
昨今の自転車ブームで、特にクローズアップされているのが、違法駐輪の問題です。自転車が歩行者のさまたげになるだけでなく、街の景観を乱すという指摘もありますが、アメリカではそれを楽しいアートで解決しています!
ヴァージニア州に突如現れた重さ約200kgという巨大なクシ。これ、切り込みと切り込みの間の歯の部分に、自転車を停めることができる駐輪場なのです。一年に一度の自転車乗りのためのフェスティバル「バイシクル・デイ」に合わせてつくられました。
手がけたのはロスアンゼルスで活動するKnow How Shop LA。デザイナーやアーティストにプロダクトの制作場所や機材を安く提供している工房で、主に木材を使った手作りのものを制作しています。
この巨大なクシも木と木を継いで作られたもので、もちろん彼らの手作り!Know How Shopではハロウィーン用に子ども達と飾りを作ったりなど、デザイナーに限らず地域の人たちも気軽に利用できるコミュニティになっているみたいですね。
わたしも自転車によく乗りますが、都会にはあまり駐輪場がなくて困ることがあります。最高にエコな乗り物、自転車のマナーをより浸透させるために、アートの力はもっと役立ちそうですね。みなさんも「こんな面白い駐輪場があるよ!」という情報があったら、ぜひ教えてください!
(Text: 手塚芳子)
[via inhabitat]
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