街に緑を増やすだけじゃない!人間と自然の共生について考えさせられる、ミニ生態系のゲリラガーデニングアート

Guerrilla Gardening Luzinterruptus

5月5日マドリードの街中で、Luzinterruptusのゲリラガーデニングが決行されました。マドリード市内でも、植物にとっては一番過酷な環境である、コンクリートで覆われた土も緑もほとんどないような大都会に、50もの小さな生態系を作ったのです。

Guerrilla Gardening Luzinterruptus

Guerrilla Gardening Luzinterruptus

街中でよく見かけるコンクリートや地面の亀裂、排水溝の穴など、本当にわずかな都会の隙間から生えた雑草を見つけては、植物の周りに動物のミニチュアフィギュアを配置し、小さなLEDライトのついた傘で覆い、小さな生態系に見立てたものを作ります。緑が生えていない場合は、少しの土を入れ、根の付いた植物を植え、同じように小さな生態系を作ります。

Guerrilla Gardening Luzinterruptus

Guerrilla Gardening Luzinterruptus

このゲリラガーデニングの目的は、都会にいかに緑が少ないかということに、人々にまずは気付いてもらうことにあります。歩道や階段のど真ん中にミニ生態系が置かれていると、昼間になったら通行の邪魔になるのではないかと一瞬心配してしまいます。

Guerrilla Gardening Luzinterruptus

ところが、コンクリートの街中にポツンと置かれた小さな生態系をいくつも見ていると、このコンクリートの下には土の地面があって、その昔はこんな風に緑が生い茂った本物の生態系があったはずだということに気付かされます。邪魔なのはミニ生態系ではなく、後からやって来て生態系を破壊した上にコンクリートジャングルを作った、私たちの方ではないかという気持ちにもなります。

Guerrilla Gardening Luzinterruptus

Luzinterruptusのゲリラガーデニングは単に街に緑を増やすだけでなく、なぜ街に緑がこんなにも少なくなってしまったのか、人間と自然が共生するにはどうすればいいのかを、改めて考えさてくれるアートインスタレーションでもあるのです。

(via Inhabitat

いわゆるゲリラガーデニングはこんな感じです