greenz読者にもブログで情報発信している方は多いだろ。グリーンなコンセプトのブログは互いに共感し、影響しあうことも多いのでそこからつながりができていくのも面白さのひとつだ。
でもせっかくブログをやるなら、中身のソフトの部分だけではなく、デザインや運営方法といったハード面もグリーンにこだわってみませんか?ライブドアの「グリーンブログデザインで、エコ活動に参加しよう!」キャンペーンでは、ブログを書きながら、簡単に地球環境活動に貢献できてしまうサービスを提供している。さっそくその仕組みを紹介しよう!
キャンペーンサイトを覗いてみると、グリーンをテーマにした様々なテイストのブログデザインがずらり。中には有名クリエイターやイラストレーターの作品もあり、おしゃれ心とエコゴ心がくすぐられるデザインだ。確かにこれを使えば、自分のグリーンなスタイルを表現することができるだろう。
しかし、当然このキャンペーンはデザインだけのものではない。これらのスキンを使うだけで、実際に地球環境活動に貢献することができる仕組みとなっているのだ。この仕組みに導入されているのは、グリーンサイトライセンス(GSL)というサービス。こちらのマークや証明書、なんとなく見かけたことがあるという方もいるのでは?
GSLシールと証明書の一例
GSLは、ウェブサイトを運営することで排出されるCO2をオフセットすることができる法人向けのサービス。企業が負担したライセンス料が、グリーン電力や植林、排出権購入などに使われ、その証として企業はホームページにGSLシールと証明書を掲載することができる。このマークにより、サイトを見たコンシューマーやカスタマーに対し、地球環境への貢献度をアピールすることができるという仕組みだ。
今回のlivedoor Blogとのタイアップでは、対象のブログデザインを利用したユーザーのブログに、このGSLシールが掲載される。つまり、このスキンを使うだけで、ユーザーが(間接的にではあるが)地球環境活動に貢献できるというわけだ。
実際はこのサービスを無料で提供しているため、オフセットの費用はライブドアが負担する。株式会社ライブドア広報室の林さんによると、「これは期間限定のキャンペーンではなく、継続的な取り組みとして行っていく予定」だという。すでに開始から1ヶ月弱で約5000人が利用しているのだとか。デザインのよさも手伝って、なかなか反響は大きいようだ。
左:都築潤氏「ビオトープ」 右:クリハラタカシ氏「緑あふるる未来世界」
GSLにおいてCO2排出量は、使用日数や使用時間により換算されるため、より多くの方が使えば当然それだけ多くのCO2がオフセットされることになる。個人ブログレベルでは小さな量かもしれないが、このようなキャンペーンによるパッケージ化で多くの方が使えば、大きな効果も期待できる。
これまでブログのグリーン化といえば、greenzでも紹介した「gremz」や「CO2 Stats」「緑化ブログパーツ」といったブログパーツによるものがメインだった。ブログなど個人のプラットフォームでエコ意識を表現するのは当たり前になってきている中、今回のスキンデザインという取り組みは今後どのような広がりを見せるか注目したいところだ。
次々に進むグリーンIT。あなたもそろそろ始めてみませんか?
せっかくやるならグリーンなブログ!まずはデザインをチェックしよう。