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資金だけではない“協働”の投資を実現!ソーシャルベンチャー支援のSVP東京が投資先募集中!

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Litandmore

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社会的投資によりソーシャルベンチャー支援を行うソーシャルベンチャーパートナーズ東京(SVP東京)が、現在投資・協働先を募集中だ。ソーシャルビジネス組織にとって、豊富なネットワークと実績をもつSVP東京との協働は大きなチャンス!

単なる資金の投資だけではない“協働”の投資とは、いったいどんな内容なのだろうか?

SVP東京では年に1~2回のペースで投資先を募集しており、今回の募集は第5回目となる。一次選考の締切は4月4日(土)。申請書類やプレゼンテーション等による選考を経て、7月に協働先が決定する予定だ。

選考対象となるのは、基本的に在首都圏のソーシャルベンチャー。法人格は問わず、任意団体を含めあらゆる組織を対象としている。選考においては、「起業家精神」「事業モデル」「共感性」「社会的インパクト」を重視し、社会的ミッションの実現を目指すものであれば、テーマは問われていない。

これまでの協働先を見てみよう。
21世紀の農業を支える新たな仕組み作りに取り組む「みやじ豚株式会社」や、地域の力で病児保育をサポートするNPO法人「フローレンス」、日本の地域に元気を取り戻すため、世界各国の若者に日本での学習プログラムを提供するNPO法人「ワールドキャンパスインターナショナルインコーポレイティッド」など、多種多様な顔ぶれ!どこも社会的課題に取り組み、インパクトのある活動を行うフレッシュな団体だ。

そのビジョンに、

私たちがめざすのは、資金だけではない協働の投資と、お金だけでは得られないソーシャルリターンです。

とあるとおり、SVP東京の投資の特徴は、単なる助成金やコンサルティングではなく、そのゴールに向かって“パートナー”が実際に時間を使って“協働”していくこと。

パートナー”とは、SVP東京を支える出資者で、20~60代の一般の社会人で構成されている。ソーシャルビジネスに強い関心を持ち、自分のスキルと時間を提供したいという意思を持ったビジネスパーソンたちだ。職業はコンサルティング、金融、メーカー、マスコミから公務員、財団職員など多岐にわたり、それぞれの専門分野で投資協働先のビジネスを支援する。彼らの能力により、経営戦略、ファイナンス、技術提供、マーケティングなど、投資先のニーズにあわせた支援メニューを提供することが可能となるのだ。

svptokyo
ソーシャルベンチャーパートナーズ東京ホームページ

協働先に対しては、パートナーが出資金として拠出した資金をもとに、年間100万円を限度にスタートアップ資金を提供する。経営サポートを行う協働期間は通常2年。投資先からリターンが得られた場合は全て再投資することにより、投資の環を広げていく方法をとっている。

また、投資協働先に対し外部サポーターとの接点を提供したり、パートナーにとっても自らの成長のきっかけとするなど、シナジーが生まれやすい支援モデルは、非常に優れたものと言えよう。代表の井上英之氏が今年2月、世界経済フォーラム(ダボス会議)のYoung Global Leaders 2009に選出されたこともあり、SPV東京にも今後ますます注目が集まることだろう。
(ちなみにそのほかの日本人受賞者はMr.Children/bank bandの桜井和寿、橋本徹大阪府知事など7名!)

ソーシャルビジネスを手がけるみなさん、より一層の飛躍のきっかけとして、応募を検討してみてはいかが?
個人の方はパートナーとしての参加もオススメです!