“食料自給率40%未満”
“今、日本の食料が危ない”
日々報道される日本の食をめぐる現状に、なんとなく危機感を感じている人も多いはず。でも毎日食べるものは豊富にあるし、いまいち実感がわかない、というのが本音では?私たちにできることは何だろう。そう思ったあなた、まずは上記の映像を見てみよう。
へぇ、と思ったあなたはさらに続きで詳しく!
“地元のものを食べると、食料自給率アップにつながる”
そう、こんな簡単なことでも、日本の自給率に貢献できる。他にも、私たちひとりひとりができることは、たくさんあるのだ。
このCMを制作しているのは日本の食料自給率アップのための国民運動「FOOD ACTION NIPPON」。農林水産省が今年立ち上げた食料自給率向上に向けた国民運動推進事業の基盤組織として、10月に「FOOD ACTION NIPPON推進本部」が設置され、活動を開始した。
安心を、未来へつなぐ食料自給率1%アップ運動
を掲げ、消費者・企業・団体・地方公共団体など、全ての国民が一体となって国産農産物の消費拡大を具体的に推し進める活動を行っている。
こう聞くとなにやらお堅い組織のように感じるが、国民運動というだけあって、応援団には芸能人、スポーツ選手、シェフなどの名前が並ぶ。ちなみに、こんな方も応援団の一員!
その他、FOOD ACTION NIPPON YouTubeチャンネルには、多くの著名人からのメッセージが載せられているので、ぜひ覗いてみて。
では、食料自給率が低いと、どんな問題が発生するのだろうか。そう思ったらぜひこちらの映像を。
真面目なのにどこか力の抜けた映像作品に思わず見入ってしまったのでは?映像にあるように、日本の食料自給率をめぐる現状は、決して楽観視できないもの。でも、私たち一人ひとりの行動が未来を変えることができるのだ。FOOD ACTION NIPPONはこの映像「日本の食を豊かにするために」のDVDを無料で配布し、現状を知る大切さを伝えている。
その他にも、ホームページでは「食料自給率アップのためのチェックシート」など気軽に楽しめるコンテンツも豊富。特におすすめしたいのは、日本のご飯をおいしくするサイト「こくさん」。
「旬のごちそうファイル」では、毎月旬の食材を取り上げてそのプロフィールやレシピ、自給率などを細かく紹介している。12月はネギとブリ!その色鮮やかな写真やおいしそうなレシピに、思わずスーパーに足を運んじゃうかも!?ぜひ一度ご覧あれ。
このように、“まずは、食料問題の現状と国の方針を理解することから”という方針のもと、映像など親しみやすい手段でわかりやすく食料問題を伝えるFOOD ACTION NIPPON。ホームページをはじめ、CMやイベントなどで情報発信を行い、国民運動としての盛り上げを図っている。今後の展開も要チェックだ。
子供たちも、
その、ずーっと先の子供たちも
食べていけますように。
食の未来は、ニッポンの未来。
未来の子供たちのために、あなたならどんなアクションを起こしますか?