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グリーン電力で生活を!市民の力で夢をつなぐ「おひさま発電所」

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Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Gaetan Lee

神奈川県川崎市に、太陽光発電施設「おひさま発電所」が完成、8月24日に点灯式が行われた。太陽光パネルからの電力を使った発光ダイオードで『おめでとうソーラーはつでん』の文字が灯され、温かい拍手とともに市民らが完成を祝った。

「おひさま発電」は、市や企業などでつくる「かわさき地球温暖化対策推進協議会」と、NPO法人「アクト川崎」を中心とするプロジェクトチームの呼びかけにより実現した。

昨年11月より発電所を作るための募金を市民に広く募集。キックオフイベントとして映画「不都合な真実」の上映会を行うなど、PR活動を積極的に行い、最終的に目標額を大きく上回る192万円もの寄付が集まった。それ以外の資金は広域関東圏産業活性化センターの「グリーン電力基金」の助成を受け、完成に至った。

設置されたのは川崎市国際交流センターの屋上。年間約6500キロワットの発電を見込んでおり、同センターの消費電力の一部をこれで賄う予定。国際交流拠点として展示ロビーや図書資料室、ホールなど、充実した施設を備えている同センターは、多くの市民が集まる場所。「ここを訪れるいろいろな国の市民の方々が、地球温暖化防止の大切さや自然エネルギーについて考えるきっかけに」というプロジェクトチームの思いが形になった。

2006年に実施されたソーラー発電に関する調査では、導入意向を持っている人が35%であるのに対し、家庭での普及率はわずか3%にとどまる結果となった。理由の大半が資金面。補助金制度などが整いつつあるが、個人で導入するにはまだまだハードルが高いのが現状だ。
「おひさま発電」は、みんなで力を合わせれば夢を実現できることを実証してくれた。「いつかグリーン電力で生活を」という市民の願いを叶える大きな第一歩となるだろう。

また、大阪市中央区でも「ポッポおひさま発電所」という、市民プロジェクトが発動している。このように日本政府に頼ることなく、市民の手によって未来につながるライフスタイルを築くことがこれからさらに重要になってくるはずだ。