2013年卒の学生のみなさんの就職活動もいよいよ大詰めの時期。中にはすでに内定をいただいて卒業後の進路が決まった人もいるのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、新しいコンセプトの就職ナビサイト。従来のサイトとは違い、学生1人が就職すると途上国の子ども3人に教育の機会が生まれる社会貢献型のナビサイトなのです!
世界を変える就職ナビ(通称 セカナビ)では、このサイトを通じて学生が企業とマッチングした場合、1名当たり3万円がカンボジアの教育機会のためにセカナビからNPOに寄付されます。セカナビを通じて学生100人が就職をすると、カンボジアの子どもたち300人が通える学校が建設されるという仕組みです。
掲載されている企業も、セカナビが選りすぐった企業が掲載されています。
介護の中でも難しい“認知症”のケアに特化し介護サービスを展開するメディカル・ケア・サービス株式会社、その規模80万人と言われている待機児童の問題を解決するために新しいモデルの保育園を展開する株式会社グローバルブリッジ、など。
セカナビに掲載される企業はこのように社会課題解決型の事業を展開している企業が掲載されているので、学生は自分が共感した事業や、目指す生き方を実現できる企業へエントリーすることができます。
代表の橋本博司さんは20歳の頃、カンボジアにひとり旅行に行きました。そして現地の子どもたちに勉強を教えるお手伝いをしますが、その時の子どもたちの言葉が橋本さんの心に残ることになります。
「先生を殺されちゃったから教師になりたい」
「怪我をしている人がいるので医者になりたい」
途上国の子どもたちが、自分が住む地域・国を支えるために夢を抱いている。その気持ちに心を打たれ、橋本さんは40歳までにカンボジアに学校を作ることを決意します。その後、ビジネスの世界で卒業したのちに、カンボジアに学校建設を行うNPO法人HEROを立ち上げ、これまでに3校の学校を現地に建てています。そして、今年に入り「世界を変える就職ナビ」をスタートさせました。
「世界を変える就職ナビ」は、自分の納得の行く進路を探している学生、社会問題を解決する仲間を探している企業、勉強したくても場所がない途上国の子どもたちを笑顔にすることができます。そんな“三方良し”な就職ナビサイトは、今後も掲載企業などが更新されていきます。就活生のみなさま、ぜひチェックしてみてくださいね!
セカナビを見てみる!
世界には学生向けのこんな取り組みもある!