どこよりも高いことを保障するバーゲンセールが、寄付税制の法律を変えた?!

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日本では年があけると、
あちこちでバーゲンセールが
はじまりますよね。

バーゲンといえば、
一円でも安いものを求めて
街中で盛り上がるもの。

ところが、スウェーデンではなんと、
「どこよりも高いことを保障します」と
アピールするバーゲンセールが実施されました。

実はこの商品、ただ高いだけじゃないんです。

スウェーデンでは、
寄付金への税金控除の制度がありませんでした。

子どもの貧困を解決するためのNGO
「セーブ・ザ・チルドレン」は、
クリスマスの時期に子どもたちへの援助を
募ろうと考えていました。

でも、寄付を集めようと思っても、
税金がかかることがネックになっていました。
その問題をクリアするために、
思い切ったアイデアが出されました。

寄付には税金がかかるけど、
たとえばチョコとかハムみたいなギフト商品には、
特別な税金はかかりません。

そこで、寄付ではなく、
相場よりもかなり高い値段で商品を売り、
その売上げを寄付にまわすことに。

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ありえないような値段を強調した商品を並べながら、
バーゲンの告知のような派手なデザインの
チラシやPRツールは、
驚きをもって受け止められました。

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このご時世に、なんて高い物なんだろう!
しかも、これがバーゲン?という注目を集めた
このキャンペーンは話題となり、
多くのメディアに取り上げられました。

この寄付キャンペーンは、
議会で寄付についての税制が
話し合われるようになるまで続けられ、
後に税制を変えることにつながったということです。

法律を変えるために
直接政治的なアプローチを取ることも
大事だと思います。でも、法の網をくぐって
世間の話題になるようなコミュニケーションを
とることで、世論をつくっていくことも、
実は目的を達成するための近道だったりするんですね。