Happy Outdoor Weddingが手がけた島の仲間と作る新島ウエディング
こんにちは!greenz.jpライター 兼 グリーンズの学校ファシリテーターの新井です。
グリーンズの学校で「地域の資源を活かす、仕事づくり・事業づくり」をテーマにした新クラスが始まります。
“地域資源”に関心を持つ人のうち、特に、
・本業で稼いだお金を資金にして、新しい仕事を始めたい人
・現在取り組み中のプロジェクトをビジネス化したい人
にオススメのプログラムです!
[2015.1.9]申し込み締切を1/12火22:00まで延長しました!引き続きご参加お待ちしております。
(地域資源)×(自分のスキル)= 新しい仕事!
これまでグリーンズでは、“地域資源”にまつわるビジネスとプロジェクトを紹介してきました。例えば、
(2) 地元ガイドと歩いてこそ見えてくる景色がある。地域の”宝”を探す「エコウォーク」仕掛け人・諏訪部裕美さん
(3) あそびの数だけ、再生がある。農地の開墾も猪の生ハムも、“通い型田舎暮らし”でつくる「大磯農園」
「うかぶLLC」を紹介した記事(サイトより)
地域メディア、ツアー、生活体験など、どれも“地域資源”を“自分のしてきたこと(スキル)”を使って編集したビジネスやプロジェクトです。
このクラスのゲスト講師 tarakusa株式会社の柿原優紀さんも、“地域資源”と“自分のしてきたこと(紙の編集)”を活かした、Happy Outdoor Wedding(H.O.W)というイベント事業に取り組んでいます。
新島のウエディングでは、ビーチの白い砂や流木を活かした会場づくりを新婦の同級生との共同作業で実現(詳しくはHappy Outdoor Wedding公式サイト「H.O.W Stories」へ)
あなたも“地域資源”と“自分のスキル”を組み合わせた仕事、はじめませんか?
目標は、自分だけの方法論で自分らしい仕事を始めること!
もともと出版社で雑誌づくりをしていた柿原さんのスキルは「紙の編集」です。そして、制作においても、プライベートにおいても、特に興味を持った題材は、「自由なライフスタイル」でした。
そんな中、柿原さんの目の前に浮かんだひとつの問い。
「どうして、アウトドアで結婚式ができないんだろう?」
柿原さんは自分らしい問いの答えを探して、2009年にアウトドアウエディングのウェブメディアをつくりました。次第に読者は増えて、アウトドアウエディングを開催したい新郎新婦から「手伝ってほしい」という依頼を受けるようになります。
今では全国の地域フィールドと提携し、アウトドアウエディングを仕事として手がけるようになりました。柿原さんの手がけるアウトドアウエディングは、開催地の「地域資源を上手に編集してハレの日をつくる」ことが特長です。
Happy Outdoor Weddingのフィールドのひとつ、東京都・青梅市の御岳をリサーチした一コマ
それは、都市の専門会場に集中して行われがちな結婚式という祝祭を地域に戻すキッカケになり、また、結婚式を地域住民とつくることで地域経済に貢献するという成果にも結びついています。
わたしがやっていることは、全部編集なんです。わたしにとって、一番最初に編集の仕事をしたことは恵まれていたなと思います。
でも、自分の手法みたいなものって、人それぞれが持っているはず。だから自分の表現や分析の方法をつかって、地域資源を活用した仕事を始めることはできるんじゃないかな。
だから、このクラスではアウトドアウエディングのプランニングや従来の編集を教えるわけじゃありません。
柿原さんが紙の編集を地域資源に応用したように、あなたも経験してきた仕事の方法論を使って、地域資源を活用する自分らしい仕事づくりに取り組みます。
まずは、身近な視点で“あったらいいな”を描いてみる。そして、等身大で小さく始めて、歩きながら肉付けしていく。そんな自然体の起業の起業があってもいいのでは? マイペースに柔らかく。でも、折れない心で(笑)。まずはスタートを切りたい人、全力で一緒に考えます!
ぜひ一緒に、“地域資源”と“自分のスキル”を組み合わせた「あなたらしい仕事・あなたらしい事業」を考えましょう!
クラス概要
H.O.W柿原さんに学ぶ「地域編集クラス」では、5回の講義と1回のフィールドワークを実施します。また、各回の間では次回に向けた準備課題に取り組みます。
日時
第1回 1/19(火) 19:15 ~ 21:45
第2回 2/02(火) 19:15 ~ 21:45
第3回 2/16(火) 19:15 ~ 21:45
第4回 2/27(土) フィールドワーク@本栖湖 (※)
第5回 3/08(火) 19:15 ~ 21:45
第6回 3/22(火) 19:15 ~ 21:45
※フィールドワークは、実際に柿原さんの仕事に同行します。
※フィールドワークは、現地集合、現地解散となり、交通費等は受講料に含まれておりません。悪天候の場合、延期になります。
※「2/27(土) @本栖湖」のほか、別日時、別地域でも同行を検討中です。
※柿原さんの業務スケジュールに応じて変動するため、他の実施日、実施地域を事前にお伝えすることはできません。開講決定後、決まり次第クラス参加者にお伝えします。
スタッフ
◎ゲスト講師
82年生まれ。英国Glasgow芸術大学を経て、京都精華大学芸術学部デザイン学科卒業。 出版社に勤務した後、編集事務所を設立し、日本の古き良き地域文化やくらしから学びを得たライフスタイルを提案する活動にシフト。09年、「Happy Outdoor Wedding」を立ち上げ、DIYの力を地域空間や資源に結びつける市民型結婚式づくりを全国各地でおこなっている。同プロジェクトにて、14年総務大臣賞受賞、15年グッドデザイン賞受賞。
◎ファシリテーター
84年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒業後はウェブサイトなどを制作するベンチャー企業に就職。09年より、greenz.jpに転職し、11年、副編集長に。12年にはgreenz.jpのNPO法人化にともない理事として経営に参画。NPO法人グリーンズの事業戦略づくりと組織づくり、企業や行政に向けた事業の開発や営業、オペレーションの責任者。ライフワークとして、ソーシャルなスタートアップビジネスの事業化を支援。
◎ファシリテーター
83年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業後、出版社勤務。中学生向けスポーツ雑誌の編集を担当。13年に独立、ライター業を開始。11年に「マイプロジェクト&じぶんごと学科 第2期」を受講、同期生3名とgreenzプロジェクトマネージャー・塚越暁さんの主宰する「子ども原っぱ大学」(現・原っぱ大学)の立ち上げに携わる。15年に「グリーンズ編集学校 第4期」を受講後、greenzライターに。
会場
グリーンズのオフィス(東京都渋谷区神宮前2-19-5 アズマビル1階)
銀座線外苑前駅 3番出口より徒歩6分 / JR原宿駅 竹下通り口より徒歩8分
参加費
一般¥36,000
学生/遠方¥30,000
※学生/遠方割引はそれぞれ先着2名まで。遠方割引は「東京/神奈川/千葉/埼玉」以外にお住まいの方が対象です。
定員
12名
※最低開講人数は6名。申し込みは先着順です。開講の決定は初回授業の1週間前までにご連絡いたします。
申し込み方法
ピンク色の「申し込む」ボタンをクリックして、お申し込み後、決済をお済ませいただきましたら、正式受付となります。
※キャンセルについて
決済後〜開講1週間前までは全額返金、開講まで1週間以降のキャンセルは返金なしとなりますのでご了承ください。
※決済はVISA、MASTER、JCB、AMEX、Paypal、コンビニ/ATMが利用可能です。
※確認・開講のご案内メールが、迷惑メールに振分けられてしまうケースが多発しています。 迷惑メールフォルダをご確認いただくか、または greenzjp[at]gmail.com、school[at]greenz.jpからメールを受け取れるよう、受信設定をお願いいたします。
申し込み締切
1月12日(火)22:00
[2015.1.9]申し込み締切を1/12火22:00まで延長しました!引き続きご参加お待ちしております。
※定員に達し次第、受付を停止します。お早めにお申込み下さい。
カリキュラム
第1回「オリエンテーション&ワーク『経験値からスキルを探す』」
「自分のできること」を棚卸しします。仕事やマイプロジェクトのような活動以外にも隠されているスキルに目を向けます。もちろん、クラスメイトと親睦を図る時間も!
第2回「レクチャー&ディスカッション『柿原さんの仕事と自分の仕事』」(※)
「地域資源」と「編集」を組み合わせた、柿原さんの仕事術を教わります。その上で、自分の場合はどうすることができるか、じっくり検討していきます。
第3回「ワーク&ディスカッション『地域資源って何だろう?』」
地域資源について考えます。あなたが仕事にしたい活動に地域資源をどうやって扱っていくか発見します。長く続けるためにどうすればいいか考え始めます。
第4回「フィールドワーク@本栖湖『柿原さんと地域資源を探す』」(※)
実際に柿原さんの仕事現場に帯同します。地域資源を探す過程を一緒に体験して、あなたが活動していきたい地域の資源を見つける方法のヒントを学びます。
第5回「ワーク&アドバイス『最初の企画づくり〜地域資源をニーズにつなげる〜』」
卒業後、最初に取り組む企画を考えます。地域資源とスキルを組み合わせて、始めやすい企画を立てます。スタッフのフィードバックを受けて、練り上げます。
第6回「プレゼン&ネクストアクション『当日の秘密です』」(※)
最終回は企画を発表します。クラスメイトと一緒にスタートする人も出てくるかもしれません。どんな企画が始まるのか、今からワクワクしています!
※の回にゲスト講師が参加します。
「グリーンズの学校」卒業生の活躍
▶いつのまにか勉強が好きになる! モチベーションの学習塾「a.school」岩田拓真さんに聞く「”0から1を切り拓く人”の育て方」
▶やりたいことをやるのではなく、違うなと思ったことをやめていく。greenz.jpプロデューサー塚越暁さんが「子ども原っぱ大学」を立ち上げたあと
▶高校生によるマイプロジェクトも次々と誕生!学びの場から復興リーダーを育てる「コラボ・スクール大槌臨学舎」(金森俊一さん)
▶立川の「子ども未来センター」で働くstudio-L落合祥子さんに聞く「”市民活動コーディネーター”ってどんな仕事?」
▶目指すのは“友だち経済”。リノベーションしながら暮らし方を更新するアズノタダフミさんの「メヂカラハウス」