Power2.0(=Smart Grid 詳しくはコチラの記事を参照!)を進めるGoogleから、また新たなニュースが到着!家庭やオフィスの消費電力をほぼリアルタイムで確認できるガジェット「Google PowerMeter」の提供において、電力会社と提携を発表した。
まずは「Google PowerMeter」についておさらい。
ご覧のとおり、消費電力の推移が可視化されるガジェット「Google PowerMeter」。現在Googleが政府や電力事業者と連携を取り、一般への提供に向け推進中のプロジェクトだ。
こちらのプロモーション映像で開発者の声を聞いてみよう。
“If you cannot measure it, you cannot improve it.” — Lord Kelvin
電力消費量を可視化することにより、「Google PowerMeter」は偉大な科学者名言をも“ YOU CAN ”に書き換えてしまうほどの効果を期待できると、Googleは断言している。その“効果”とは、このプロジェクトの目的である“電力消費量を削減する”ことだ。
実際、ホームページでは、“消費電力量は意識することで5~15%削減できる”という研究結果が公表されており、Googleの自信のほどが覗える。
さて、「Google PowerMeter」の仕組みは、「Smart Meter」と呼ばれる無線通信機能を持つ電力計の情報を読み取って配信することで実現するため、これを提供している電力会社との提携が必要だった。今回、カリフォルニア州のSan Diego Gas & Electric、テキサス州のTXU Energy、インドのReliance Energyなど、計8社との提携に成功し、いよいよ一般ユーザーへの提供実現に向け大きく一歩前進したと言えよう。Googleは、年内にも提供拡大を目指す計画を示している。
プロジェクト参加企業などがマッピングされているSmart Metering Projects Map
このプロジェクトは、現在も、公共事業者、ソフトフェア開発会社、自治体などのパートナーを募集中。
is just a start; it will take a lot of different groups working together to create what the world really needs: a path to smarter power.
Googleと一体となってエネルギーの未来を作るのは、私たちみんなの役割だ。今後のさらなる展開に期待しよう!
このプロジェクトのコンセプトを読んでみよう!