日本発、元気なアートプロジェクトを発見しました。みんな大好き、“おにぎり”をテーマにした、その名も「おにぎりアートプロジェクト」です!
「おにぎりアートプロジェクト」は、「おにぎり」をテーマに様々な見地からプレゼンテーションし、日本人を捉えなおすきっかけを提供していくプロジェクト。
『おにぎり』は、日本元来のコアな思想や文化をシンプルに具現化した食べもの。ーーすなわち、日本の良さを凝縮したプロダクトなのでは?
という考えから、おにぎりを使って様々なクリエイティブな仕掛けを展開しています。さっそくプロジェクトを見てみましょう。
まず見てほしいのがこちら、「おにぎり美術大学 冩眞(しゃしん)部」。日本の風景の中にある、大きなおにぎり。なんとなく哀愁を誘うレトロな写真たちが並んでいます。
そしてこれを応用した広告プロジェクトがこちら、岡山県のにぎりめし屋「山田村」とコラボレーションした広告シリーズ。キャッチコピーも加わって、日本人の心に響くほんわか広告に仕上がっています。
そして現在進行中なのが、こちらのコロンとした形の貯金箱「おにぎりBank」を使った「おにぎり貯金プロジェクト」。おにぎりを持って出かけて、浮いたお金をこの貯金箱で貯めましょう、という運動です。
「おにぎり」を使ったクリエイティブひとつで、楽しく前向きに貯金できてしまいそうですよね。ちなみに「おにぎりBank」は、「ざらざら仕上げ」と「つるつる仕上げ」の2種類から選べます。こんな遊び心もステキです。
今後、おにぎりアートプロジェクトでは、こんなことを考えているようです。
おにぎり写真集をつくろう
おにぎり絵本をつくろう
おにぎり屋さんとタイアップ企画イベントをやろう
おにぎり小説を書こう
おにぎりについて調べてみよう
むむむ。何だか楽しくなりそうな予感!
ホームページには、「おにぎりは2番目に好きなたべもの」だと言う代表のノウショウトシマサさんのおにぎりへの想いが語られています。
日本人のココロとココロをつなぐ最終秘密兵器。
なるほど。誰もが認めるジャパニーズ・ソウルフード「おにぎり」は、コミュニケーションツールであり、日本人のクリエイティブ脳を最大限に刺激するプロダクトと言えるかもしれません。
今の時代だからこそ面白い、おにぎりアート。今後の展開が楽しみです!
Photo : Toshimasa Nosyo Supported by sunshine creative 2010 / SATO CERAMICWARE (c)Onigiri ART Project
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