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今、ここに「あるもの」に目を向ける第一歩。自分と、そして周りの人とつながる「感謝日記」の始め方

毎日の生活の中には、嬉しいこと、楽しいこともあれば、悲しいことやイライラすることもあります。だけど、できるだけ心地良く過ごしていきたいもの。

そのためにはじめられる小さな習慣があります。それが「感謝日記」。この習慣は続けることで、自分と、そして自分を取り巻く人々とつながりを感じることができるのです。

感謝日記を書いてみよう

やり方はとってもシンプル。今日一日のうちで、ありがたいと感じた出来事を思い浮かべ、記録していきます。いくつかポイントをご紹介しましょう。

1. 感謝の対象は、人でも、ものでも、ことでも

誰かが何かをしてくれたこと、自然の美しさ、おいしい食事が食べられること…などなど、感謝の対象はなんでも構いません。

2. 書き出す数をあらかじめ決めておく

1日10個、でも、3個以上、でも。大体の数を決めておくと続けやすいです。

3. 毎日違うことに感謝を

同じことにばかり目を向けるのは依存や執着を生むことも。毎日違うことをみつけましょう。

4. 書き方は自由

ノートに書いても、パソコンやスマホにメモしても。ビデオレターやボイスメモで残す方法もあるかもしれません。またはSNSでシェアしてオープンにしても構いませんし、グループページで友人と書き合うこともできそうです。続けやすい方法ではじめてみます。

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「感謝の眼鏡」で世の中を見てみると

このワークを続けると、自分の周りに、どれだけ大切なことや感謝できることがあるかに気付かされます。

感謝の気持ちを持つことで、今ここに「ないもの」ではなく、すでに「あるもの」に目を向けることができ、幸福を感じることができるようになるのです。

さらに、「感謝の眼鏡」で世の中を見ると、周りの人やコミュニティへの信頼感や安心感が高まります。私たちは、例えその日誰にも会わずに暮らしていたとしても、たくさんのつながりの中で生きている、ということを実感するでしょう。

新型コロナによる自粛生活が明けて、少しずつ人と交流する機会が戻ってきたこの時期。今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないことに気づくことも多かったかもしれません。そんな今だからこそ、私たちに今ある幸せに目を向けることができる、感謝日記をはじめてみませんか。

– NEXT ACTION –

今回お話をうかがった、きらさんが書かれた感謝日記についても併せてご覧になってみてください。

(協力: NPO法人トランジション・ジャパン)
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