こんにちは!スタッフのおぐなお(小倉奈緒子)です。先月2月の活動レポートをお届けします。
コロナウィルスの影響で、外出を自粛したり、いろいろなイベントが中止や延期になっていますね。グリーンズのイベントも延期の決定をしており、正直「いつまで自粛すればいいのだろう続くのだろう。」と思ったりもしています。
いかしあうつながりの考えの元になっているパーマカルチャーに「problem is the solution.(問題は解決でもある。)」という考え方があります。
今の状況(問題)をどういかせるか、「今だからこそできること」は何かと考え、「これを期に遠くていけなかった地方の方へオンライン取材をしてみようか」「チームの飲み会をオンラインでやってみよう」とトライをしています。
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現在のピープル数は703名、いつもあたたかいサポートを本当にありがとうございます!
おかげさまで日々活動ができています。その様子をこちらで報告します。
VISION
いかしあうつながりがあふれる幸せな社会
MISSION
仲間と共にいかしあうつながりを実践、探究、発信する
今年の年間目標
グリーンズを「いかしあうつながりを探究し、ともに学ぶ」場として確立し、想いをもった探究者が溢れかえっている状況をつくる
代表鈴木よりみなさまへのお礼のメッセージ
グリーンズ代表理事 鈴木 菜央
2月は、毎年1〜2月に行う、合宿を実施しました。今年の合宿は、千葉県南房総市のパーマカルチャー阿波(PAWA)で行って、①メンバーのパーマカルチャーの理解と学び ②時間をともに過ごすことでメンバー同士、深くつながる ③普段色々忙しいメンバーの休息・養生 を目的に実施しました。パーマカルチャーの考え方、捉え方を全身で感じる機会になりました。グリーンズが今後進めていきたい「いかしあうつながり」の基礎になっていくと思います。そして2月後半にはNPOグリーンズの社員総会を行い、NPOグリーンズの今後の方向性について、議論しました。まだ議論は続いていますが、グリーンズの今後の方向性が見えてきたら、ピープルの皆さんとも共有したいと考えています。いつも、グリーンズの応援、ありがとうございます!
VISIONに向かい各事業部では、日々こんなことしています!
メディア:いかしあうつながりのヒントを発信する編集体制をつくる
greenz.jp副編集長 スズキコウタ
2月は全体的に棚卸しをして、次の挑戦を可視化する機会が自然と多くなる一ヶ月でした。「作文の学校」ではライターが取材し執筆し、それを編集部がブラッシュアップする。そのプロセスの中でどんな思考をし、誰のことを一番に考え、愛を込めてアウトプットしていくか。そんな話を土居彩さん、たけいしちえさん、瀬戸内千代さんとともに。一方で、「媒体」としてのこれまで・今後を考えるべく、「IDEAS FOR GOOD」加藤佑編集長を招いて、媒体運営をしていくことで、僕らは社会に何を投げかけたいのだろう。そしてライターさん、エディターさん、もちろんピープルと読者のみなさんに何を発信し、どのように協働関係を結べば全員のニーズが満たされるのだろうといったことですね。そんな雄大な思考訓練でのアウトプットを大きなゴールに設定し、そのゴールに到達するために、いろいろな記事制作手法や内容そのものの実験をひきつづき続けています。まずお披露目になったのが、高知県大川村とのコラボレーション記事。先月のこちらのコメントで触れた「いたこ的に伝えるのでなく、書き手の経験や思想や観察」というものを込めました。ぜひご一読ください。
スクール:いかしあうつながりを実践するためのクラスを拡充する
グリーンズの学校 佐藤 大智
グリーンズの学校のリニューアルに向けて、仕組みを考えたり準備期間でした。今月は「メディアの教室」と「コミュニティ経済と未来のお金を考えるクラス」と「いかしあうつながりスタディツアー in バリ」の3つのクラスを開講できました。バリのスタディーツアーはグリーンズとして初の海外開催!とても人気で増席をしたくらいです。大きなトラブルもなく、楽しく学びも多いツアーになったようでよかったです!
コロナの感染拡大が心配される状況なので、これを機にオンラインクラスの運営のクオリティーを上げていきたいと思っています。
コミュニティ:学び合いによってピープルの価値を高め、全スタッフと全インターンがピープルの価値を外に伝えたくなるような環境をつくる
ピープル事業部 小倉 奈緒子
"グリーンズピープルに学ぶ「いかしあう〇〇」連載”では、兵庫県尼崎で活動されているgreenz people、場を編む人・藤本遼さんと住職・中平了悟さんの取り組み「カリー寺」を取材させていただきました。また、コロナで学校が休校になったり、イベントが中止になっている今、それに対して前向きなアクションを起こしているgreenz peopleの方がたくさんいることに気づきました。全国のピープルのアクションを記事化します!FBのピープルグループで募っていますので、なにかアクションされている方はぜひコメントください。
大変な時に、それに前向きに時にユーモラスに取り組む仲間が全国にいることは、すごいパワーだと思っています。この価値を最大化できるように、今後も動いていきます。
ビジネス(企業・行政連携):グリーンズ求人のプロジェクトのテコ入れと、ビジネス研修のキックオフを行う
グリーンズ事業統括理事 植原 正太郎
今月はgreenz.jp上で企業、自治体とのコラボレーション記事が多く掲載されました。竹中工務店、大阪ガス、issue+design、奈良県生駒市、千葉県いすみ市、岡山県和気町、高知県大川村。僕たちが14年間育てているWEBマガジン「greenz.jp」というリソースを通じて、これらの企業&自治体の社会づくりのチャレンジを応援できていることは改めて嬉しいことだと感じます。記事をつくるだけではなく、その先の「変化」にももっと貢献していきたいです!
数字でみるグリーンズ
▼今月の、suppoted by people記事は7本でした◎
- 「Village Building Convergence(村づくり集会)」に見る、これからの祭りの風景〜ポートランド・シティリペアのまちづくり
- いま話題の「アクアポニックス」、その仕組みからつくりかたまですべてを徹底解説! 野菜と魚が育つ小さな“いかしあうFarm”をつくってみて学んだこと。
- 映画『37セカンズ』はみんなの話。尊厳を問う映画を観て変化した意識とは
- 映画『37セカンズ』を観て、障害者が輝く機会を奪う、私たちの無意識の罪深さを思う
- 子どもを真ん中に社会を見据えれば、基本的信頼も地域社会も取り戻せる。自由学園×自由の森学園×INEB。教育者たちの対話から見えてきた、現代の子育て・教育に必要な「3つのR」とは?
- 30年後、AIが人類を完全に超え、人は考えるだけで会話できる超人に? 最先端神経科学が資本を握る”ニューロ・キャピタリズム”時代がやってくる。
- 「場づくり」とは人の可能性を引き出すこと。『場づくりという冒険』著者・藤本遼さんが提案する、一対一の関係性からはじまる拠りどころのデザイン。
ピープルスタッフからひと言
編集部の「書き手の経験や思想や観察」を込めた高知県大川村とのコラボレーション記事、スクール事業部のグリーンズ初のいかしあうつながりスタディツアー、ピープル事業部の”グリーンズピープルに学ぶ「いかしあう〇〇」連載”、ビジネス事業部の企業、自治体とのコラボレーション記事。
すべての部署で、「いかしあうつながり」を軸にした事業が本格始動をし始めました。
最近のグリーンズ
Earth Campanyさんとともに「これからの社会・暮らしを体感するいかしあうつながりスタディツアー in バリ」を開催しました。
greenz people5名を含む22名で(0歳から50代、関東関西四国九州、離島まで日本全国から集まりました!)、視察し、体感し、対話し、学んだ5日間。
参加者の皆さんがとてもあたたかく、すでにいろいろな分野で活動されている方も多く、学びも深く。
未来のことを話す場に、子供が自然にいる風景。
ここでつながり、またそれぞれの場所で暮らしや社会をつくっていく。これからにとてもワクワクする旅でした。
実はこのツアーはgreenz peopleでもある私おぐなおが、「やりたい」と思ったものの、本当に参加者が集まるかどうか勇気が出ずに、ピープルのFBグループで相談したところ、みなさんに応援やアイディアを頂き実現したツアーです。本当にありがとうございました!
お知らせ
greenz peopleになりませんか?
NPO法人グリーンズは「greenz people」のみなさんから寄付会費をいただき、記事や連載づくりをしています。greenz peopleはグリーンズの活動の原動力であり、「いかしあうつながりあふれる社会」に向けてともに学び、歩む仲間です。
詳しくはこちら!
ピープル同士のコミュニケーションや会員の方向けの情報発信の場
https://www.facebook.com/groups/greenz.people/
◾ピープル図鑑
ピープル同士、顔が見える関係を創ろうということで、ピープルの自己紹介サイト、ピープル図鑑をつくりました。
https://greenz.jp/people_zukan/
◾PTTP(Power to the People)
これまでグリーンズを応援してきてくださった「greenz people」のみなさんを、今度はグリーンズが応援していくプログラムです。
1.greenz.jp上にイベントを掲載&SNSで拡散
2.greenz peole連載の企画や取材に同行(記事に登場できるかも!?)
3.グリーンズの学校やグリーンズ主催のイベントに割引価格で参加
4.みなさんのお悩みをグリーンズに相談
https://greenz.jp/how_to_pttp/