オリンピックは終わりましたが、
これからも中国の動向は気になりますね。
スゴい勢いで経済が発展したひずみが
環境問題となって出てきているいま、
どうやってそれを解決していくのか。
これまでの欧米中心だった環境対策とは違った
アプローチが出てくるかも知れないので、
同じアジア人としてはとても気になるところです。
さて、今日はそんな中国で行なわれた
WWFのキャンペーン広告をご紹介します。
シリーズのタイトルコピーは
「パンダを助けることだけが、私たちの使命ではありません。」
パンダを使って、森や水辺、レイヨウ(鹿みたいな動物)が
描かれています。
インパクトある表現で、
WWFのマークはパンダだけど、
森や水、生態系を守るための取組みを行なってますよ、
環境問題のことを分かりやすく伝え、
変化を起こすきっかけづくりをしてるんですよ、
ということを表現しているんですね。
パンダの顔はモノクロで平面にすると
ガイコツみたいに見えるので、ギョッとします。
見れば見るほどコワいですが、
そのコワさが絶滅に瀕しているパンダの
叫びのように思えてきます。
経済と同じように、
中国は広告表現でも勢いを感じさせるものが
多くなってきました。これからも要チェックです。