こんにちは、グリーンズβ会員インターンの緒方です。
greenz.jpの運営主体がNPO法人化してから、もうすぐで1年。2月22日の一周年を記念して、これからのグリーンズを支える会員制度(正式版)がいよいよ公開となります!
greenz.jpでは2012年6月より「グリーンズ会員制度(正式版)」を一緒に考える「グリーンズβ会員」を限定100名で募集し、約半年にわたって会員制度づくりを取り組んできました。今回はその活動を報告しつつ、気になる会員制度の中身をご紹介します。
計6回のβ会員ギャザリングでワークショップを開催!
グリーンズβ会員では、半年で計6回のギャザリングでワークショップを実施。記念すべき第一回のギャザリングで行われたワークショップでは、みんなで3年後のgreenz.jpを描きました。
▶2015年のグリーンズはこんな感じ!グリーンズ会員制度を考える「グリーンズ会員β第一回ギャザリング」 [イベントレポート]
3つのチームに分かれて、会員向け特典のグッドアイデアを結集
10月からの約1か月間は、みんなで会員向け特典の中身についてブラッシュアップ。半月ごとにリサーチフェーズ、レビューフェーズと分け、チームによっては個人的に集まりを設けるなど、β会員のみなさんには主体的に会員制度づくりに関わっていただきました。
10月15日の第4回β会員ギャザリングでは、グリーンズメンバーが「greenBOOKS」「メルマガ」「マーケティング」の3つのチームについてプレゼンテーション。その後、当日参加されたβ会員のみなさんに入りたいチームに分かれていただき、「普段、どんな本と関わっているか?」「おすすめのメルマガは何か?」「どんなひとに会員になってもらいたいか?」などについて意見を集めました。
会員向けの本づくりを考える「green Books」チームでは、それぞれお気に入りの本を持ち寄って読書会を開催。みなさんの本の紹介から、どんな本をgreenz.jp読者が求めているのか考えました。当日持ち寄られた11冊についてはこちらのNAVERまとめをご覧ください。
10月29日の第5回ではリサーチフェーズで各チームが調べたことを発表。そして11月19日のラストの回には11名が参加し、レビューフェーズで検証した結果を共有しました。この一か月で調査・検証したものが、会員向けの特典の中身に反映されています。
特典は3つ!気になる会員制度の中身は?
非営利メディアとして、一人ひとりが主役になれる社会づくりを目指すウェブマガジン「greenz.jp」の運営費の一部をサポートする仕組み「グリーンズ会員制度」。ご意見・ご質問などはこのページの下にあるFacebookコメントで受け付けますので、どんどん書き込んでください!
グリーンズ会員制度の輪に加わると、こんなものが得られます
※下記制度はすべて暫定です。今後変更になる可能性もあります。
1. 会員限定の本「green Books」が年2回届きます
「green Books」は「未来のつくりかたがわかるブックレーベル」。会員のみなさんが、ソーシャルデザインしていくときに「使える」本/冊子を年2回を届けます。2013年2月発行予定の第1号のテーマは『ソーシャルデザイン宣言』です。
2. 会員限定のメールマガジンが月に2回届きます
コラムや対談特集の限定記事やQ&Aコーナー、またgreenz.jp関係者による、オススメ記事まとめなどの情報が載ったメールマガジンを月に2回発行。”ウェブマガジンのグリーンズ”とはちょっと違うグリーンズに触れることができます。
3. green drinks Tokyoに年間2回まで、500円引きで参加できます
グリーンズが毎月第2木曜日に開催している、アイデアとアイデアをつなげる飲み会「green drinks Tokyo」に、500円引きでご参加いただけます(年間2回まで)。これまでの「green drinks Tokyo」の様子はこちらをご覧ください。
概要
*期間*
2013年2月22日(金)より、募集開始予定です。
会員期間は、申し込みをしてから【1年間】です。
*会費*
1年間で【6,000円】です。
*申し込み方法*
会員管理システムの準備が整い次第、改めてお知らせいたします。
”Community Supported Media”への第一歩!?
グリーンズ会員になることは、「3つの特典が得られますよ」というだけではありません。グリーンズ会員になるとは、どういう意味があるのか、メンバーの3人に聞いてみました。
左から発行人・鈴木、フクヘン・小野、編集長・兼松
質問1. グリーンズ会員になるって、どういうこと?
小野 グリーンズのミッションである「自分たちの作りたい社会を、自分たち自身の手で作ること」=「ソーシャルデザイン」のムーブメントの賛同者、参加者になるということでしょうか。
兼松 あなたの「ずっとやりたかったこと」がグッと近づいてくる。そんな変化が、きっといろいろ起こると思います。
鈴木 一人ひとりのちからを、大きななうねりに変えていくこと、かなと思います。何が起きるか、わくわくしますね!
質問2. 会員制度でやりたいことは、なんですか?
兼松 あなたの「ずっとやりたかったこと」を実現するために、知りたいことを教えてほしいですね。それをきちんと言葉にして、同じ思いをもった仲間たちとシェアしたいと思います。
小野 グリーンズを運営するにあたり、会員のみなさんとはより深いコミュニケーションをとれるようになるかなと思うので、greenz.jpが取材対象とさせていただくような方たちを、たとえば会員のみなさんと一緒に「基金」を運営するようなかたちでより具体的に応援していきたいですね。
鈴木 社会変革を掲げた非営利メディアが、コミュニティで社会を変えていく。日本で始めての事例になったら最高です。
質問3. これから会員になろうかな、と思う人に対してメッセージは?
小野 グリーンズが発信する情報を楽しんでいただくと同時に、このムーブメントにあなたらしいかたちでご参加いただけると嬉しいです!
兼松 今までも、これからも、ご縁のあったたくさんの方々のおかげで、グリーンズはすくすくと成長していくのだと思います。本当にありがとうございます!
誰かにとって、一生モノのきっかけになることが、僕らにとっての誇りです。そんなきっかけをたくさんつくりだすグリーンズを、一緒に育てていただけると嬉しいですね。
鈴木 もし、日本に住んでいる全員が、目の前の課題に楽しく取り組んだら、日本の課題はおおかた解決すると思うんです。そんな社会の実現が究極のゴールですね。
greenz.jpは2006年の創刊以来、「ウェブマガジン」から「コミュニティ」へ進化して来ました。そして今度は、「ムーブメント」へと進化していきます。会員制度は私たちにとっても、新しい試みですが、みなさんと一緒に「みんなが欲しい未来」をつくれたらいいな、と思っています。わくわくした人は、2月の募集開始をお待ちください!
(Text:緒方康浩)