より多くの住宅をソーラーに!共同購入型太陽光パネル設置プログラム「1 BOG」がリースを開始

Creative Commons: Some Rights Reserved. Photo by ICMA Photos.

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最近、日本の一般住宅でも、太陽光パネルを設置する例が増えてきましたが、まだ十分に普及しているとはいいがたい状況。太陽光パネルの設置はもとより、購入までのプロセスが複雑ですし、どの業者からどのような製品を購入すればいいのか?をユーザ側で判断しづらいなどの課題があります。そこで、米国では、2008年から、共同購入によって割安に太陽光パネルを設置するプログラム「1 BOG」がスタート。このたび、より多くの住宅を“ソーラー化”しようと、従来の共同購入型に加え、リース方式のサービスも加わりました。

1BOG(One Block Off the Grid)」は、太陽光パネルの設置を検討している一般家庭を組織化し、購買力を強めることで、市場価格より15%程度割安な価格で、太陽光パネルを設置できるという民間プログラム。2008年、米サンフランシスコで立ち上げられて以来、米国全土に拡大し、これまでに、1,400台以上の太陽光発電システムが導入されました。

この「1BOG」は従来、“買い取り”のみを対象にしてきましたが、この方式では、割安な価格とはいえ、太陽光パネルの設置に相応の初期投資が必要。たとえば、南カリフォルニア地方で5.2キロワットの太陽光パネルを設置するための支払額は、平均13,800米ドル(約110.8万円)だとか。そこで、「設置時に多額のお金を支払うのは難しいけれど、家庭に太陽光パネルを設置したい」という顧客層に向け、新たに、リース方式を導入しました。同等の太陽光パネルをリース方式で設置すれば、利用期間20年で、リース料は月125米ドル(約10,000円)。頭金も不要です。

東日本大震災の発生以来、日本でも、再生可能エネルギーへのシフトが、重要な課題としてますますクローズアップされていますね。その具体的な施策のひとつとして、一般ユーザにとって、実用面はもちろん、経済面からも、このエネルギーを利用しやすい方法や仕組みを作り出すことも、必要なことかもしれません。

[via CleanTechnica]