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子どもたちが会社のアドバイザリーボードに!英スーパーTescoの子ども支援プログラム「Tesco for Schools & Clubs」

Creative Commons: Some Rights Reserved. Photo by EdinburghGreens

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会社の相談役というと、役員経験などを持つ“重鎮”の方々が就く役職のイメージがありますが、英国の大手スーパー「Tesco」では、なんと、子どもたちを相談役に公募中!?

Tescoでは、英国の学校やアマチュアクラブに向け、子どもたちのための様々なアイテムを贈るプログラム「Tesco for Schools & Clubs」を実施。Tescoでの買い物金額に応じて発行されるクーポン券を学校やクラブ単位で集めると、ポイントに応じて、テニスラケットやバレーボール虫の巣、顕微鏡テーブル・棚など、幅広いジャンルからアイテムを選んで、もらえる仕組みです。2010年には、このプログラムを通じて、930万英ポンド(約12.9億円)相当、44万アイテムが、英国中の学校やクラブに寄付されました。

Tescoは、このプログラムをより充実させるべく、9~12歳の子どもたちから構成されるアドバイザリーボード「Tesco Kids’ Board」を設置。現在、そのメンバーとなる6名を公募しています。選出されたメンバーは、この夏に開催されるTescoの取締役会に出席し、「Tesco for Schools & Clubs」の今後の方針や計画について、議論するそうです。

子どものためのプログラムを、子どもの視点からブラッシュアップしようという試みは、ユニークですね。子どもたちの柔軟な発想やアイデアから、大人が気づかされること、学ぶことは、きっと多いはず。様々な年代の声に耳を傾け、よりよい取り組みにつなげようという姿勢は、これからの企業にとってますます必要なものかもしれません。

[via Springwise]

「Tesco for Schools & Clubs」について調べてみよう。