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あなたの脂肪が地球を救う!?みんなでレッツ・メタボランティア!

Creative Commons: Some rights reserved by Tobyotter

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メタボなお腹が地球を救う英雄に!
しかもスリムで健康になっちゃう!

一見信じがたいお話ですが、この2つを同時に実現してしまうユニークなプロジェクトが始まりました。その名も「メタボランティア」。お腹周りが気になってきた方、とにかく必見です!

メタボランティア」の考え方は、至ってシンプル。世界にいる肥満人口と飢餓人口は共に10億人と言われていますが、実は食料は十分に足りています。世界的に不均衡な状態にあるため、先進国、途上国共に問題を抱えた状態になっているのです。それならバランスをとって、「肥満の方の余ったエネルギーを飢餓に苦しむ子どもたちにあげれば、どちらも健康でハッピーになれるんじゃない?」という軽やかな発想から生まれたプロジェクトなのです。

メタボランティアの仕組み

メタボランティアの仕組み

ではどうやってこのエネルギーを交換させるのでしょうか?現在、2つのプロジェクトが動いているようです。

ひとつ目は「“うごく”メタボランティア」。メタボウリング、メタフットサルなどのイベントで参加者が消費したカロリーをお金に換算し、その金額を募金として集めます。これを資金に、飢餓で苦しむ子どもたちに給食を届けるという仕組みです。自分で消費カロリーを実感できるところもいいですよね。

メタボウリングで子どもたちに給食を!

メタボウリングで子どもたちに給食を!

もうひとつの「“ヘルシー”メタボランティア」は、運動以外の消費カロリーが対象。他団体が手がけるダイエットプログラムなどと一緒に企画する、コラボプロジェクトです。例えばこちらは恵比寿のおむすび屋さん「ゑびすむすび」とのコラボで展開中の「こんにゃく米おむすび」プロジェクト。

「こんにゃく米おむすび」プロジェクト

「こんにゃく米おむすび」プロジェクト

共同開発したこんにゃくのおむすびは、なんとカロリー約40%オフ!1個のおむすびで低減できたカロリー分を4円(=バングラデシュの給食1食分)と換算し、売り上げに応じてバングラデシュの子供たちへ給食を届けるという仕組みです。

その他にも「プラス1ミール」との提携プロジェクトや、「食事記録交換ノート」など、多種多様なプロジェクトで、日本人のカロリーを途上国の子どもの給食に換えているのです。

ヨガのポーズに挑戦!「メタバランス」の様子。

ヨガのポーズに挑戦!「メタバランス」の様子。

この発想でいけば、業種を問わず、アイデアは無限に広がって行きそう!何より分かりやすさがいいですよね。協賛やコラボプロジェクトも随時受け付けているようなので、ピンと来た方はお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

最後に、サイトにある「健康十則」を。

一、蓄えた脂肪は、無駄に減らしてはならない。
二、太っていることは、飢餓を救える力で満ちている状態だと考えること。
三、減らすときは「動くメタボランティア」に参加し、飢餓を救済すること。
四、常に腹八分を意識し、適切な量のエネルギーを蓄ておくこと。
五、食べ過ぎそうな時、お腹を減らしている子どもたちを考えよう!抑制につながる。
六、それでも満腹になりたければ「食べてメタボランティア」に参加し、飢餓を救済すること。
七、メタボランティアはみんなで楽しもう!継続意識が増す。
八、自分の健康を、世界の健康につなげることを楽しむこと。
九、みんなの参加が、より大きな飢餓救済を実現する。
十、メタボを恐れるな!肥満は飢餓救済の種である!あなたの脂肪が地球を救うエネルギーになるのである。

これを読んで勇気が湧いちゃったそこのあなた、メタボランティアしてみてはいかがですか?