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さあ、映画で世界を変えましょう。UFPFF 国際平和映像祭開催。

紛争地域パレスチナのヒップホップグループを追った映画『スリングショットヒップホップ』より

紛争地域パレスチナのヒップホップグループを追った映画『スリングショットヒップホップ』より

アフガニスタン、パキスタン、ダルフール……、未だたくさんの争いが続いている今日。世界から、戦争や紛争がなくなる日は来るのでしょうか。

来年、そんな戦争・紛争のない平和で持続可能な世界を実現するための映像際「UFPFF 国際平和映像祭(UNITED FOR PEACE FILM FESTIVAL)」が開催されます。発起人代表は、募金サイト「イーココロ!」やチェンジメーカー育成プロジェクト「BADO!」を作り出したユナイテッドピープル株式会社の関根健次さん。映像は日本中から公募するというこの映像祭、一体どんなもの? 関根健次さんに伺いました!

2011年9月21日の“国際平和の日”に開催されるUFPFF 国際平和映像祭。その内容は、学生を対象にネット上で映像作品の公募・公開を行い、一般投票によって選ばれた上位10名が新たに作品を制作し、公開するというもの。

作品のテーマはずばり、「平和」。

来月2010年11月3日から始まる作品公募で募集されるのは、5分間の映像作品。作品投稿はYouTubeへのアップ作業で行えるため、日本全国、海外からでも投稿が可能です。さらに、公募期間や上位10名が新たな作品を制作する期間には、専門家を招いたワークショップでの映像制作のための技術指導も予定されているので、ちょっと技術に自信がない人でも思い切って挑戦することができるかと思います。

そして、映像祭では、審査員による作品の審査を行いグランプリと準グランプリを決定。グランプリ受賞者にはなんと、“世界一周の旅”をプレゼント予定とのこと!しかしこれ、もちろんただの世界一周旅行ではなく、「世界一周ドキュメンタリー映画を撮ろうの旅」。そしてその作品は、翌年のUFPFF 国際平和映画祭で上映されるのだそうです。

作品募集開始は、2010年11月3日。締め切りは、2010年3月31日。我こそはと思う学生さんは、ぜひ、参加してみてください!

さて、関根さんがこの映像祭を行う思いとは、どんなものなのでしょうか? 関根さんにお伺いしました。


関根健次さん
1976年生まれ 神奈川県藤沢市出身。ベロイト大学経済学部卒業(アメリカ)
高校卒業後、アメリカの大学へ進学。卒業後、帰国し、主にIT業界に身を置く。2002年に起業。学生時代に紛争地、パレスチナを訪問したことがきっかけで、世界の問題解決を目指す事業を開始。2003年5月にNGO/NPO支援のための募金サイト、イーココロ!を立ち上げる。2008年3月にはネットで署名活動ができる署名TVをリリース。2007年より社会的企業や社会起業家を応援するソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)フェロー。
URL:http://www.unitedpeople.jp/

関根さん:「僕は、自分の人生のなかでガザ地区という紛争地に出会いました。その体験から、紛争や戦争をなくして平和な世の中を作っていくこと夢として持ち、イーココロ!署名TV、旅のプロジェクトBADO!に取り組んできました。そして、近年では映画にも取り組んでいます。

ただ、これまで、映画との出会いは、たまたま友達のつてや機会があってのことだったんです。そういう話を、今回一緒にこの映像祭をすることになったシーセフの大久保さんと話していたら、『きっかけが“たまたま”では、ダメなんじゃないか?』という話になったんです。それで、 もっと仕組みづくりをするべきじゃないか? だったら映像祭をやろう!ということになったんです。平和についての作品をつくってくれる人を増やし、見る人を増やし、考えるきっかけをつくる構造づくりをしなくては、と思ったんです」

映画界の人々を巻き込んでクオリティが高く、インパクトのある映画を放映すれば、考えてくれる人を増やす方法はあるのかも知れません。そんななか、関根さんが参加対象を学生に限った理由はどこにあるのでしょう?

「もちろん、将来的には対象を広げたいと考えています。学生を対象にしたのは、これから将来を担っていく日本全国の学生を巻き込んでいきたいと思ったんです。今年はまず日本国内での開催を予定していますが、来年からは英語のサブタイトルの制作を必須にし、世界中から映像作品を集めようと思っています。

出来上がっている監督を応援するよりも、これから映画の世界で活躍したいと考えている卵たちに、平和やサステナビリティについての作品を、一度でもいいから作ってみて欲しい。学生時代にそういった視点を体験してもらえれば、将来立派な監督になった時に、またその題材を取り上げてくれると信じています。世界中の学生たちが平和について、サステナビリティについて、映像を通じてお互いのことを知り、知り合い、語り合う。そういう繋がりをつくっていきたいと思っています」

関根さんが“繋がり”の先に期待するものとは?

「発表し合い、語り合い、刺激し合い、違いを知ったり、同じようなこと考えているやつもいるんだって感じて欲しい。映像作品としては荒削りでもいいから、映像を通じてディスカッションを重ねて欲しいですね。だから見てみたいのは、映像作品のクオリティよりも、それぞれの“むき出しの心”。荒削りでもいいから、『僕たちは平和のことをこう考えるんだ』と表現することが重要だと思う。

結果的に、一人一人が平和の担い手であると感じて、どうやって平和をつくっていけるかを考えられる映像祭を実現していきたいと思っています。そこに参加した若者たちが出会い、友達になっていれば、いよいよ戦争が起きるかもしれないとういう時に、防波堤になってくれるかもしれないと思ったんです。『おい、ちょっと待てよ』って。一緒に立ち上がってくれるんじゃないかって。そんな未来の繋がりができることに期待しています」

人が繋がりあって平和を作る「united for peace」。学生たちの映像が世界を変える、新たな挑戦に注目です。



●開催記念「UFPFF 国際平和映像祭の発表会&パーティー」のお知らせ●

3つの映画の上映、ライブなどを交えて国際平和映像祭の開催発表が行われます!

【発表会プログラム】
1.オープニングトーク/ユナイテッドピープル代表 関根健次


2. 映画上映(3作品、上映順)
Vim2
13:10~13:50
『それでも運命にイエスという。 』
監督トークあり/葉田甲太、小川光一

flashesofhope
14:15~15:15『フラッシュ・オブ・ホープ -世界を航海するヒバクシャたち-』
関連トークあり/津田塾大学 伊藤 友紀

slingshot
15:40~17:05『スリングショット・ヒップホップ 』

関連トークあり/パレスチナ子どものキャンペーン事務局長 田中好子

3.LIVE&トーク/17:30~18:00

シンガーソングライター 東真紀

4. UFPFF 国際平和映像祭2011の発表/18:00~18:30

●アフターパーティー/18:30~20:30
別途料金2,000円。ソフトドリンク、ワイン・ビール、軽食付き。
下記の学生団体の活動内容を紹介。
学生団体レアスマイル
中東支援団体「ヤカオラン」
学生団体S.A.L.
学生団体adoir
ダイガク.TV
そのほか、『「緑の壁」HIVと共に生きる』/安田 菜津紀 写真展示

開催日時:2010年11月3日(祝) 13:00~18:30(開場:12:30 開演:13:00)
開催場所:JICA地球ひろば講堂(東京広尾)
東京都渋谷区広尾4-2-24 会場電話番号:03-3400-7717
日比谷線 広尾駅下車(3番出口)徒歩1分 
参加費:1,000円 ※アフターパーテイ-参加費は2,000円。
予約:要 
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