国連の推計では、
なんと年間に250万人もの人が
人身売買されているそうです。
そして、その80%を占めるのが
女性と子どもだと言われています。
見えないところで行われている人身売買について、
多くの人に問題意識を持ってもらうために、
ドイツの空港でびっくりするような
ゲリラ広告が実施されました。
たくさんのスーツケース。
そのなかに、女性が詰め込まれている
透明のスーツケースが!
その女性は、なんと、生きている!
スーツケースをとめるテープには、
「人身売買を止めよう」というメッセージと、
アムネスティのロゴが書かれています。
人間が物のように扱われ、
売り飛ばされるということが、
いかに異常なことなのか感覚的に伝わりますね。
手荷物受取所は、自分の荷物は
どこかいなと目をこらすところ。
メディアとして最高なこんな場所を、
社会的なメッセージを伝えるために
使わせた空港は、アッパレですね!
追記(2010年8月20日)
編集部で動画を見つけました!動画で見ると、またスゴイですね……。