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ゴミ置き場アートで街を変える!「GARBAGE BAG ART WORK」

greenz/グリーンズ GBA

想像してみてください。あなたの街のゴミ置き場がこんな風景だったら…。
今日は燃えるゴミの日なので、お花畑。

燃えないゴミの日は海の中、資源ごみの日は森に変身!

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こんなゴミ置き場なら、街のイメージも変わると思いませんか?

ゴミ置き場の風景が明るくなるだけじゃなく、毎日のゴミだしが楽しくなってしまいそうなこのゴミ袋は、「GARBAGE BAG ART WORK」というアートプロジェクトから生まれたもの。デザインされたゴミ袋が各地で使われることで様々な派生効果を生み、まちづくりにも一役買っているというこのプロジェクトの全容を、まずは動画でどうぞ!

プロジェクトの始まりは、街のゴミ置き場が汚いことに不快感を感じていた広告クリエイターの山阪佳彦さんが、“ゴミ袋をポップなデザインにしたら、ゴミ置き場のイメージを変えられるんじゃないか?”と思いついたこと。デザインされたゴミ袋ひとつひとつをLEGOブロックのように組み合わせてゴミ置き場から街をデザインしてしまおうという発想で、そのパーツとなる様々なデザインのゴミ袋を製作したところ、一気に反響が広がったという。

この「ゴミ置き場をアートにするプロジェクト」とゴミ袋をウサギにしてしまった「ゴミは楽しくもって帰ろうよプロジェクト」を2本柱とする「GARBAGE BAG ART WORK」の活動コンセプトは、“ゴミに関心を持ってもらう”こと。押し付けのメッセージではなく、ゴミ出しや持ち帰りをエンターテイメントにさえ変えてしまうチャーミングな発想が、多くの共感を呼んでいるのだ。

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ゴミは楽しくもって帰ろうよプロジェクトのゴミ袋はウサギさんに!

プロジェクトでは、オリジナルデザインのゴミ袋販売(東急ハンズやロフトでも販売中)のほかにも、キャラクターやイベントとコラボレーションデザインのゴミ袋制作も請け負う。たとえばこちらはセサミストリートパートナーズジャパンSHiBA ブランドとのコラボレーションで生まれたゴミ袋。ゴミバケツから顔を出すキャラクターがなんともかわいらしく、子ども心をくすぐるデザインだ。

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そしてこちらはMOTTAINAIキャンペーンとのコラボレーション。ブルーの涙を流すペンギンのデザインは、単体でゴミ置き場に置かれていてもインパクト大。

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こんなふうに、アートされたゴミ袋たちは、目にした人々のゴミに対するイメージを変えることに一役買っている。どんな環境広告やメッセージより、人々に大きなインパクトを与えることは間違いないだろう。

このゴミ袋、ゴミ拾いのボランティア団体などには無償で提供しているため、徐々に人々の目に触れることも多くなってきた。しかし、山阪さんの想いはやはり、発想の原点である“ゴミ置き場から街をデザインすること”にある。それを実験的に行ったのが「森下プロジェクト」。東京都江東区森下地区で5,000枚を配布して使用してもらったところ、ご覧のとおり、風情ある下町の計99箇所でゴミ袋の花が咲いた。住民アンケートの結果も上々だったようだ。

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自治体が指定ゴミ袋として採用すれば、一気にこんな街の風景が現実となる。その街では毎日のゴミ出しは一転、アート活動となり、住民はみんなアーティストに。ゴミの日は、街中が展覧会!…なんて、想像するだけでワクワクしませんか?

ちょっとしたアイデアが街をも変えるチカラになる。こんな発想を積み重ねて、ワクワクする社会を作っていきたいですね。

他にもキュートなデザインがいっぱい!ゴミ袋ラインナップを見てみよう