以前、greenzの「Kiva.orgに、イーココロ!…… 社会起業家がきてます!」の記事中で紹介した時、読者の方から教えてもらったサイトをご紹介。
途上国の社会企業家に個人が貸付けできるマイクロファイナンシング(小口金融)のオンラインシステムKiva。融資という形の新しい形の社会貢献に、参加してみようと思った方も多いのでは?しかし、いざ融資を、という時に立ちはだかるのが言葉の壁。Kivaのサイトは当然ながら英語。なんとなく意味はわかるけど、お金が絡むとなるとやはり細かいところが気になって、ためらっていた人もいるはず。そんなあなたに朗報!Kivaを日本語でわかりやすく紹介してくれるサイトが「Kiva Japan Project」だ。
「Kiva Japan Project」では、Kivaのビジネスを細かく解説してくれるのはもちろん、実際の登録のオペレーションまで、サイトのキャプチャー画面を指し示しながらこと細かく説明している。これなら、英語がわからなくても安心してKivaに参加できるだろう。
このサイトを運営する Kiva Japan Projectは、日本にKivaの活動を広め、貧困層への投資を増やすことを目的に、Kivaに直接許可を得て活動を行っている団体。あくまで非営利であり、Kivaとの利害関係は持っていないという。
・貧困層は施しの対象でしかないのか?
・貧困層に可能性は無いのか?
・貧困は援助でしか解決できないのか?
この3つの疑問から活動を開始。「もっと彼らの可能性を信じた方法があれば…」と模索していた頃、kivaのビジネスを知り、日本での普及のため、このようなサイトを立ち上げたという。
今後、メンバーが現地へ直接出向き、途上国の企業家や子どもたちの様子を、「Kiva Japan Project Report」のページで伝えてくれるというから、ますます身近に感じられそうだ。
このサイトをきっかけに、多くの日本人が、融資という持続可能な形の支援に参加してくれることを期待したい。