イギリスのスーパー最大手のテスコが各製品の流通・販売過程などで直接生じるCO2排出量をラベル表示する試みを開始した。
小売業者や製造者は、大気中に排出されたCO2の量を記載すること義務づけられ、ラベルは、オレンジジュースやじゃがいも、洗剤など自社商品7万アイテムにつけられる予定。消費者は塩分やカロリー表示といったものに加えて製品のCO2排出量を見比べることができ、より環境にやさしい商品を選択することができるというわけだ。
この取り組みを発表した15ヶ月前からラベルの表示団体であるカーボントラストと一緒に構築してきたスキームは将来的には公の場に発表する予定だという。
テスコの社長は
今、私は「グリーン消費革命」を起こそうとしているのだ。この活動が業界のスタンダードになる日はそう遠くはないだろう
と語っている。
ちなみに、テスコの1年間のCO2排出量は400万トン!イギリス国内では1600店舗、イギリス国外でも約同数の店舗を展開している。
そのテスコの日本支社であり、関東を中心に125店舗を展開するテスコジャパン(東京)は、国内での実施は「まだ予定していない」としている。
日本はいつ頃導入されるのか、その動向が気になります!