ロボットや電車、おうちなど、カラフルなブロックをオブジェクトとして無限に組み合わせ、世界中の子どもたちのクリエイティビティを刺激し続けている、デンマークの玩具メーカーLEGO社が、グリーンエネルギー化に向けて大きく前進。5億ドル(約403.3億円)をグリーンエネルギーに投資することが明らかになりました。
ロイターの記事によると、LEGOは、5億ドルを投じ、デンマークのエネルギー企業ドンク・エナジー社(DONG Energy)が計画しているドイツの新洋上風力発電プロジェクトにおいて、32%の持ち分を買収するそうです。
このプロジェクトは、ドイツの北西岸沖35マイル(約56.3km)に277メガワットの洋上風力発電所「Borkum Riffgrund」を設置するというもので、2015年までに全面稼働する方針。2020年までには、LEGOのエネルギー需要のほぼすべてをこの風力エネルギーで賄えるようになることが期待されています。
グローバル企業によるグリーンエネルギーへの取り組みとしては、Googleが2008年10月、「Clean Energy 2030」を発表。また、Facebookも、2011年12月、国際環境保護団体・グリーンピース(Greenpeace)と提携し、クリーンエネルギーおよび再生可能エネルギーを推進することを表明しています。
今回のようなグリーンエネルギーへの大規模な投資は、LEGOにとって初の取り組みだそうですが、グーグルやフェイスブックと同様、大手グローバル企業のグリーンエネルギーへのシフトを推し進める上でも、注目すべき事例といえそうです。
[via Inhabitat]
こんな風力発電の利用も!