ドローイングやペインティングなどのアート系ワークショップ、地元の魅力を体感できるウォーキングツアーなど、ちょっとしたイベントから、新しい出会いや気づきが生まれるものですね。とはいえ、どこでどんなイベントが行われているのか?アンテナを張っていないと、意外と気づかないもの。そこで、誰もがイベント主催者となれ、誰もが参加できるオンラインコミュニティ「Gidsy」が開設されました。
「Gidsy」は、とてもシンプルなプラットフォームです。まずは、こちらのページからユーザ登録すれば準備OK。イベントへの参加申し込みはもちろん、企画イベントの告知も、このユーザアカウントから実行できます。
たとえば、「Gidsy」では、米ニューヨークのジョギング観光や街の風景をカメラ撮影するツアー、ベルリンの路地裏ツアーやヨガレッスンなど、多彩なジャンルから、ユニークなイベントがラインナップ。自分の関心や好みに合ったものを探すだけでも、楽しいですよ。
また、「Gidsy」は、イベントの企画や運営を手がける個人やグループにとって、便利な告知プラットフォームです。画面右上の「Host an activity」をクリックし、自分のイベントを投稿しましょう。イベントの概要と所要時間、参加費、参加者数などを入力するだけでOK。告知のタイミングや内容の変更・修正も、管理画面からカンタンに設定できます。
「Gidsy」は、仕組みの面では、“教える”と”学ぶ”をつなぐオンラインプラットフォーム「Skillshare」と似ている一方、知られざる街の魅力を草の根の人々が伝えるという観点からみると、ホームレスによるロンドン観光ツアー「Unseen Tours」とも通じるものがあります。
現時点では、米ニューヨーク市と独ベルリンの2都市のみを対象としていますが、今後は、世界中にエリアを順次拡大していく方針だとか。日本でも、各地で実施されるイベントが、このようなオンラインプラットフォームでつながると、イベント主催者にとっても、参加者にとっても有益ですね。
[via Springwise]
greenz.jp記事「これぞ、”学び2.0″!『教える』と『学ぶ』をつなぐオンラインプラットフォーム『Skillshare』」を読んでみよう。