サステナビリティに特化したサブブランド「BMW i」の発足でも話題になった、ドイツの自動車メーカー「BMW」が、いよいよカーシェア業界に参入します。
「DriveNow」は、BMWとモビリティサービス企業Sixtの合弁会社によって運営されているカーシェアリングサービス。2011年4月から、独ミュンヘンを対象エリアとし、「Mini Coopers」と「BMW 1シリーズ」の2車種、あわせて300台でサービスを開始しました。
29ユーロ(約3,480円)でユーザ登録すると、公式ウェブサイトやスマートフォンなどから、周辺にある自動車を探したり、予約することが可能。対象エリア内のどこからでも乗り始められ、乗り捨てることができます。ちなみに、利用料は、ガソリン代などの諸費用込みで1分あたり29セント。「MINI Cooper」なら、最大1時間あたり14.90ユーロ(約1,790円)です。
「DriveNow」は、今後、ベルリンで500台のカーシェアリングサービスを開始する予定となっているほか、ドイツの他地域、欧州各地にも順次拡大していく方針だとか。2020年までに、世界で会員数を100万人とすることを目標に掲げています。また、将来的には、ガソリン車だけでなく、電気自動車なども対象にしていく計画です。
2010年6月greenz.jpにて実施した読者アンケートによると、「普段から使っている」(回答者の4%)、「過去に使ったことがある」(同5%)と、利用経験者は少数派ながら、52%が「興味はあるけど利用したことがない」と回答。カーシェアリングに関心を持つ人は、日本でも少なくないようですね。「DriveNow」が世界中で展開されれば、日本でも、夢の”ビーエム”で気軽にドライブできちゃう日が来るかも?!
[via GOOD]