自分たちの手で都市を作る! 都市・農地・森林を融合した「くりもとミレニアムシティ」へ行ってみない?

photo by ミレニアムシティ

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外壁はガラス、中には広いキッチンや食堂が配置され、その横にははしごを使って登っていく小さな木製の家──。

これは千葉県香取市の500坪の土地に、NPO法人ミレニアムシティが建設した「くりもとミレニアムシティ」

施設は、落葉高木・温室・COYA(小屋)の3層構造となっており、省エネルギー建築を実現。落葉高木は日照の調整装置となり、夏は木陰、冬は陽だまりを作ってくれる。ガラスの温室は雨風を防ぐ役割を持ち、COYAはプライバシーと小さいがゆえに少ないエネルギーで温かさを保ってくれる。

また、ここでは本格的に田舎に移住する一歩手前の体験ができ、数十名の短期の宿泊滞在が可能。都会を離れて農業を楽しみたいという人たちが、週末になると集まってくるという。外に出て、温室や農場などでみんなと一緒に生活することの大切さ。心地良い午後のひととき、「陽だまりの中、ぬくぬくと読書できたら最高だろうな〜」と想像してしまうではないか。

そもそもミレニアムシティとは、どんなものか。
それは、「自分たちが望む街や環境を、自分たちの手でつくる都市」のこと。

この施設にはミレニアムシティの5つのキーワードである、パラダイムシフト、セルフビルド、環境共生と環境蘇生、コネクトハウジング、ネットワーク都市のすべての要素が盛り込まれている。都市と農地と森林を融合させた、ネットワーク都市の先駆けなのだ。

このほかにミレニアムシティは、風力発電設備やバイオマス活用のための設備を備えた「あさひミレニアムシティ」や気軽に立ち寄れる「吉祥寺ミレニアムシティ(仮名)」とがある。また、同法人は独自のコミュニティ通貨「ミレ」を発行、運用し、しかもほかの複数のコミュニティ通貨との連携も図っている。

関心の高まっている、自然と共存する「自分スタイルの暮らし方」。新しいあり方や可能性を感じ取ることができるのではないだろうか。

ちなみに、12月6日、吉祥寺ミレニアムシティでワークショップを開催。近場なので、気軽に参加してみてはいかが?