マイケル・ムーア監督からファンへの贈り物!最新映画が無料でダウンロードできるって本当?

greenz/グリーンズ Michael Moore in 2004

Michael Moore in 2004/Photo by Prognosic

あのマイケル・ムーア監督の最新映画が無料でダウンロードできる!

ファンにはたまらないビッグニュースがアメリカから飛び込んできた。監督は「この作品はファンへの贈り物として制作した」として、収益は見込んでいないということだが、いったいその目的は?そもそもどんな映画なのだろうか?まずは、この映画のトレーラーをどうぞ。


「Slacker Uprising」のトレーラー

今回無料で公開されるのは、最新ドキュメンタリー映画「Slacker Uprising」。
マイケル・ムーアといえば、ブッシュ政権を厳しく批判した「華氏911」や、アメリカの医療問題に鋭く切り込んだ「シッコ」など、衝撃的なドキュメンタリー映画で有名だが、今回の映画の題材は大統領選挙。2004年の大統領選挙中に、ムーア監督自身が62都市を回り、選挙に揺れる人々の声を記録した内容なのだとか。製作費200万ドル、上映時間97分、しかも高解像度のこの映画が、特設サイトにて9月23日から3週間、無料でダウンロードできる。

ムーア監督は、サイトに次のようなメッセージを掲げている。

“This is being done entirely as a gift to my fans. The only return any of us are hoping for is the largest turnout of young voters ever at the polls in November.”
(これは、ファンへの贈り物。われわれが唯一願う見返りは、11月、過去最多数の若い有権者が投票してくれること、それだけだ。)

そう、この作品には、11月4日の大統領選挙に向け、若者に政治への参加を呼びかけるメッセージが込められている。ますます盛り上がりを見せるアメリカ大統領選挙だが、ここ数回の投票率が50%前後と、やや低迷気味。日本と同じように、政治に無関心な若者が増えているとの報道もある。投票率の底上げに、この作品がが一役買うことができるか?決して人ごととは思えないアメリカの大統領選挙の行く末を見守りたいところ。それにしても、日本の中にもこのくらい突飛な発想をかましてくれる先人がいてくれれば、もっと世の中がよくなるかもしれない。とついつい思ってしまうのは私だけだろうか。

この映画、残念ながらダウンロード視聴できるのは北米在住者のみで、劇場公開やテレビ放映の予定もない。しかし、サイトで予約すれば9.95ドルでDVDを購入することができる。気になる人は「Slacker Uprising」公式サイトへアクセスしてみよう。