誕生日おめでとう!プレゼントには、途上国のきれいな水をおねだりしてね。 『September Campaign』

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The September Campaign Trailer from charity: water on Vimeo

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GPS、グーグル・アース、ストリーミング・ビデオなど、現地情報を世界に向けて気軽に発信できてしまう新技術。そして、19世紀からずっと、人の心を動かす力を持ち続けている写真という技術。

Scott Harrison氏は、この2つの技術を組み合わせ、コミュニケーションズとフォト・ジャーナリズムの世界で活動している。2006年には、『Charity: Water』を設立。その目的は、こんなメッセージを伝えることだった。

井戸、雨水集水、砂ろ過器。そういうシンプルなもので問題は解決する。僕らは何百万もの人々を助けるやり方を知っている。20ドルくらいずつ、出してもらえればいいんだ。

彼はいま、ちょっと斬新なキャンペーンを進めている。その名は、『September Campaign』。なぜ9月なのか?それが彼の誕生月だからだ。彼はこのキャンペーンで、同じ月に誕生日をもつ人に、33ドルを寄付して、エチオピアの人々に清潔で安全な水を提供するプロジェクトを支援してください、と呼びかけている。なぜ33ドルなのか?彼は今年、33歳になるからだ。

「組織の創立者が誕生日を迎えるので寄付してください、彼は33歳になるので、33ドルお願いします」だなんて、馬鹿げた話に聞こえるかもしれない。でも、このキャンペーンは成功している。成功のカギは、シンプル・アイデアと、パワフルに心に訴えかける画像。上記の『September Campaign』のイントロ動画を観てほしい。まさに感動!鳥肌ものだ。

彼らは、カメラをどう使えばいいのか、ちゃんと心得ている。Scott Harrisonは、こう語る。

『Charity: Water』を立ち上げて、まず最初に、井戸をつくって、その写真を撮った。そして、その井戸が人々の生活をどんなふうに変えたのか、みんなに伝えてまわった。それをずっと続けてきたのさ。清潔な水がどれだけ必要とされているのか、それがどういうことなのか、統計とか数字ではなくて、そこで影響を受けている人たちの、それぞれの生きざまを見てほしい。見える化が、僕らの一番パワフルなツールだと気がついたんだ。カメラマンにNikon D200を持たせて現場に送り、活動の記録を撮ってもらう。そして活動が終わったら、活動成果の証拠として写真を持ち帰ってもらう。たいてい彼らは、すべての井戸のGPSポジションと写真と共に、現地の人たちの生活の変化やコミュニティの活性化に関するびっくりするようなストーリーも持ち帰ってきてくれるよ。

プロジェクトの成果は、高画像で、リアルタイムにアップされる。悲しい表情の子供や荒れた土地の写真はまれで、人々の笑顔や希望にあふれる画像ばかりだ。

新しい技術を組み合わせることで、持ち前のコミュニケーション能力をさらに伸ばし、支持者を増やしている『Charity: Water』。非営利活動をしている人たちにとって、ヒントにあふれる組織だ。自分の誕生日も、やり方しだいで資金集めのネタになる。そう考えれば、いくらでもアイデアが浮かんできそうだ。