こんにちは。
昼寝を欠かさない日はない、髙坂勝(コウサカマサル)です(@@)。
こんな話を聞いたことはありませんか?
老人 「おい、若いもんが寝てばかりいてどうする。働きなさい!」
ワカモノ「はぁ、働いたらどうなるんですか?」
老人 「そりゃ、お金が貰えるだろう」
ワカモノ「そしたらどうなるんですか?」
老人 「お金が貯まるだろう」
ワカモノ「そしたらどうなるんですか?」
老人 「そうなったら働かないで寝て暮らせるじゃないか!」
ワカモノ「はぁ、もう寝てまする」
笑い話のようでありながらも本質を突いているように感じませんか?
日々、耳に入ってくるのは「上を目指せ!」という言葉かもしれません。
でも、本当にそう?
幸せへの近道は「 Down Shift 」でしょ!
幸せの本質を掴み、実践するための、
「Down Shift で Re LIFE Re WORKクラス」が10/19(月)から始まります!
*(2015.10.16)こちらのクラスは最少催行人数満たなかったため、開講キャンセルとなりました。
前回の講座の参加者たち。同じ方向性を持つ仲間との出会いがダウンシフトの力になる。
夢を叶え、地球も人も傷つけずに生きたい!
私は11年前から池袋の片隅でチッポケな Organic Bar 【たまにはTSUKIでも眺めましょ】を一人で営んでいます。
売上が上がりそうになるとメニューを減らし、営業日を減らし、今では週休3日。
開店当初から「絶対に必要以上に売上を取るまい」と決めていたら、
逆に11年間も赤字にならずに続けてくることができました。
また、休みが増えるほどに夢も叶いました。
お米や大豆を自給し、DIYを楽しみ、ギター弾いて唄う。
どれだけ昼寝しても、寝過ぎても、焦りは全くない。
むしろ誇り!
だって「成長」とか「右肩上がり」とかできもしないことのために
頑張って、もしくは頑張っているフリして、
余計なもの作ったり売ったり捨てたりするより、
無行為の睡眠なら、地球も人も傷付けませんからね。
そんな私の好き勝手な暮しと働き方がどう影響するのか、
巷では「反政府Bar」「反原発Bar」
そして「退職者量産Bar」などと呼ばれてしまうこともあります、ひぇ〜!
「ORGANIC BAR たまにはTSUKIでも眺めましょ」。現在の社会システムから降りて、好きなことを仕事にし、自由に生きる人をたくさん生んできた。
「社会の構造的暴力」と「個人的な悩みと困難」からの自由。
「構造的暴力」という言葉をご存知でしょうか。
例えばアナタが携わっている仕事、例えば無邪気な買い物・・・・。
それが誰かを傷つけたり、格差を生んでいたり、環境を壊していたり、
戦争に加担してしまっていたりすることが往々にしてあるのがこの社会。
それが構造的暴力です。
どうにもこうにも違和感があったとしても、
そうしないと働けない、暮らせない。
気づいてしまった以上、そういう行為をしたくないと思うのは当然。
でも「仕方ない」と心に蓋をして、諦める。
お金を得ねばならないですからね。
それが現代のこの世の闇。
講座では、フィールドワークとして、実際に髙坂さんの自給自足の現場である千葉県匝瑳市も訪ねる。
一方で、
人それぞれに個人的な悩みや困難が人生につきまといます。
恋愛、人間関係、介護、子育て、いじめ、居場所、容姿、性格、他者の目、承認願望・・・・
それが自分の闇。
この世の闇と自分の闇の境がわからないまま、永遠の自分探しを続けて、
上を目指せと暗黙のプレッシャーをどこからとなく感じながら、
社会の歯車として埋もれてゆき、
答えを見出せないまま歳をくっていづれ死んで行く。
生きるとはそんなもの…なのでしょうか?
いいえ、
違う生き方、
そしてそうした社会を変えて行く生き方、
その変革の先を歩く生き方、
があるんです。
ダウンシフトして、お金をかけずに暮らしをクリエイトしよう!
それが 【 Down Shift (ダウンシフト) 】です。
幸せは、遠くにあって目指すものではありません。
幸せは、こちらがわに手繰り寄せるものです。
この世の闇と自分の闇を解決しながら、
時間を取り戻し、半自給で不安なく、誇りを持てる仕事で、
世間から注目を浴びて認められ、課題を仲間と補完しあい、
生存の知恵を身につけ、手足動かし健康に、
すべてのものに感謝して、美味しいものを堪能し、
楽しく愉快で穏やかに、自分を騙さず正直に、
力を抜いて自然体で生きる。
それって、いいとこ取りでしょ!
Down Shift へ降りる階段は、
おのずと幸せに気づくためのセルフエスカレーター。
昨年2回開講した当講座の受講者は、以下のような方々。
受講後にダウンシフトして、どんどん自分らしく変化していっています。
• ウェブデザイナーとして独立した女性
• カウンセラーとして独立した男性
• 雑誌レイアウト作成の仕事に加えて植木職人を始めた男性
• BAR経営に歩み始めた男性
• カフェ経営に歩み始めた女性
• アート作品を手がけて世の中に発表するようになった女性
• 長野に移住してコンテナハウスをセルフリフォームし始めた女性
• 自らをセクシャルマイノリティーとカミングアウトした方
• 自らをイスラムの国のハーフだとカミングアウトした方
その他、自分の道に自信を深め歩み始めた方や自給農を始めた方がたくさん。
こうして、「ナリワイ」や「小商い」、「農(半自給)」や「 DIY( Do It Yourself )」など、
お金をかけずに自らの暮らしをクリエイトし始める人を生み出してきました。
右肩上がりの目標なんてもうムリ!
嫌な仕事でカネを稼ぐのはもう耐えられない!
社会の、人生の、この違和感をどうしたらいいの!
そもそも生きるってどういうことなの!
時代の変革の先を生きて、次にアナタが誰かの未来になるために。
そんなみなさまのご参加をお待ち申し上げます。
「Down Shift で Re LIFE Re WORKクラス」の講座内容は?
全6回。
「Down Shift で Re LIFE Re WORKクラス」は、
ダウンシフトの意義を理解し、
自分探しを棚卸し、
実際のダウンシフトを知り、学び、実践し、
髙坂のフィールドワーク現場で感じ、
自由への生業へ踏み出せる前までを
つくります。
みなさんのお申込みをお待ちしています! ご質問がある方は、この記事にコメントするか、school [at] greenz.jp まで!
開催概要(全6回)
※内容は一部変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。
日程
第1回 10/19(月)19:15-21:45
第2回 10/26(月)19:15-21:45
第3回 11/2(月)19:15-21:45
第4回 11/7(土)10:30 〜11/8(日)14:30頃 @千葉県匝瑳市
第5回 11/16(月)19:15-21:45
第6回 11/30(月)19:15-21:45 @たまにはTSUKIでも眺めましょ
※第4回の授業はフィールドワークとして、実際に髙坂さんの自給自足の現場である千葉県匝瑳市を訪ねます。1泊2日を予定しておりますが、初日のみの参加でも構いません。
現地集合、現地解散となり、交通費、宿泊費(3000円)、ほかは受講料に含まれておりませんので、ご了承ください。
スタッフ
ゲスト講師
1970年、横浜出身。 会社の前年対比目標が心労で30歳で脱サラ。2003年、石油のためのイラク戦争に反対して社会的アクションを始める。翌年、“もう一つの世界は可能だ”と掲げるインド世界社会フォーラムに参加。帰国後、池袋に1人で 営むOrganic Barを開業。経済成長主義に抗って、“成長しない”を指針とし、今では週休3日。2007年、 脱原発と9条を活かすことを訴えて各地に木を植えながら歩く「WALK9」事務局を勤める。2009年より千葉で米と大豆の自給を始め、 2011年から自給/自立/移住に誘う「NPO SOSA PROJECT」を創設する。脱・経済成長を謳う「緑の党グリーンズジャパン」の初代共同代表を務め、その後、「脱成長ミーティング」を主宰する。著書『減速して自由に生きる ダウンシフターズ」など。
ファシリテーター
磯木淳寛(食と地域を耕す編集者)
鈴木菜央(greenz.jp代表/編集長)
会場
リトルトーキョー(第1回,第2回)
東京都港区愛宕1-2-1 松崎ビル6F
東京メトロ 銀座線 虎ノ門駅 または 日比谷線 神谷町駅 から徒歩5分
グリーンズ新オフィス(表参道近辺)(第3回,第5回)
※住所、最寄り駅情報、アクセスは決まり次第こちらに告知します。
参加費
一般(全6回分) ¥42,000
学生/遠方割引(全6回分) ¥36,000
※学生割引は先着2名まで。
※東京、神奈川、千葉、埼玉以外にお住まいの方は遠方料金にて受講いただくことができます。先着2名まで。
定員
12名(うち学割最大2、遠方割最大2)
※最小催行人数6名
※申し込みは先着順です。定員に達し次第申し込みを締め切らせていただきます。
※最低開講人数は6名です。開講の決定は初回授業の1週間前までご連絡いたします。
申し込み方法
ピンク色の「申し込む」ボタンをクリックして、申し込みフォームにご記入ください。その後、決済画面をご案内しますので、下記入金期日までにお支払いください。決済はVISA、MASTER、JCB、AMEX、Paypal、コンビニ/ATMが利用可能です。
申し込み締切日
*こちらのクラスは最少催行人数満たなかったため、開講キャンセルとなりました。
「Down Shift で Re LIFE Re WORKクラス」カリキュラム
第1回 引き算
自己紹介しあい、自分の将来ビジョンと Down Shift をイメージして対話します。要らないモノをピックアップし、幸せに近づくために自らを削ぎ落とします。そして、互いに発表しあいます。
第2回 足し算
Down Shift にはどんな認識や考え方が必要なのかレクチャーします。それにそって、常識や組織から自由になることを参加者同士で対話します。
第3回 割り算
自分のライフスタイルを吟味し、一年でいくら必要なのか算出し、12で割り算してひと月にいくらあれば(稼げれば)いいのかという「ライフスタイル基準金額」を算出します。
第4回 計算できないものを社会見学
千葉県匝瑳市で活動する NPO SOSA PROJECT を一泊二日で訪ねます。東京近郊から移住して暮らしているメンバーを訪ね、セルフリフォームした古民家などを見学し、田んや畑を体感します。太陽と風をたっぷり浴び、微生物と仲良くなり、身体をすべて使い、汗をかいて代謝をよくし、頭を程よくつかい、センス・オブ・ワンダー(学び/気づき/感動)に溢れ、ご褒美(収穫物)に授かり、分かち合いを惜しみなくできて、長生きピンピンコロリ。それが農であり自給です。そんな計算レスだが豊かな暮らしぶりを存分に社会見学します。
第5回 掛け算
得意な事、苦手な事、好きな事、嫌いな事、人から頼まれる事、人に任せたがる事・・・などを掛け算して、「ライフスタイル基準金額」を満たす将来のナリワイや月3万ビジネス、あるいはミッションを探って行きます。
第6回 卒業式
5回のワークショップを通じて導き得たビジョンをどう実現して行くか。バックキャスティング(いつ実現するかを決めて、それに到達するまでの段階的に達成すべき事柄と期限を設けること)的な志向をもとにそれぞれ発表し、この講座の最終回を人生の再出発地点にしたいと思います。場所は Organic Bar 〈たまにはTSUKIでも眺めましょ〉。乾杯を合図に Re LIFE & Re WORK へ出航!
みなさんのお申込みをお待ちしています! ご質問がある方は、この記事にコメントするか、hello [at] greenz.jp まで!
【参考図書】
髙坂さんの著書「減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)」を読んでいただくと、より講座の学びが深くなりますので、ぜひとも事前にご一読ください。
「減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)」
最後までお読み頂きましてありがとうございました!
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greenz.jp連載「わたしたちエネルギー」