some rights reserved by woodleywonderworks
「ソーシャルグッド」という言葉が、なにかと話題になる昨今。“ITやWebの力で社会問題を解決する”というテーマは、海外だけではなく、国内でも確実に裾のを広げています。日頃の生活の中でも簡単に寄付ができるアプリや、被災地の復興を支援するWebサービスなどが次々に生まれています。
みなさんの中でも「こんなサービスがあったら社会はもうちょっと良くなるだろうな!」と思いつくことがあるかもしれません。しかし、そのグッドアイデアをカタチにして、世の中に生み出すことはなかなか大変なものです。
今回ご紹介する『トレンドマイクロ セキュリティアワード2012』は、そんな「社会をちょっと良くする」ようなアイデアを実現したいと考えている学生を応援し、greenz.jpも企画協力として参加するアプリコンテストです!
ウイルスバスターなどの製品を手がけるインターネットセキュリティ企業 トレンドマイクロは、次世代を担うICT人材を育てる学生向けコンテスト『トレンドマイクロ セキュリティアワード』を毎年開催してきました。
このセキュリティアワードはトレンドマイクロのビジョン「デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界」を実現するための次世代人材育成を行なう社会貢献活動です。国内での選考を通過すれば、中国や台湾の優秀な学生たちと競いあうこともできるグローバルなコンペティションでもあります!
セキュリティアワードではこれまで「情報セキュリティ」をテーマに開催されてきましたが、3回目となる今回のテーマは「社会をちょっと良くするアプリ」です!
国内でもめずらしいこの“ソーシャルグッド”な学生アプリコンテスト、greenzを読んでくださっている学生の方なら興味を持ってもらえるのではないでしょうか?しかし、中には「社会をちょっと良くするアプリってどんなもの?」と思う人もいるかもしれません。そこで、まずはいくつか事例をご紹介します!
「社会をちょっと良くする」アプリにはこんなものがある!
PIRIKA
世界をみんなの手でキレイにしていく「ソーシャル×ゴミ拾い」アプリ。道端に落ちている空き缶や紙くずを拾ってゴミ箱に入れる前に、写真を撮って共有します。PIRIKAのマップを覗くと、世界が少しずつキレイになっていく様子が分かります!
Cause Walker
自分の健康管理と寄付を両立できる万歩計アプリ。自分が寄付したいNPOを選択して、お散歩やウォーキングをします。その歩数に応じて、団体に寄付することができます。
Snooze
朝に弱い人が、目覚まし時計を通じて寄付ができるアプリ。スヌーズ(二度寝)機能を利用するたびに、25セントがカウントされていきます。
Insted
節約したコーヒー代などをそのまま寄付することができるアプリ。ダイエット時に一緒に使ったりすることで、日常生活で社会をちょっと良くすることができますね!
これまでのセキュリティアワードでも、Twitterで出回った“デマ”を集約してソーシャルネットワーク上でこれ以上の誤情報の拡散を防ぐWebサイト『でまわったー』などが、学生から提案されています。日常生活での視点から生まれたアイデアですね!
セキュリティアワード2012への参加のしかた
海外コンテストにも繋がる本選考への参加は、最大4名のチームを組んで申し込むか、個人でのエントリーも可能です。信頼できる仲間がいたり、具体的なアイデアをすでに持っている学生の方はふるってご参加ください。中国・台湾・日本からそれぞれ2組ずつが参加する海外コンテストにおいて優秀チームに選ばれたら、賞金や海外旅行もGETできます!コンテスト情報のアップデートを入手するために、まずは簡易登録を。
ただ、興味はあるけれど「チームを組めるような関心の近い友人がいない…」や「個人で参加するにはすこし不安…」という学生の方も多いのでは?でも、ご安心ください!セキュリティアワード本選考への参加の前に、同じ関心を持っている学生と繋がるMeet Up Eventや、アプリ開発を体験できるMake It Campといったオフラインでのフォローがあるのでもこのアワードの特徴です。
◎Meet Up Event
4月25日(水)に開催される、greenz.jp企画の『Meet Up Event』では「何か行動したい!」「自分にできることってなんだろう?」そんな風に考えている学生が集まって、「社会をちょっと良くする」をテーマにワークショップを行い、アイデアを生み出します!理系・文系関係なく、社会問題の解決や生活を良くするアイデアに関心を持った学生が出会い、語り合う場となります。ここで知り合った仲間同士でマイプロジェクトが生まれたりするかもしれませんね!
◎Make It Camp
5月に開催される『Make It Camp』では「社会をちょっと良くする」をテーマにハッカソン(ハック+マラソン)とビジネスソン(ビジネス+マラソン)を行ないます。ハッカソンでは同じ関心を持った仲間とチームを組んで、2日間こもって「社会をちょっと良くする」ようなアプリを開発します。ビジネスソンで、同様に2日間こもって、まだ世の中に生まれていないようなソーシャルビジネスのプランを作りこみます。2日間でプロトタイプを生み出すハッカソン、ビジネスプランを生み出すビジネスソン。自分の得意な方を選んで参加することができます!
Meet Up EventとMake It Campは、どちらか片方の参加でもOKです!セキュリティアワード参加への踏ん切りがつかない方や、同じ関心をもった学生と繋がりたい方、ぜひ気軽に参加してみてください!もちろん、この2つのイベントに参加しなくても、本選考のセキュリティアワードへ参加は可能です。
セキュリティアワード開催に込めた想い
今回のコンテストを担当するトレンドマイクロの永井さんに、学生へのメッセージをいただきました。
昨年は、東日本大震災やタイ洪水などが発生し、国内海外問わず想像もできなったような事態が起こりました。このような環境で「自分になにができるだろうか」「なにか行動を起こしたい」と考える学生の方も多かったと思います。そして「何かしたい!」と思っている人の才能はさまざまなことに活かすことができると私たちは信じています。アイデア出し・開発・プレゼンテーション・チームマネジメントなど人それぞれの才能を、今回のコンテストで活かしてもらえれば嬉しいです!
学生の「自分にできること」が一ヶ所に集まったときに、どんな化学反応が生まれるのでしょうか?Meet Up Event、Make It Camp、そしてセキュリティアワードから「社会がちょっと良くなっていく」のが楽しみですね!この記事にピンと来た方、まずはセキュリティアワード2012公式サイトをチェックしよう!
コンテストの詳細を知る!
最新の情報をゲットするために簡易登録してみよう。
greenz.jpが企画するMeet Up Event!
[sponsored by TREND MICRO]