今年の3月に起きた痛ましい東北での津波災害での経験を経て、防災カプセル「ノア」は、日本の企業が地震や、津波など緊急時にシェルターとして使用できるようにと開発されました。
コストはおよそ3900ドル。大きさは直径1メートル20センチ、本体重量:70Kg前後。ハッチを開けて中に入り、キャビンには外を見るための小さな窓と、空気を取り入れるための穴が備え付けられています。
カラーリングは目立つ黄色をしており、これはレスキュー隊員の人たちが見つけやすいようにという目的のため。このプロダクトを開発した企業は、このほかにも6人用もあり、12人用のモデルを開発中なんだとか。
置き場所に困ったり、いざ津波が来たときにちゃんと入れるかどうかということだったり、いつくるかわからない津波のためにこれだけのコストを支払うのかなど、いろんな課題が考えられますが、今回の災害を経て、起きた問題を解決するためのプロダクトが生まれてくることは喜ばしいことだと思います。
今後いっそうの発展を待ちたいとところです。
(via designboom)
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