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世界をちょっと良くする夢がずらり!「未来の名刺」で夢公開中

ピクチャ 1

サイトを開くと、数十枚のカラフルな名刺が一斉に現れる。
名前と肩書きが書かれた名刺がずらり。
しかし、この名刺、どれも普通の名刺とはちょっと違う。

2010年4月6日、「未来の名刺」というウェブサービスがスタートした。

実は、ここに書かれた肩書きは、どれもだれかの「夢」。
つまり、「こうなりたいな」という夢を、思い切ってみんなの前で名乗ってしまう、ちょっと大胆な「未来の名刺」なのだ。
さらに、集まった夢にはひとつの共通点が……。

共通点は、“世界をちょっと良くする夢”

その共通点とは、“世界をちょっと良くする夢”であること!
かなうとみんなの未来がちょっとよくなる、だから思わず応援したくなる。見ているだけでもうれしくなれる。
そんなステキな夢をたくさん集めて紹介したい! という思いを込めて作られたこのウェブサービス、運営は「みんなの夢をかなえる会」(NPO申請中)。制作は、面白サイトを次々と生み出し注目を集める「面白法人KAYAC」が担当。

マサキ

制作チームの試行錯誤の末に完成した「未来の名刺」。そこにある名刺の肩書きを少しだけ紹介しよう。

「親孝行に一生かける人」
「世界の夢を叶える旅人」
「笑顔を増やすトランペッター」
「湘南カリフォルニア計画代表」
「ハッピーファミリープランナー」

他にもインパクトがあるものばかり。

例えば、「親孝行に一生かける人」のマサキさんの夢がかなうと、未来の世界は「自分の大切な人を大切にする世界」になる。

それぞれの名刺の夢計画も公開

そして、気になる名刺をクリックすると、それぞれの名刺の持ち主の夢計画をのぞくことができる。夢の実現のために設計された5年分の年間計画、1年の目標はさらに月ごとの目標に落とし込んだ12カ月分の月間計画。なんだか、個人の手帳に大切に書き込まれた未来計画を見せてもらっているような不思議な感覚だが、自分以外の人がどんな夢を持ってどんなふうに努力しているのかを知るのは、刺激的であって、参考にも励みにもなる。

制作中、企画チームがずっと抱えていた「“夢”って、なんか照れくさいから、みんな語らないかも〜」という不安。しかし、夢を語りあうのが照れくさいという人が多い時代だからこそ、こうして他の人の夢を知ることが新鮮に感じられる。

賛同するなら、「応援」「RT」!

連動されたtwitterでは、彼らが夢に向かってどんなふうに今日を生きているかをリアルタイムで知るこができ、閲覧者が「この人の夢かなうといいな〜」なんて思った時には、ワンクリックで「応援」、RTでより多くの人に彼らの夢を紹介してあげることもできる。
もし、twitter上で「○○さんの夢を応援!」というつぶやきを見かけたら、それは、誰かがここで見つけただれかの夢を応援しているということ。RTが広がれば、夢を持つ人にとってはちょっとうれしい声援だ。

そして、夢を投稿した参加者にはさらにうれしい仕掛けが。
月に一度、ビッグな著名人が登場し、投稿されたなかから気になる名刺を一枚ピックアップ。その夢へアドバスを送る。
自らの夢をかなえた著名人たちが、個人の夢に真剣にアドバイスをするのだ。
また、お互いの夢に共感した参加者同士がオファーをし合い、活動コラボが生まれていく可能性も。

今、サイト上にはいくつもの夢が並んでいる。
並んだ夢の一つひとつを眺めていると、最近の若者には……、社会には……、「夢がない」なんて言葉はもう必要ないのかもしれない、なんてちょっと心強くなる。

夢を語るのはちょっと照れくさいけれど、夢を語ればたくさんの人とも出会う、応援者も増える。
堂々と熱く夢を語れるコミュニティーが生まれる。
夢を語るのって、案外いいものじゃないですか?

未来の名刺で参加者を応援する。