温暖化による気候変動は、
もはや手のほどこしようがないくらいの
段階にあるようです…。
地球がこれまで持っていた力を
取り戻すためには相当な荒療治が必要なようで、
ついにドイツでは大地に巨大な注射を
することになりました。
…というのはウソで(笑)、
これは気候変動に対する
市民の行動を促すための屋外広告なんですね。
メッセージは、
「環境のための治療では、
あたなの貢献に勝るものはありません。」
具体的な行動としては、
白熱灯から蛍光灯への切り替え、
乾燥機を使わずに天日干しにすること、
公共交通機関を使った移動などが
例にあげられています。
促す行動はどれも
これまでさんざん言われてきたことですが、
「またかよ」と見過ごされないために、
地面に突き刺した巨大注射器という
アクロバットな媒体を使ったんですね。
環境に対するメッセージがあふれるようになった今、
どう伝えるかのアイデアなりテクニッックなりが
より大切になってきているような気がします。
当たり前のことを当たり前の方法で
伝えるだけでは無視されて終わるだけですし、
エネルギーと資源のムダづかいに
なっちゃいますからね!