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ドラえもん×エコカー「ソラえもん号」が、川崎国際多摩川マラソンにやってきた!

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photo by (c)藤子プロ・小学館

世界中で愛されているドラえもんが、なんとソーラーカーになって登場!

11月16日と23日、同市中原区の等々力陸上競技場に、川崎市多摩区の生田緑地内でのオープンを目指している「藤子・F・不二雄ミュージアム(仮称)」のPRにと駆けつけたのだ。

この、「ソラえもん号」は藤子・F・不二雄さんが自らデザインし、’92年に誕生。マントの部分に太陽光パネルを取り付け、全長5.2m、全幅1.98m、全高1.6mで、速度の最高記録はなんと時速70km。一人分の操縦席は頭の部分となっている。また、実は’93年、オーストラリア縦断レースに参加していて、猛暑の中、10日間で3,000kmを走り抜くという実績も持っている。

16日は、午前8時50分から川崎国際多摩川マラソンの開会式前に競技場のトラックを走行。来場者約6,000人には、ソラえもん号について説明するパンフレット「ソラえもん号激走ハンドブック」も配布した。また23日は、サッカーJリーグ一部の川崎フロンターレvsガンバ大阪戦のキックオフの1時間前、正午からトラックを走行。試合中もグラウンド内で展示された。

なんともたくましいソラえもん号。ちなみに、みなさんご存じであろうが、ソーラーカーとは、太陽電池で発電した電気を使って走る電気自動車の一種。太陽の力を使うから「Solar Car (太陽の車) 」と名づけられた。

ソーラーカーは、エコカーの代表格として一般の認知率は高い。しかし現状においては、ガソリンエンジン車と比べて性能やコスト面で劣り、ソーラーカーを実用化することは難しいといわれている。太陽電池が発展し、ソラえもん号が「未来」のネコ型自動車から「現代」へとシフトする日が早く訪れてほしい。