宮崎市中心街のtwitterへの取り組みを紹介したところ、本当にたくさんの反応をいただきました。ありがとうございます。これはまさに、Twitterと商店街の相性の良さを表すもの。オンラインでの「つぶやき」がきっかけとなり、リアルな場である商店街へと導かれる。そして、そんな人たちが増えていくことで人と人のつながりがうまれる。このような流れをみると、Twitterというメディアには「血が通っている」と感じるし、これこそがTwitterの「ソーシャルな面をいかす」ことにつながるのではないだろうかとも思う。
前回紹介した以外にも、Twitterを活用している(あるいはしようとしている)商店街が次々と現れている。まずは、そちらをご紹介。
- 京都錦市場
- じけまち商店街(兵庫県加古川市)
- 鬼子母神通り商店睦会
- 金沢市商店街連盟
- 浅草千束通り商店街
- 戎橋筋商店街
- 江戸川橋地蔵通り商店街
- 千駄木二丁目商店街振興組合
- 石川県金沢市片町商店街振興組合
- 広島本通商店街
- 水道筋1丁目商店街
またずいぶんとあるもんだ。中でも、観光客の人気も高い京都の錦市場は、大阪のデジタルハリウッド各校との共同プロジェクトでホームページを開設。同時に市場の各店舗がTwitterアカウントを取り、情報を発信するという取り組みを行っている。これは商店街単体ではなく、地域 ぐるみで「この地域を活性化していこう」という試みのひとつといえるだろう(実際は京都と大阪で離れていますが、たとえば「広告代理店に依頼する」というのではなく、協働という 形を取るという意味で)。このように、地域活性化にTwitterを活用しようとしている地域なども徐々に増えてきているようだ。
ただ、錦市場も含め、商店街のTwitterアカウントと各店舗のアカウントがいまひとつ連動していないのが残念なところ。錦市場の場合、サ イト上に各店舗のアカウントのつぶやきをまとめた「まとめページ」はあるものの、このサイト上で閲覧できるのみで、ユーザがTwitter上でその情報を受け取ることはできない。前回の記事で紹介した宮崎のM-townでは、各店舗のアカウントをまとめてリスト化し、そのリストをフォローすることで、各ユーザのタイムラインにその情報が流れるようになっていた。このように、ユーザ側からアクションを起こさなくても自然と情報が入ってくるようにしたほうが、商店街の息遣いが聞こえてくるようでいいのではないだろうか?
前回と今回取り上げた商店街はtwitterのリストにしましたので、各地の商店街の動きにご興味のある方は、ぜひリストをフォローしてみてください。このリスト内で商店街同士のコミュニケーションが生まれたりしたら、さらに新たな化学反応がさらに生まれて全国の商店街が盛り上がっていくかもしれない!と思うとわくわくします。
そして「この商店街もやってるよー」という情報がありましたらぜひ情報をお寄せください。どんどんリストに追加していきますよ!
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