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サイト検索=環境保護!社会貢献型検索エンジン「Ecosia」がデビュー

Ecosia: Copyright(C)2009 Ecosia.org, All rights reserved.

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検索クリック1回ごとに排出される二酸化炭素、6g
仕事でも日常生活でもパソコンが手放せない私たち現代人は、多くのエネルギーを消費し、知らず知らずのうちに地球環境に負荷をかけている。では、これを少しでも軽減しながら、パソコンやインターネットを活用する方法はないだろうか?2009年12月、この方法のひとつとして注目すべき検索エンジン「Ecosia」がドイツからデビューした。

「Ecosia」はGoogleなどと同様、広告リンクへのクリックによりスポンサーから広告収入を得る事業モデルになっているのだが、他の検索エンジンと異なるのは、収入の80%をWWF(世界自然保護基金)に寄付し、ブラジルの熱帯雨林保護に充てるという点。つまり、ユーザの「Ecosia」での検索アクションが環境保護につながるわけだ。

この検索エンジンは米マイクロソフトの検索エンジンBingやヤフーの検索システムをベースとしているので、そのパワーはオリガミつき。また、ユーザの利便性にも配慮されている。たとえば、検索ボックス横のプルダウンでgoogleやyoutubeなどのメジャーサイトと連携しているし、

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ブラウザにアドオン(拡張機能)をインストールすれば、「Ecosia」のウェブサイトに移動しなくても、ブラウザのツールバー上でこれを使うことができるので、さらに便利だ。

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右下のステータスバーで、「Ecosia」を通じて自分の貢献した熱帯雨林保護の規模が都度表示される仕組みになっているため、何気ない検索アクションが環境保護につながっていることを楽しめるかもしれない。

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ご存知のとおり、アマゾンでの環境悪化は深刻だ。Ecosiaによると、過去50年間で世界の熱帯雨林の半分が破壊され、イングランドの国土よりも大きな規模の熱帯雨林が、焼き払われたり、切り倒されてきたそうだ。過度な森林伐採は気候変動の原因になるのみならず、多くの生物を絶滅の危機にさらし、生態系をもゆるがしかねない。

WWFの試算によると、平均的なインターネットユーザーがEcosiaを主な検索エンジンとして利用した場合、年間で1人あたり2000㎡の熱帯雨林を保護できるという。これは、アイスホッケーリンク1枚分に相当する規模だ。この動きが世界で広まり、世界のインターネットユーザの1%がEcosiaを使うようになれば、毎年、スイスの国土に相当する熱帯雨林の保護につながるだろうと予測されている。

百聞は一見にしかず。googleユーザさんもyahoo!ユーザさんも、一度「Ecosia」で気になるキーワードを検索してみてほしい。そして、そのクリックひとつひとつが、少しづつだが着実によりよい地球へと向かっていることを少し感じてみてはどうだろう。

検索エンジン「Ecosia」で気になるキーワードを検索してみよう