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社員のソーシャルデザイン力を育てるステップへ。 関西を代表する「お世話好きソーシャルデザイナー」たちが、大阪ガスに集結した1日をレポート!

ソーシャルデザインフォーラム2016

特集「マイプロSHOWCASE関西編」は、「関西をもっと元気に!」をテーマに、関西を拠点に活躍するソーシャルデザインの担い手を紹介していく、大阪ガスとの共同企画です。

大阪ガスとgreenz.jpのパートナー企画「マイプロSHOWCASE関西編(以下、マイプロ関西)」も、気づけばもう4年目。これまでに90組以上のソーシャルデザインの担い手を紹介する記事を発表してきました。

昨年は、大阪ガス社内に「ソーシャルデザイン室」が立ち上がり、「ソーシャルデザインフォーラム2015(以下、SDフォーラム)」を大阪ガスグループ内で初開催。ソーシャルデザイン事例を紹介する冊子『近畿をソーシャルデザインする』を編集し、従業員一人ひとりがソーシャルデザインの視点で仕事をするという方向を模索するようになりました。

そして、2016年8月30日には、2回目となる「SDフォーラム2016」を開催。大阪ガスのソーシャルデザインへの取り組み、そして関西で活躍するソーシャルデザイナーの最新事例が次々に発表されると、会場は熱気に包まれ大いに盛り上がりました。この記事では、その様子を一部抜粋にておすそ分けします!

世界で一番住みたいまちづくりに貢献するために(大阪ガス)

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開会の挨拶に登壇した大阪ガス副社長・松坂英孝さん。「ソーシャルデザインへの理解を深め、自分にできることはないかとヒントを感じてもらえたら」と話しました

「SDフォーラム2016」は二部構成で進行。前半は、大阪ガス従業員による社会貢献活動、そして大阪ガスのソーシャルデザインへの取り組みの発表が行われました。最初の登壇者は「ソフトボール審判員としてスポーツ振興に貢献」する、大阪ガス・指導計画部 人材開発センターの鞆鉄也さんです。

・「子どもたちの一生懸命を支えたい」と審判になる

鞆さんは、国体や日本リーグなどの全国大会で活躍する、「日本ソフトボール協会(JSA)」公認の1種審判です。近年では、全日本総合女子選手権の試合で、日本を代表するピッチャー・エース上野由岐子投手の投球に「ストライク!」と腕を振り上げたこともあるそう!
 
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鞆さんは、数々の厳しい条件が課されるという1種審判の資格取得を最短距離でクリアしました

鞆さんは、息子さんたちが参加していた地域のソフトボール部で8年間に渡って監督を務めていました。当時、審判の誤審が試合の流れを変え、勝敗を左右する場面を幾度も経験し、「子どもに悔いのない試合をさせたい」という思いから審判資格を取得したといいます。

鞆さん 子どもたちが一生懸命になって、「勝っても負けても涙」という世界を見たいから、僕も審判として必死になってがんばっています。これからも、スポーツ振興と地域活動に積極的に参加して、人と人のつながりを大切にして、楽しく過ごしていきたいと思います。

スポーツマンらしい、キリッとした締めくくりに会場から温かい拍手が送られました。

・大阪ガスは、誰と一緒にどんな未来を目指すのか?

次に登壇したのは、「SDフォーラム2016」の司会も務めた大阪ガス・ソーシャルデザイン室の山納洋さん。「マイプロ関西」に、立ち上げ時から関わっている一人であり、また自らもプロデューサーとしてカフェやラジオドラマをつくるなど、多彩に活動されています。
 
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山納洋さんは、今年、新しい著書『つながるカフェ: コミュニティの〈場〉をつくる方法(学芸出版社)』も発表されています

はじめに山納さんは、さまざまな社会貢献活動を展開してきた大阪ガスが、なぜソーシャルデザインに取り組むのか、その背景を共有。人口構造の変化と価値観の多様化から、社会課題の解決は「行政には担いきれない時代がやってきつつある」と指摘しました。

大阪ガスでは、企業、市民、社会起業家がともに、社会課題の解決を担うという認識のもと、「社会貢献推進チーム」を「ソーシャルデザイン室」と名称変更。「大阪ガスが考えるソーシャルデザイン」をより明確にしたうえで、「近畿圏部のミッション」として位置づけました。

山納さん 近畿圏部のソーシャルデザインとは、大阪ガスグループの持つ強みを活かし、世界で一番住みたいまちづくりに貢献するためのフロントランナーとして活動すること。

大阪ガスとしては、関西を中心に、安心安全で自助共助のまちづくり、スポーツ、食、文化・歴史を核としたまちづくり、すべての人が参加できるまちづくりを実現していこうと考えています。

そのうえで「大阪ガスのソーシャルデザイン」として描かれたのが、社内外と連携する「5つの共創活動」です。
 
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「“小さな灯”運動」は1981年に発足。「一人ひとりが社会が抱える課題解決に積極的に取り組もう」と社員の自主的な活動を応援してきました。また、「SDフォーラム」の前身として開催されていた「社会貢献フォーラム」は、「“小さな灯”運動」の30周年を記念して始まったものでした

山納さん 「世界でいちばん住みたいまちづくり」に向けて、誰と協力して、どんな価値を提供していくのか。ソーシャルデザインチーム、地区共創チーム、大阪ガス従業員、外部団体、個人と、どれだけの共創活動をつくっていけるのか。これを目指してソーシャルデザイン活動として進めていきたいと考えています。

こう締めくくって、山納さんはふたたび司会に復帰(!)。続いて、先述の「5つの共創活動」の2番目に挙げられていた「地域のステークホルダーとの共創」事例のひとつ、「南大阪子育て支援ネットワーク」を担当する、「近畿兼部南部共創チーム」の南貴美子さんと、「NPO法人SEIN」の宝楽陸寛さんを紹介しました。

・「地域みんなで共同子育て」南大阪子育て支援ネットワーク

「南大阪子育て支援ネットワーク」には、「SAKAI子育てトライアングル」(堺市)「えーる」(貝塚市)「NPO法人やんちゃまファミリーwith」(松原市)の3つの子育てNPOと大阪ガス、そしてコーディネーターとして「SEIN」が参加。

2013年の設立から3年間、企業とNPOが対等に対話をし、ともに横並びでビジネスパートナーとして力を発揮できるように、関係性を構築してきました。
 
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「南部地域共創チーム」の南さんは、またの名を「南部の太陽」と呼ばれるお方だそう! 「SEIN」事務局長・宝楽さんとの息もぴったり

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会場にて。「南大阪子育て支援ネットワーク」のパンフレットを熱心に読む参加者たち

ネットワークづくりを進めるにあたって、最も重視したのは「NPOと大阪ガスで、共感できる価値観をつくる」こと。そのなかで生まれたのが「地域みんなで共同子育て」というテーマでした。迷ったらいつもこのキーワードに立ち戻ることで、子育て当事者ではなくても「共同子育て」に取り組む人材を巻き込んでいったそうです。

宝楽さん 目の前に子どもたちがいて、真ん中にママとパパ。後ろに地域ボランティアや自治会の人たちがいるというイメージです。社会課題を真ん中に置いて、多世代が集まることで見える風景がある。それを広めていこうということになりました。

南さん 地域に根ざす大阪ガスグループは、事業を通して地域課題のお手伝いもできるし、私たち自身が担い手にもなれると思っています。大阪ガスの顔が見えることで、これからもお客さまに大阪ガスグループを選んでいただけるよう、活動を推進したいと思っています。

大阪ガスは、今後も各地域の子育てを育むネットワークと恊働することも視野に入れています。「地域のインフラ企業が、地域の子育てインフラづくりを支える」というストーリーは、多くの地域で広く共感を得られそうです。

「ソーシャルデザインこの10年の動き」(greenz.jp)

後半は、関西で活躍するソーシャルデザイナー4組が登壇。お笑いに厳しい関西で叩き上げてきた(!)ゲストたちの、「ボケ」や「オチ」を織り交ぜたプレゼンに、会場はしばしば笑いに包まれていました。司会を務めたのは、昨年までgreenz.jpで編集長を務めた、勉強家の兼松佳宏(YOSH)さん。この10年間のソーシャルデザインの動きを、6つの背景から整理しました。

・ソーシャルデザインの10年を10分で語る!(YOSHさん)

 
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ソーシャルデザインが広がった背景を研究者目線で掘り下げ、なおかつ鮮やかに整理してみせる、勉強家×編集者ならではのプレゼンで会場をうならせました

greenz.jp創刊から10年間、ソーシャルデザインの動きを見守ってきたYOSHさんは、わずか10分間で「ソーシャルデザインこの10年」を整理するという至難のプレゼンに挑戦しました。

greenz.jpが考えるソーシャルデザインは、「社会的課題の解決と同時に、新たな価値を創出する画期的な仕組みをつくること」。「100台ベビーカーダンス」の記事を例に挙げて、誰かの“困りごと”と他の誰かの“得意なこと”がつながるだけで、いいアイデアが生まれる可能性があるとYOSHさんは言います。

YOSHさん “困りごと”がユニークであればこそ、ユニークなアイデアが引き出されるんです。そう考えると、実は「困っている」という声そのものがコミュニティへの貢献であり、イノベーションの種になるんじゃないかと思っていて。

表面的には違って見えることでも、実は本質的には同じ価値を共有していると気づいたとき、人はつながることができるし、幸せを感じるのだと思います。

そして「ソーシャルデザインこの10年」の社会的な背景・目覚めについて、この10年間の社会の動きを振り返り、さらに6つの視点から整理しました。
 
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YOSHさんの資料より。SkypeやWordpress が身近になったのは2003年。Facebookの日本版は2008年。10年前は、大学を卒業して「NPOに就職する」ことも一般的ではありませんでした

たとえば、「行政の変化」では、「NPO法」の施行は1998年のこと。「地域おこし協力隊」が始まったのは2009年、「国家戦略特区」は2013年、「地方創生」は2014年にスタートしています。NPO法人をつくりやすくなったこと、若者の地方移住を後押しする政策が、greenz.jpで取り上げてきたソーシャルデザイナーの動きを後押ししていたことを、改めて考えさせられます。

「これまでの大事とこれからの大事をつなげて本質的な価値を見つけていく。そういう事例がこれから4組登場します」とYOSHさん。「みなさんの力が必要なんだという目線で聴いてください」と参加者に呼びかけました。

・人生に希望が持てるストーリーを。「ハローライフ」

最初に登壇した「NPO法人スマイルスタイル」の古市邦人さんは、若者の声から生まれた“民間版の職業安定所”「ハローライフ」の取り組みについて話しました。
 
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「肩たたき」や「週末だけのカレー屋さん」などの活動をしている古市さん。相談者に「一緒にカレー屋さんをしよう」と提案し、それがきっかけで就活を始めた人もいるそう。何かと引き出しの多い人です!

「ハローライフ」には、ひきこもり経験やブランクのある人から、第二新卒・転職希望者などさまざまな立場で「働く」「仕事」に悩む人たちが訪れます。

彼らに必要なのは「希望を持てるストーリーに出会うこと」だと古市さん。そこで、少し疲れている若者たちが「自分のロールモデル」を見つけられるよう、いろんな経験を持つ人が自然と集まるような仕組みづくりを模索しているそうです。

古市さん たった一人といい出会い方をすると、その周りの見え方が変わります。

社会で働いて、胸ぐらを掴まれて、怖くなって働けなくなった人に必要なのは、いい大人、いい先輩や上司との出会いの経験をひとつでも体感すること。そのために、何ができるのか考え続けています。

ぜひみなさんも、ハローライフで開いている交流会などに参加して、ご自身のお話をしてください。

・60もの自宅講座で住み開きをする「泉北グループ・スコーレ」

続いては、「泉北グループ・スコーレ」の利安和子さんが登壇しました。一言で言うと、「泉北グループ・スコーレ」は、教えられることがある人が先生になって、みんなで学び合う、「自宅開放型」の講座の集まり。平均年齢72歳以上、約260名の会員宅で、約60もの講座が開かれています。
 
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「泉北のデパートにあったカルチャースクールがつぶれてしまったのは、スコーレのせいです」と、冗談を挟んで笑いをとる利安さん(左)。とてもチャーミングな語り口で会場は温かな雰囲気に

「泉北グループ・スコーレ」の受講料は、通信費(年間1,500円)とお茶代(受講ごとに500円)だけで、誰でも参加が可能。助成金などには一切頼らず、活動費はバザーや、会員が所有する農園の作物をジャムや漬物として加工して販売する“事前販売”で賄うという自立的なしくみをつくりあげ、まもなく20周年を迎えようとしています。

利安さん 私たちが暮らしている地域はとても環境のいいところです。にもかかわらず、夫婦のどちらかが亡くなると引っ越してしまう人がいます。それはもったいない。

私たちの目標は「終の住処を我が家で」です。そのために、デイサービスのような講座づくり、ちょっとしたことを助け合える「お助けマンリーダー」などの仕組みもつくっています。

最後に利安さんは「男性はシャイ。退職しましたら仲間づくりが大事ですから、シャイは会社勤めだけにしておいてくださいね!」とアドバイス。会場の男性たちの苦笑いを誘うとともに、盛大な拍手を受けてプレゼンを終えました。

・みんなが“とくい”で「ひとしごと」する「ひとしごと館」

3組目の「NPO法人Co.to.hana」代表・西川亮さんが、「今、一番力を入れているプロジェクト」として発表したのは、2016年2月に大阪市浪速区でスタートした「ひとしごと館」でした。

「ひとしごと館」の特徴は、地域の人々が自分の“とくい”から、困っている誰かのために「ひとしごと」をすること。それぞれの“とくい”が見えるよう「ひとしごとカード」を展示したり、Webサイトに掲載して、“とくい”をもつ人と、困りごとを抱えている人のマッチングをしています。

西川さんが「ひとしごと館」を始めた背景には、ご自身のお父さんが定年退職してから、30年間会社勤めをしてきた経験を活かせずに、地域でアルバイトをしている姿がありました。
 
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「NPO法人Co.to.hana」は、大阪市住之江区・北加賀屋で活動する「デザインの力で社会課題の解決に取り組む団体。デザインを通して、NPO団体の経営にコミットしながら、ともに問題解決を目指しています

西川さん 父が自分の経験を生かして社会に貢献し、やりがいを感じたり、仲間をつくったりできる社会はつくれないのかなと思って「ひとしごと館」の事業を始めました。

ボランティアではなく、ちょっとしたお金を稼いで誰かのために「ひとしごと」する。一人ひとりの得意を活かして地域が元気になるように、取り組んでいきたいです。

プロジェクトを進めてきて、「コミュニケーションが苦手」「自信がない」などの理由で、“とくい”を活かせていない人への、スモールステップ支援が必要なケースがあることもわかってきたそう。西川さんは「ぜひ、みなさんの“とくい”を貸してほしい。また、ひとしごと会員が“とくい”を活かせる機会を提供してほしい」と参加者に呼びかけました。

・子どもたち一人ひとりにオーダーメイドの教育を「トイボックス」

最後は、「NPO法人トイボックス」の白井智子さんが登壇しました。「トイボックス」は、不登校やひきこもり、発達障がいなどの課題を抱える子どもたちを支援する団体。現在は、少子高齢化のため統廃合された、池田市・旧伏尾台小学校で不登校の子どもたちのみならず、「赤ちゃんからお年寄りまで居場所のあるまちに」という活動へと幅を広げています。
 
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白井さんの原点は、4〜8歳を過ごしたオーストラリアの「みんなにデコボコがあって、自分のいいところを伸ばした先に職業があるんだ」という教育観。帰国後、「みんな同じでなければいけない」日本の学校教育に違和感を覚えたそう

白井さん 2003年に「トイボックス」を設立した頃は、「不登校の子どもたちを集めて学校をしている」と言うと、「なんでわがままな子どもを甘やかすの?」と言われました。

でも「発達障がい」という言葉が広がりだして、ずいぶん状況は変わりました。わざとサボったり、わがままを言っているのではない。ちゃんとその子に合うサポートをすればちゃんと伸びていくんですね。

白井さんは「人それぞれにデコボコがあって、その違いを認め合いながら、いいところを伸ばしていけばいい」と言います。過去に“天才”と呼ばれた人たちにも、発達障がいを持っていたとされる人は多いそう。だからこそ、白井さんは、それぞれの子どもの可能性を信じてオーダーメイドの教育を行ってきました。

それでもなお、この日本にはまだ「教育を受けられない」状態に置かれている、不登校の子どもたちが小中学生だけで12万人もいます。「すべての子どもが自分に合う教育を得られる世の中にしたい」と白井さん。「ぜひ、みなさんも課題を抱えた子どもたちに、臆せず関わってほしい」と参加者に呼びかけました。

“地域に根ざす“ことの意味を改めて問いなおす

「SDフォーラム2016」の締めくくりには、大阪ガス取締役・常務執行役員の宮川正さんが挨拶に登壇。「非常に感銘を受けました」と一日の感想を述べられました。

宮川さん 大阪ガスはもともと地域に根ざした温かい企業です。一人ひとりが真心のこもった温かい目線で、お客さま、地域の方々と接していくことが大切だと思いますし、私自身もそういった心構えで、社業をふくめて仕事にあたりたいと思います。

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大阪ガス取締役・常務執行役員の宮川正さん。「時間が許せば一人ひとりの発表にコメントしたいくらい」と話されました

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ほぼ満席だった会場に加え、今年からは社内各部署でのストリーミング放送も実施。時折、登壇者が「画面の向こうのみなさん」に語りかける場面もありました

「SDフォーラム2016」では、約3時間の長丁場にも関わらず、途中退席する人は少なく、みな最後まで真剣に聴き入っていたのも印象的でした。みなさんにも、最後まで楽しみながらこの記事を読んでいただけていたらとてもうれしいです。

さて、今年も大阪ガスとgreenz.jpによる「マイプロ関西」は継続します。お互いに「ソーシャルデザイン」というキーワードを共有しながら、関西らしい人情味にあふれた(時として、ややおせっかいな)ソーシャルデザイナーたちを、これからも応援していきたいと思います。