南オーストラリアの最大の墓地が葬式や埋葬の一連のサービスをカーボンオフセットするサービスを始めた。アデレードにあるセンテニアル公園がはじめたこのシステムは、オーストラリアでは初の試みだ。
研究結果によると、火葬は一回に169kg、土葬の場合は39kgのCO2を排出する。一見、火葬のほうが環境に負担がかかりそうだが、土葬には墓石の環境を整えるために、土をならす大量の水を使い、芝生を整備したりしなければならないため、実際には土葬のほうが環境負荷が高いそうだ。
この公園の代表責任者は、
こういった埋葬における環境負荷を今回のサービスにより、環境の負荷を軽減できるだろう。
と語っている。
実際にはオフセットするのに、一死体あたり、一本の木を植えるとのこと。しかしまあ、以前紹介したエコフィンしかり、自分が死んでしまってからも地球環境への責任が問われる時代が来たということなんですねぇ。