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生活に”編集”というメソッドを取り込んで、視野と意識を拡張する。greenz.jp編集部インターンを募集中!

16年間かけて7000本の記事。書籍や企画展など、さまざまな編集物を発信してきたNPOグリーンズ「greenz.jp」編集部。このたび、編集者・ライターを志す方々や、NPO運営の裏側を見て学びたい方々を対象に、編集部インターンを募集開始することになりました!

副編集長・スズキコウタいわく、自分をアップデートし続けている人なら、学生に限らず社会人からのエントリーも歓迎とのこと。みなさんからのご応募をお待ちしております!

副編集長からのお誘い「編集という生き方を身につけるインターン」

ウェブマガジン「greenz.jp」の編集者になって、今年で10年目。実はもともとこの道を自分の意志で決めたわけではない僕ですが、すっかり「お仕事は?」という質問に対して「編集者をしています」と答えるのに慣れ、また腑に落ちるようになりました。

とはいえ、「”編集”をする者」というこの肩書き。昨今のテクノロジーや社会の変化で「編集」の対象は増えましたし、また、編集者を名乗るのに必要な検定や免許もないので、解釈はさまざまです。

(ある時、小学生の前で編集の授業をしたときに、「編集者ってどんな仕事をしている人だと思う?」と聞いたら、「YouTubeをつくる人!」という子どもたちが多数で驚きました・・・)

ここだけのフライング。実は今年、僕は仲間とともに「実は現代人の多くは編集をしながら暮らしているのではないか?」という問いのもとで、編集者を自称していない人びとの仕事術を観察し、考え、学んでいく場をつくろうとしています。この地球・社会にあるさまざまな資源を並べ、分類し、合体させ、自身の視座で新たな価値を創造する。それが僕の考える編集で、このフレームはコンテンツ以外にも、料理、ビジネスプラン、ファッション、家事、さまざまに使えるものです。

そんな僕が司る編集部が「編集インターン」を募集するのですから・・・うん、もう、壮大すぎて何が体験できるのかわからないし、ハードルが高くて大変そうに思われるだろうし。少し、みなさんに分かりやすく噛み砕かないといけませんね。

greenz.jpを中心に、いま、僕が編集をしてアウトプットしているものを書き出してみます。

・ひとつひとつのgreenz.jpで公開される記事
・年間複数本で構成されるクライアントとの連載企画
・信頼するエッセイスト、コラムニスト、ライターとの連載企画
・NPOグリーンズの運営
・作文技術を学びたい、ライター・エディターを目指す人に向けた授業の展開

この5つをどのように進めているかというと、

・計画(企画)をする
・取材をする
・書く
・会議をする
・完成物のクオリティを判断・確認する

になるのですが、こういった「何をするためにどんな積み重ねを日々しているか(TO DO)」という姿勢だけでは、読者や取材先やクライアントや自身の満足する結果にたどり着けません。

きちんとやるべきことを、効率よく精度高くしていたとしても。。。

では、何が抜け落ちてしまっているのか。僕が大事だと思うのは、そのときに取り組むプロジェクト(全体・完成形)、そして先に上げた5つのプロセスに対して、どんな態度でのぞむか。つまり在り方、TO BEです。

僕が編集者をするうえで、欠落させることのないように意識している態度は、この2項目です。

・いかに扱う事象・主題をいちばん「面白がる」存在でいられるか
・「伝えたい」という熱だけでなく、届けたい相手に起こる情動や思考に寄り添う愛・思いやりを持ち続けられるか

手の動かし方、アイデアを生む思考メソッドだけでなく、どう向き合うか。そんな学びを得たい方に、greenz.jp 編集部のインターンはおすすめしたいです。

greenz.jp 編集部にインターンとして加わると、一般的なウェブメディアの編集部会議では議題に上がらないであろうこともたくさん話し合う様子を目撃するでしょう。そして、編集部のコアスタッフからお願いする依頼ごとや、「グリーンズでこういうことをやってみない?」というお誘いも、きっと広くさまざまな領域(※)のことになると思います。
(※)その内容は応募要項をご確認ください

そんなわけで、もしかすると、編集者を生業にするべく企画・執筆・編集・校正などに没入したい方にはミスマッチもあるかもしれません。

ただ、編集というテクニックを使って、この大きな世界を眺めてみようという心意気を持つ方々。

つまり、この地球・社会・自分自身にどんな資源があるのかと可視化し、並べ、合体し、視座を加えて価値を創造する。

そんな社会に対するワクワクする観察眼を取り戻す、痛快でマインドフルな編集者という生き方に出会いに来てほしいですね。

学生はもちろん、働き盛りのビジネスパーソンの方々、組織をリタイアした方、どなたも応募可能です。いちばんの応募条件は、世代でもジェンダーでも居住地でもなく、常に自分をアップデートし続けている「新しさ」を持っていること。

素敵な方々と出会えることを楽しみにしています。

greenz.jp 副編集長 スズキコウタ

先輩からのオススメコメント

世界を眺めるまなざしが変わったこと。これがいちばんのおすすめポイントです。記事を書くのもそうだし、日常の豊かさも感じられるし、自分を取り巻く業界のこともまた違った目で見られるようになるかも。私の背景は医療や地域包括ケアですが、まなざしを得たおかげでそれまでとは違うように見えてくる。医療や福祉がもっと暮らしと接続されるように記事を書いてみたいというのが私の野望の一つです。

あとは、全人的なお付き合いができる関係性があることでしょうか。公私混同がよしとされることがありがたいなと思います。(山崎久美子・社会人インターン)

greenz.jpに掲載される記事をいち早く読むことができます!早く公開されないかなと分娩室の外でそわそわするような気持ちになっちゃうけど、それがいい。何を届けるのかも大切だけど、どう届けるか思案するのも楽しいですよ!(阿部哲也・社会人インターン)

応募要項

【期間】
4ヶ月

【応募条件】
・毎週木曜日午前10時〜12時に行う編集部会議に参加できる(オンライン)
・リモートで活動できる
・該当する期間中に必ず継続できる

(※)学生以外の方々からのご応募も大歓迎です!

【採用人数】
若干名

【greenz.jp 編集部コアスタッフ】
鈴木菜央
スズキコウタ
廣畑七絵

【主な業務内容】
・編集部会議(木曜午前10-12時)への参加、議事録の作成
・取材テープの文字起こし
・SNSやメールマガジンでの記事公開告知
・システムへの原稿の入稿作業
・Zoomを用いた会議や学びの場のスタッフ
・編集部による製作・イベント・学びの場についての企画会議への参加(希望制)
・NPOグリーンズの社員研修への参加(希望制)

【学べること】
・社会を眺めるまなざし・メガネ
・グリーンズがビジョンとしている「いかしあうつながりあふれる社会」
・記事製作時の企画・計画プロセス
・ライターやエディターの取材メソッド
・グリーンズの会議運営術
・文章を書くテクニックと喜び、緊張感(作文の教室にて)
・ライター・編集者たちの興味関心とアンテナの張り巡らせ方

【関わり方】
毎週木曜日午前中に編集部会議、それ以外はオンライン作業
・実質 週2日稼働程度
・給与なし、交通費のみ支給

【先輩たちの卒業後の活動】
・サステナビリティ〜エシカル〜ソーシャルな領域の企業や団体への就職
・ライターや編集者としてフリーランスで活動
・グリーンズの一部事業にフリーランスで参加

【インターン特典】
・編集長・鈴木菜央、副編集長・スズキコウタが「グリーンズの学校」で主宰するクラスの聴講(オンライン、リアル)
・グリーンズ第二編集部「GCC」での企画・編集・校正・執筆などの活動(参加には別途エントリーが必要)
・編集部に限らず、NPOグリーンズ全部署のメンバーが属するオンラインサロンへの参加
・グリーンズで活躍するライター、エディター、フォトグラファーが属するオンラインサロンへの参加
・オンライン、リアルでの交流会への参加

【応募締め切り】
設定なし
(※)状況に応じて、予告なく応募受付を終了する場合があります。

【選考方法】
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オンラインでのミートアップ

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【応募方法】

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【お問い合わせ先】
henshu@greenz.jp (担当: 廣畑、スズキ)